ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

4月1日(月)幻の女大原麗子


早くも4月になってしまった
疾風のように過ぎて行く
この世の時間は月光仮面か

2~3日前正月だったのに
心境としては・・・
俺俺詐欺にあったみたい

新年から3月までの
3ヶ月間人間らしく

生きたのか怪しいものだ
無駄な息を吸いまくり

なんとなく過ぎ去った
気もして胸中は
虚しさも少し残っている

エイプリルフールを
境にして・なんとか

炎のような燃える
日々にしたい・・・

と言っても焼身自殺じゃない
青春の心を燃やし続け

一日でも多く・完全燃焼を
味わいたいと思う
欲深な青ケツ健忘症

忘れつつある情熱・・
一片のかけらでも
良いと思いつつ・・・

チロリン村の空は
今日も青く澄み切って
痛い日差しが眩しすぎる


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リロアンの海は
激しい風で荒れ模様


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成熟するにはもう少し
時間がかかりそうだ・・・

””気圧よ安定しなさい!””

と・・つぶやいたら
気圧は答えた・・・

””お前の心こそ安定しなさい””

う~~ん生意気な気圧め・・
と思うのだけれど・・・

どうやら正しいことを
言ってるようだ

自然が人間の欲に
合わせるんじゃない

人間が自然界に
合わせるのだと

わかっちゃ~いるけど~

やめられない~アホレ~

スイスイ~スーダララッタ~

スラスラ~スイスイスイ~

植木等さんがささやいた

人の欲望が目をくらませる
大自然界の生業を・・

日曜日昼過ぎ子供を
抱いたヘルパー候補の

面接兼ねて波際へ
やってきたMSさん・・


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ついでだから
飲んじゃうべー

赤ワインで乾杯
波際の風は天国に変わった


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        <ザ・コミックス放浪記>


初めてすれ違った時から
意味ありげな眼差しで

ケン棒を見つめ通りすぎた
大原麗子に似た女性

気になっていたら数日後
駅前喫茶店入り口で

バッタリ再会同じように
親しげな視線を

投げかける彼女を
気になったケン棒は

””コーヒーでも飲みませんか?””

と声をかけたら・・
遠慮気味にうなずき
店内へ入った

美しい彼女を喜ばせようと
手を替え品を替え・・

面白話をするのだけど
笑顔の合間にふと・・

寂しげな表情をする彼女
そんな少し影のある

彼女に心ひかれたケン棒
何気なく住まいや家族

仕事などを聞くのだけれど
言葉を濁しはっきり言わない

あまりしつこいのは
野暮だと思い・・・

””機会があったらすぐそこの
 パブコミックスへ遊びにおいで””

と言って自分の電話番号も
教えてその日は別れた

喫茶店のマスターは
在日の優しい男で

ケン棒とは顔見知り
親しかった・・・

明くる日また友人と
コーヒーを飲みに行った時

カウンターでマスターが
呼ぶ仕草・・近寄るケン棒に

””昨日の女知ってるの?””

””いや知らない昨日初めて””

””エ~?知らなかったの?””

””なんかまずいことでもあるの?””

””あれはケンちゃんを刺した男の
  
  女だよ多分同棲してたはず・・””

””エエ~?知らなかった・・””

マスターとはこんなやり取りだった

ケン棒を見つめる目が
尋常じゃなかったのも

合点がいった・・・・・・
彼女はすまない気持ちで

近づいたのかそれとも
裁判で情状酌量を

助けて欲しかったのか
わからなかったけど

それから2度と会うことは
なかった・・・・・・
寂しかったのか・・彼女

後に男の刑は8年と確定
夢の中の出来事みたいに

突然現れ突然消えた
大原麗子・・・・・・・・・
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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!
チロリン宿・チロリン村・よろしく~~
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