1月30日(火)無罪放免
カラリと晴れ上がった波際・・
風は少し強めだが
海からの心地よい潮風
通りまで吹き抜け冷やりと
骨ばった身体を癒してくれる
波際の海面が吸い込まれるほど
きれいになるのは
3週間後になると思うけれど
それまでじわりじわりと
南国の温度が上昇し
本格的な夏を迎えることになる。
海のコンデイションがよくなるのは
歓迎だが痛くなるほどの暑さも
ちょいと辛い・・虫の良い奴・・
南国の海を楽しみに来る
観光客にとっては最高だ・・
海水は温水プールのように
ぬるま湯だしホテルに戻れば
エアコンの効いた涼しい
部屋が待っている・・・
ダイビングも島めぐりも
上げ膳据え膳の
セブ流おもてなし・・・
日本では味わえぬ
ひと時が待っている
そんな時間を楽しんだのも
かれこれ30数年も前のこと
その頃に一日ぐらい戻って
見たいと思う今日この頃・・・
今宵もその頃に戻ってみるか~
夢見る夢子の波際爺!
お酒がちょいと入りグッドゥな
フィーリングになるといい味
出てくるOKMさん・・浅田美代子の
とぼけた味を出しまくり・・・
周りを楽しませてくれる・・
こちら本物夢見る夢子ちゃん
今朝も元気でSISさんと
朝方のご挨拶・・パチリ!
何処へ行くのか豪華な船で
バイクの横に乗せられた
処刑されたばかりの子豚が
喉をかき切られ血を流し
運ばれていくけれど
道行く人は気にも留めずに
通り過ぎていく・・・思うのは
美味そうだ・・・・・そんなところか・・
豚・・野菜・・ライスも同じ感覚・・・
と云うよりも豚はもっと好まれている
最上の食料として、豚、犬、猫、
同じ動物だけれど人間の
趣味趣向によって動物の
運命は大きく変る可哀想な豚系・・・
フイリピン人の豚好きは
世界一と云っても良いだろう
こんなに好まれて・・・
豚は幸せなのか不幸なのか
諸行無常なんて云ってる場合じゃない
諸行は無情・・・ああ~無情!
””わかるか?テオン””
””もちろんわかるよ~””
””橋幸夫が歌ってた霧氷””
霧氷~霧氷~思いでは~帰らない~
””違った?ゴメンなしゃい””
淀橋警察の大岡裁きで
事無きを得た少年・・・
内外ニュース劇場の社長や
HKI先生に怒られることもなく
もちろん褒められることもなかった
けど・・2度とつまらないことを
しちゃあダメだと一言釘を刺された
ある日の初夏の出来事・・・
少年が一番恐れていたのは
霊山村の貧乏父ちゃんに
警察から連絡され・・
金のない父ちゃん・・・
悪い足を引きずりながら
東京新宿淀橋警察暑へ
呼び出されるのが辛かった
不安な思いが外れ
最高に嬉しく淀橋警察署に
心底感謝し””ありがとう~””と
寝る前シーツに顔をうずめ叫んだ!
少年は気が小さいくせに
人一倍の負けず嫌い・・・
時々人間関係で摩擦もおこし
自分が嫌になる事があったけれど
そんな自分に対しても
負けず嫌いを発揮し・・
持ちこたえる事もできた気がする
16歳~17歳・・反抗期だったか・・
単なる生意気だったのか・・・
青春の入り口で悩みながら
喜劇役者を目指しつつ
いつまで続く修行生活?
ゴールの見えない下積みは
夢がある反面辛く切ないものだった。
当時内外劇場で売り出し中の
美人でグラマーなストリッパー
HTM姉さん・・お客さんに
絶大な人気があり・・社長や
支配人の期待も凄かったけれど
ハイミナールと云う薬中毒で
遅刻をしたり仕事中にふらりと
いなくなる・・支配人の指図で
少年は一時HTM姉さんの
子守兼見張り役を言い渡され
思いもかけぬ行動に出る
HTM姉さんに付きまとうのは
大変だった・・ハイミナールを
内緒で飲んだり買ったりするのを
内緒にしてあげるとこづかいも
くれたけど・・仕事中ふらりと
映画館へ行き映画を見たいと
駄々をこねる姉さんを
なだめながら仕事場へ戻す
管理人みたいなことまで
する少年・・なんだか立場が
逆のような気もしたが
淀橋警察で面倒見てもらったことを
思い出しHTM姉さんには
優しく接していた・・・・・・
舞台シューズ磨きは苦もなかったけど
下着やパンティーの洗濯は
複雑な気持ちだった・・・けれど
姉さんたちは少年を一人の
男として見てはいないらしく
なにも気にせず汚れたパンティーを
堂々と差し出す・・・・・・・・・
男として見て貰えぬ淋しさを
胸に秘め不確かな
未来だけを信じつつ
早く20歳になる日を
心待ちに修行する毎日・・・・・
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