４月２８日（土）トルコ風呂の灯は消えず
暑い日が続くリロアンセブー
空も海もわざとらしく
きれいになっち舞いやがって
一週間ばかり前まで
行きつ戻りつそのまた逆で
人の心をもてあそんだ
意地悪カモメのお天気ヤロー
もしも事前に教えてくれるなら
いろいろ予定も立てられるものを
あまり詳細に教えると
我々人間がバカになるってが？
云われて見ればそうかも知れぬ
お天道様もおっしゃってる
可愛い子には旅させろって・・
我々は可愛い旅人で
いつになったらこの旅路を
終えることができるのか
人は皆終着駅を知らず・・
ひたすら不安げに歩き続ける
終着駅とはどんなところか
戻って来た人がいないので
聞くこともできず困っている
楽しいところだから
戻りたくないんだよ～～
と・・云う人もいる・・・
ユダヤ教のイエスだけは
処刑の三日後に
生き返ったらしい・・
私は未だ肉体を持った
イエスと話したことが
ないので信じ難いこと・・
信者の方は言うだろう
イエスに会いたかったら
聖書を読め必ず会えると・・
でも聖書一冊の中に
イエスの肉体がサイズ的に
入りきれずはみ出すはず・・・
事故にあい三日後に
死んだ人なら知ってるけれど
その昔私の場合は事故後
十数時間で生き返った
三途の川の此岸から
彼岸にいるわたしを
遠くの方から呼んでいる
小さな声が脳内に沁みてきて
やがて大きな叫び声となり
この世の此岸に呼び戻された
大腸、小腸、腎臓の
頑固な癒着で年に２～３回の
腸閉塞を起していたので
思い切って胆のう切除と一緒に
腸壁剥離という難しい
手術実行後の体験である
麻酔から覚まさせるため
大声で叫び続けられたのだ
看護の下手な看護士だったが
叫び声だけは立派なプロ級
死んでた十数時間
きれいなお花畑や
天女の姿は見えなかったが
この世の此岸に戻ってきたら
幻覚症状というものなのか
病室の壁、天井に
仏様、弁天様、観音様、
美しい羽衣の天女まで
現れ見守り看病してくれた
私の魂はあの世とこの世を
さ迷っていたのだろう
お陰で今日も超暑い
ダナオの山を９ホールス
打っては歩き時々走り
楽しい苦行をさせていただいた
キャデイーのおばさん
ハーハー云いながら
１時間１５分３００ぺちょゲットゥ
おばさんありがとう・・・
と言っては見たものの
年の頃なら３６～７・・
日本にいる娘が４７歳
ずっと年下・・・
人間年取ると子供に
戻るって満更嘘でもない？
単なるボケか・・・・・・・
ガハハハハハ～～～～～
＜ザ・コミックス放浪記＞
KYKとケン坊・・燃え尽きた一夜
疲れてぐっすり熟睡して
目覚めた朝・・・
ちゃぶ台には炊き立てのご飯
納豆、おしんこ、焼き海苔、味噌汁
日本の朝が待っていた
KYKちゃんありがとう・・・
いただきま～す
がつがつ食べるケン坊を
姉さんのような眼差しで
見つめおもむろに自分も
箸をつけるKYK・・・
申し訳ない気持ちで
落ち込んでいくケン坊・・
KYKに聞いてみた・・・
””今の仕事楽しいの？””
””楽しくはないけど母さんが
借金抱えているので
しょうがないの他に
稼げる仕事もないし・・・””
ケン坊の気持ちは複雑だった
愛してるのだったら
本当のことをもっと話して・・
少しは僕を頼りにしてくれても
いいのにとも・・でも・・・・・・
KYKはトルコ風呂をやめる
とは決して云わない・・・
母さんの血を引いて
今の仕事が好きなのかも
知れないと思ったりもする
白いエプロン姿とトルコ嬢
想像がつかない・・・
ギャップに悩むケン坊
KYKは云う・・
””ケン坊がこの部屋に
いてさえくれれば
私はそれで嬉しいの・・””
女性としてのKYKは魅力的
トルコ嬢なのに家庭的・・
掃除洗濯料理も上手
たまに傷は時々やらかす
寝小便・・だけど
ずるずると再び同棲生活に
入っていくKYKとケン坊・・
そうしたある日KYKが
””ケン坊服を脱がせて・・
ほっぺを叩いて・・・””
なにがなんだかわからなかったけど
云われたとおりのことをした
変なことを言い出す女だと思い
友達のOTMに相談してみた・・・
そしたらOTMが明確に
説明してくれた””マゾヒスト””
いじめて楽しむのが”サド”
いじめられて楽しむのが”マゾ”
そんなことを知らなかった
ケン坊・・子供だなあと思った
今初めて大人になったと思い
少しの満足感はあったけど
KYKはトルコ風呂でこんな
ことに目覚めたのかなとも思うと
どうして良いかわからない・・
夜のベッド上でも
新しい秘技を繰り出すKYK・・
快感だけれど複雑感・・・
そんなある日浅草の
ストリップ劇場から
コメデイアン修行話が
舞い込んできた・・・
嫉妬深いKYKは猛反対
話だけ聞いてくると
強引に出かけたケン坊・・・
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