6月3日(金)独り言・・・戦友
雨季の入り口に差し掛かったセブー
まったりした天気の中にも日中は
まだまだ厳しい暑さが続いている。
エアコンを止めるとジトジト汗が滲む・・
そんな時は波際チロリン村のカウンター
南国の海風が心地よく癒してくれる。
大自然界のエアコンはやはり最高!
行き交う小舟は少ないが・・・激しい波風
立たぬ湾内~~無限の仏界にも見えてくる。
リロアンの海のようにいつも心を保てれば
波風立つ人生など縁なきものを・・・
にもかかわらず、ふとした事で心が騒ぐ・・・
まだまだ私のケツは青二才・・・
もしも天から迎えが来るそれまでに
しかと精進・・修行・・怠りなく・・
後は南無阿弥陀仏にお任せし・・・
青ケツは光輝くしなびたケツに(笑)
目前に広がるリロアン湾・・・
いかにも平和の象徴海らしからぬ海・・
静かな海面・・本当に沼のようだ
その昔必死の戦いがあったこの場所に立つと
つい・・軍歌が口をついて出てしまう・・・
それも私が生まれた旧満州地方を題材の
戦後・・・みんなが口ずさんだ軍歌・・””戦友””
此処はお国の何百里~離れて遠き満州の~
赤い夕日に照らされて~友は野末の石の下~
思えば悲し昨日まで~真っ先かけて突進し~
敵を散々懲らし足る~勇姿は此処に眠れるか~
私に実際の戦争体験はないものの・・・・・・
引き揚げ軍人から直接ガキの頃・・・
よく戦争体験を聞かされたものだ!
終戦間近・・・ソ連が日ソ不可侵条約を破り
突如宣戦布告・・・満州に攻め込み日本兵を
一般日本人をやりたい放題殺戮放題・・・
捕虜にし・・・極寒のシベリア送りにしたのは
有名だ・・・卑怯この上ないソ連の行動!
無事引揚げることができた日本人も無念の極み
私の親父は民間人のボロ服をまとい・・・
言葉の不自由なおしに成りすまし2度の
不審尋問を切り抜け・・命からがら運よく
日本へたどり着くことができたと云っていた。
足を負傷してたのもよい味方だったかも知れぬ
しかしそのときの傷が悪化・・生涯まともに
歩けぬ身体になってしまったが・・・
そんな親父にもこんな初心な時代があった。
15~6歳の頃だろうか・・・太平洋戦争真っ只中!
(真ん中・・偉そうに座ってるのが親父です)
不幸な青春時代を生きたとしか思えぬ。
運命の悪戯にしてはあまりにも過酷だ!
(こんな娘を紹介してあげたかった親父に・・・)
此処波際でも戦死者が出ている・・・
戦争はどんなきれいごとを云っても
間違いなく人間同士の殺し合い・・・
野獣の世界と何一つ変ることなし!
人間誕生以来現在まで・・・その繰り返し・・・
そしてこれからいつまで続けていくのだろう!
地球上に””いきもの””がいる限り・・・
争い・・殺し合いは避けられぬのだろうか・・・
人間にとって未来永劫の課題かもしれない・・・!
この辺で失礼いたします・・・お元気で・・・
””セブ島情報・・・ポチリとお願いできますか?””