ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

9月22日(月)独り言

日曜日は秋の夜長を感じるような・・・
静かで一日中・・我が家と波際を、
離れることはなかった。
 
 
 
昼過ぎから・・雲の多くなった波際界隈!
今日は獲物があまりいない日なのか・・・
 
 
 
人の出も少なく、いつもの賑わいもない。
どこか寂しげな海岸風景~~~
 
 
 
太陽も雲に遮られ・・・リロアンの海一帯は、
灰色の景色と化した・・・天気のいい日は・・・
 
 
 
夕日で赤く染まった~空を見ると・・・
何故か・・明日への希望も湧いてきて・・
 
 
 
ロマンチックな気持ちにもなる。
人間の心とは~実に不思議なものだ!
 
 
 
””赤い夕日が~校舎を染めて~
  楡の木陰に~弾む声~
  あ~あ~あ~高校三年生~
  僕ら離れ離れに~なろうとも~
  クラス仲間は~いつまでも~””
 
 
 
舟木一夫の青春歌謡が流行ったあの頃・・・
私の心は・・夢と希望でいっぱいだったが・・・
 
 
 
現実生活は、田舎のマOコ出しストリップ小屋・・・
ヌードダンサーとやらは、舞台全面~右左~
 
 
 
花道上を縦横無尽にうねりまわり?
客の目の前で股を開き・・・真っ黒けの毛を~
 
 
 
自分の手でかき分け~どす黒くなった・・・
花びらを、指で入念にめくり上げ~~~
 
 
 
客の一人一人・・・顔の前にこれでもか~~~
これでもか~~~と腰をひねりながら見せびらかす。
 
 
 
その光景を舞台の袖から見ていると・・・・・・・・・
客の頭は、マOコが右に行けば一斉に右へ~~
 
 
 
左へ行けば、また一斉に左へマOコを追っかける。
まるで・・寄せ手は返す波の如く一糸の乱れもない。
 
 
 
今思えば・・あの頃のヌードダンサー誰も・・・
マO毛は・・剃っていなかったな~~~
 
 
 
剃ってたほうが見晴らしは、良いと思うけど・・・・・・・
マO毛・・あったほうが、チョイチラで盛り上がる?
 
 
 
あの当時のマOコ出しダンサーは、年増が多く・・・
卑猥な黒毛と・・・どす黒い花びら?キャタピラ?
 
 
 
それを目の前に呼びたい客は、熱い拍手で・・・
こっちへきて~こっちへきて~のおねだり?
 
 
 
年増ダンサーは、それが気持ち良いとみえ・・・
うれしそうな顔にしわを隠し・・あっちへひらひら~
 
 
 
こっちへひらひら~股を開きまくる・・・
やたらちじれて量の多いマO毛にグロテスクな・・・
 
 
 
キャタビラ・・・若い私のあそこ、いつも見てるのに~
いつも東京スカイツリー・・・・・・若さは偉大だ。
 
 
 
そんな舞台で・・・そんな客の前で・・・
ダンサーの数が足りない構成上とは云え・・・
 
 
 
20分間も何か・・・芸をしなければならない。
私にとって、許容範囲を超えた・・・拷問だった!
 
 
 
舞台が明るくなり・・私がのこのこ出てゆく・・・
客は一斉にトイレか・・・新聞、週刊誌・・・
 
 
 
またはブーイング~~何度荷物まとめて帰ろうか・・・・
と・・思い悩んだことやら、無論客は私など、無視!
 
 
 
そんな所で何をやっても、うけるわけなどない・・・
だから~私のネタは只ひとつ、女装して踊る・・・
 
 
 
20分間・・辛~~~~~~~~~~~~い!
最後は脱ぐのだから・・・自分でも気持ち悪い・・・
 
 
 
駆け出しの私・・・他に仕事はな~~~い!
わざと大あくびは、こかれる~優しい言葉で・・・
早く終われば?と・・・慰めの掛け声?
 
 
 
こんな舞台を経験すると・・・結構怖いものなしにも、
なってくる・・・””俺だってやりたくて~~
やってんじゃ~ねえ~後10分したら消える~””
 
 
 
時には、舞台と客席で喧嘩越しのやり取りも・・・
これって・・・芸人の修行になってない・・・・・・・・・・
 
 
 
只食うために・・・必死で生きてたあの頃~~~
夢と現実の違いに・・幾度となくせんべい布団に、
 
 
 
涙したことやら・・・かれこれ~50年も前になる・・・
ありがとう・・・ありがとう・・・ありがとう・・・!!!