ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

4月17日(火)薄情な少年

今朝も快晴なリロアンだけど


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南西の風、海に穏やかさが

戻ってきてない


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気ままな季節風の

影響がまだ強く・・・

日中はやたら暑くなるのに


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夜間は涼しくエアコン要らず

変な夏入り宣言変態狂和国

はっきりしてくれないと

青春爺の体調に影響がある。

夕べも冷える足先に

靴下はいて寝た・・・

わたしは婆みたいな爺

今回は短い滞在だった

ヨシオさん・・水曜日には

桜の散った上板橋へ帰国

月曜日のセブカントリー

クラブ・・腰の違和感により

私は不参加・・最終日ぐらい

いろいろお世話になってる

ヨシオさんへのお返しに

ゴルフでコテンパンにやっつけて

最善最大の恩返しをする決意

を固めた優しい青春爺

それではと・・朝っぱらから

腸閉塞を整えて脊柱管狭窄症の

ビタミン剤と痛み止めを所望

腰痛バンドをきつくしめ

ゴルフへの体勢は万全

後は自分の腕次第・・

気持ちとしては歩行禅

少々荒っぽい瞑想だが

精神の統一に変わりなし

なにがあっても不平不満

文句を言わず心の乱れが

出てきたら大きく深呼吸

ありがたやありがたやと

守屋浩の歌になりきり

バカとはさみは使いよう

自分の心は気の持ちよう

こんな精神状態で

18ホールスをやり遂げる

予定でありましたが・・・

理想と現実の狭間に

ぶつかりスタートしてすぐ

キャデイーにパットのライン

違うじゃねえか・・早速文句

池にボールが入りそうに

なったら・・池ポチャです・・

と入る前から言うキャデイーに

””入る前から言うな~~~””

途中から今日は瞑想ゴルフ

だったっけ・・・思い出し

いきなり白隠禅師になったけど

1ホールしか続かず・・

以下私の立派な迷想ゴルフ

やっぱり凡人には喜怒哀楽を

適度に出しつつ楽しむのが

ゴルフの醍醐味・・キャデイーに

文句を垂れるのは最低だけど

中には箸にも棒にも

かからぬキャデイーにあたり

往生したゴルファーも

数多くいるはず・・・

キャデイーたちも言ってるだろう

箸にも棒にもからぬプレイヤー

目糞鼻糞無駄な言いあい

とりあえず暑かったけど

楽しいゴルフでした・・・

上板橋の人お元気で~~

本日の出演者・・上板ヨシオ、

のんべナオキ、髪切りの亭主MS、

ガラクタ爺、異常・・青春4名様


       <ザ・コミックス放浪記>


山鹿駅・・朝の5時45分

ボストンバッグとギターを

抱えた東京の人ケン坊少年

心臓が飛び出るほど驚いた

此処にMIKがいるとは

まさか・・・まさか・・・・・・・

しばらく言葉の出ない少年

””な・・なにしてるの?””

””汽車に乗るの・・・””

””何処へ行くの?””

””東京・・一緒に行くって言ったじゃない””

””一緒に行くとは言ってないけど・・””

””誰かに聞いたの?””

””ンン~虫の知らせよ・・・
   女の感は鋭いんだから””

少年はピーンときた・・・

あるときバー緑のHMEに

内緒で紙に書いた東向島の

住所とアパート電話番号を

渡しておいたから

情報はHMEに違いないと

思ったけど今更どうする事も

できないし・・・HMEと友達

だったのかなあ~とも思った

MIKの姿を良く見たら

僕と同じようにボストンバッグと

ギターを持っている・・・

内心少年は参った~~

そのうち列車が到着・・・

少年のあとにしっかりついて

列車に乗り込むMIK・・・

朝早かったので空席もあり

すぐ座ったらとなりに

続いてMIKも座った・・・

””ごめんねケンちゃん
   邪魔しないから・・・””

少年は心の中で思った

””とっくに邪魔されてるんですけど””

必死でMIKを説得にかかった・・

東京って怖いところだよ

それに僕は流しは多分

辞めると思う・・それに

結婚とかも自信ないし

それよりコメディアンは

貧乏暮らし・・MIKは東京に

誰か知り合いとか

友達いないの?

””誰もいない・・””

””岡山とか大阪には?””

””広島には中学時代の友達が
  いる・・ホステスだけど・・・””

””ふう~んじゃあ広島で
  2~3日して行こうか?””

””いいよ~アパートも知ってるから””

そしてMIKと少年は広島駅で降り

裏通りを歩き安宿を見つけて

泊まる事に荷物を預け

MIKを誘い映画を見に行き

30分ぐらい経った頃・・・

腹が痛いのでトイレに行ってくる

と言い残し・・そのまま

宿へ駆け足で向かい

MIKのギターの線、見える

ところに2万円を挟み

三日分の宿賃を大急ぎで払い

急用ができたのでちょっと

行って来ますと言い残し

荷物を持ち駅へ走り・・・

着いたばかりの列車に

飛び乗った・・大阪行きだったけど

乗れればなんでも良かった・・・

大阪で乗り継ぎ東京へ

向う少年・・後ろめたさと

MIKの気持ちを思い・・・

ずっと・・ずっと泣き続けた

涙はいつまでもとまらない

愛してたわけじゃないけれど

MIKの優しさと情の深さが

少年の心の奥にも

深く食い込んでいた

MIKだけじゃなく裏街市長を

始め山鹿の人達皆の人情に

少年はとりこになっていた・・・

18歳になるまでこんなに

情ある世界は経験がなかった

それなのに・・・それなのに・・

MIKをいけにえにして

山鹿の人達を裏切った

気持ちになり少年も傷つき

心は張り裂けそうに辛かった

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