2月1日(木)修行一筋
好調な天気が続くリロアン
なんだかわからないけど
ありがたい限りだ・・・
台風でも来れば切実に
ありがたみがわかるのに
気づけぬわたしたちの石頭
喉元過ぎれば熱さ忘れる
日照りが続けば雨よ来い来い
雨恋し~~~
勝手なことばかりほざきたがる
煩悩満載なわたしたち・・・
水曜日煩悩はそのまま置いといて
衰えつつある肉体の滅びを
少しでも遅らせようと
未練がましく・・無駄かも知れない
徘徊を煩悩爺二人そろって
見てくれだけはさっそうと・・・
いつもの手馴れたコース
””SISさん””と・・・・・・・・・
安全・・安心・・安定道路・・
リロアン橋から拝める
黄金色の西方浄土
いつ見ても飽きの来ない
ゴールドラッシュ・・・
世俗の18金に比ぶべくもなし
地球は消えても宇宙は残り
宇宙の果てにはまた宇宙・・・
きりのない妄想道を歩き続けた
二人の黄金爺・・着いた所は
お釈迦様の手のひらだった。
南無阿弥陀仏・・南無阿弥陀仏・・
夕飯を食べ一休みしたら・・
チロリン村の彼方に
スーパーブルーブラディームーン
今度は東の空に東方浄土・・
スーパームーンを見上げる怪しげな男女
いたるところにある浄土は素敵だ!
””ママ~お月様にロケットで行って見たい””
””できれば今年の夏ごろ・・・””
””三年は無理かも知れないな・・・・・・・””
<ザ・コミックス放浪記>
ストリップ劇場も慣れてきて
少しずつ一言二言セリフがある
役ももらえるようになったけど
中々自然にこなせず苦労する少年
休みがもらえたある日・・・
YUちゃんの彼女が借りた
アパートへYUちゃんを訪ねて
行った・・花園街のすぐ近くなのに
わかりづらくやっと辿りついた・・
細い路地の奥にあり・・
6畳一間トイレ台所は共同
2畳半よりかなり広く・・・
うらやましかった少年
彼女はいらっしゃ~いと
にっこり迎えてくれたけど
YUちゃんから聞いていたのは
彼女・・歌舞伎町の高級クラブ
みやびで働いてると云ってたので
美人を想像していたけど・・・
吉本系の女漫才師のような顔で
びっくりしてしまった・・・
愛嬌は飛び切りよかったけど
高級クラブのホステス?
疑ってしまった少年・・・
顔のイメージは霊山で
時々父ちゃんが昼間
錆びた自転車に乗せて
売り歩いてた玄米パンに似ていた
眉はなく目も細く小さい
唇は厚く歯並びも良くない
だけど細面の優しそうな女性だった
夕方5時ごろYUちゃんと少年に
ご飯を作ってくれてちゃぶ台に置き
彼女は急ぎ足で銭湯へ行き
2~30分で戻り・・鏡の前で
化粧を始め・・テーブルの上は
そのままにしてていいわよ・・後で
私が片付けるから・・・と云い
せっせと化粧と仕事用の着物を
てきぱきと着こなし””ゆっくりしてねえ””
と言われ・・初めて姿形をじっくり見て
び~~っくりした少年・・・・・・・・
本当に別人28号だった・・
やがて薄汚い細い路地を通って
歌舞伎町の高級クラブみやびへ
出勤する彼女・・・・・・・
高級クラブのホステスなど
雲の上の存在だと思ってた少年
急に身近な存在だとわかり
なんだか嬉しくなってしまった。
YUちゃんは三橋美智也の歌が
得意で歌手になるのが目的・・・
その晩はYUちゃんのギター伴奏・・
二人で夜中まで唄ったっけ・・・
思い出を語り合いながら
流し時代ピクニック旅行
立ってるのが少年後方がYUちゃん
そして帰り際YUちゃんと少年
手に手をとり将来を誓い合った
””歌手になるぞー””
””軽演劇の役者になるぞー””
両手を~まわして~
帰ろう~揺れながら~
涙の中を~たった一人で~
優しかった~夢にはぐれず~
瞼を閉じて~帰ろう~
まだ遠い~赤いともし火~
さっきYUちゃんが歌った
三橋美智也の星屑の町を
口ずさみながら夜の新宿・・
内外ニュース劇場裏口へ
たどり着き半畳の三角間に
丸まって寝る少年・・・
希望だけが生きがいだった
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