ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

1月8日(月)ギター教室へ通った


今日もぼんやりした波際の天気


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これぐらいの方が涼しく

仕事も大助かりと喜ぶ

屋根・・必殺修理人


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カモテスが故郷のエルメール

地元から兄弟の屋根修理人を

おびき寄せ・・住み込み

緊急屋根補修・・でっけー

台風が来る前に


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転ばぬ先の杖とやら・・・

それでも転んだら

悪霊のせいにでもしよう・・・


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日曜日の夜日本にいる

母親デブ夫人のところへ

冬休みでバカンスに行ってた

17歳次女真理が無事

大荷物を抱えセブエアポートで

エルメール、ジョビー、テオン、

長女愛美の出迎えをうけ・・

リロアンの我が家へ帰ってきた

荷物の総重量38キロだと言う・・

こんな荷物を女だてらに

よく持ってこれたと感心するわたしに

””だてに太ってるわけじゃないよ!””

と・・・変な自慢をされてしまった

自慢のお返しにお土産を受け取る

変な青春爺・・・このソーメン

結構重たいずっしりと・・・


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わたしの代わりに妻デブ夫人が

3ヶ月分の腸閉塞、萎縮性胃炎、

脊柱管狭窄症などの薬を


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病院に出してもらい

お土産として薬もいただいたけど

痛まない限りなるべく飲まぬ

ように心がけるつもり・・・

薬の飲み過ぎが原因で

病気が増えたら

変な爺様になってしまう・・・

年寄りの歩行練習も

時々目にするけれど

テオンも負けずに歩行練習


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人間って生まれて死ぬまで

歩行が大事・・中には事故や

病気で歩けぬ人もいるけれど

そんなハンデを背負った人も

身体の動くところを使ったり

心の歩行も試みる・・・

手や足が普通に動ける

人々は動けることに

なんの不思議も感じなく

痛いの疲れたのと

不満たらたらいう人も・・

五体が普通に動ける事こそ

奇跡なのに・・・

わたしは奇跡の青春爺

ちっとばかりの病気で

弱音吐いてる場合じゃねえ~~


        <青春爺放浪記>


HNM先輩の言われるままに

渋谷の新興宗教教団の

一員になった少年全然興味は

なかったけれど寝る場所と

1日300円のこづかいが

もらえる・・教団の一員に

なるのなんて問題などなく

なにも躊躇することはなかった

教団の教えを説いた

黒い表紙の教本を手渡され

毎日・・朝夕読み祈ることが

大事だけれどそれに伴う

正しい行動が一番大切だと

諭された・・帰りの電車の中・・

教本をめくって見たが

16歳・・無学な少年には

なんだかさっぱりわからず

それより頭の中は・・飯田久彦、

坂本九、中尾ミエ、弘田三枝子、

等々・・青春歌手が

頭の中を占領していて

宗教が入り込む隙はなかった

テレビの音楽番組では

バックバンドなのに何故か

メインスターのように

少し薄めの髪をオールバックに

顔に化粧まで施し満面の笑みと

豊かな表情で指揮をとる

スマイリー小原とスカイライナーズが

大人気で音楽番組を仕切り

スマイリー小原の人気は凄く

単独でテレビコマーシャルまで

化粧したスター顔を自信満々に

””コロナマークⅡ””

と低い響く声で・・・

今も強く記憶に残っている。

HNM先輩は電車の中で

もそっと・・・坊や~~

””袖触れ合うも多生の縁てわかる?””

””ハイ・・生きてるといろんな人と
 多少の縁があるってことですよねえ””

””そうじゃなくって人は生まれ変わり
 死に変わり網の目のように繋がってる
 関係のない人など誰もいないって事・・””

優しく教える先輩に教団が教える

神様よりHNMさんが神様に

見えてきた少年・・・・・・・・・・・・!

でも・・頭の中は寝場所と300円・・・

板橋駅を降りいつものソバ屋で

ご馳走になり・・アパートで

教本を広げ先輩と一緒に

読み祈ったが理解してない

少年の心はうつろだった・・・

あくる日杉並区にあると言う

ギター教室へ有り金3000円を

ポケットに突っ込み広告に

書いてあった住所を尋ね・・

探し当てたギター教室は

新堀ギター音楽院

院長新堀寛己と看板が出ていた・・


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中に入るのを一瞬ためらい

立ち尽くす田舎少年・・・・・・・・・

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!!