９月１６日(月）サヨナラのひととき
なぜか機嫌悪そうなリロアンの空
東西南北隅から隅まで
雲と霧に包まれて
辺り一面ボ～～～
思い出すな～６０年前
石原裕次郎・小林旭についで
日活が期待を込めて売り出した
新人ビッグスター赤木圭一郎
日本人離れした良い男だった
デビューから３年後ゴーカート
事故で命を失ってしまった
活きていれば８０歳ぐらい
波際に広がる一面の霧で
つい昨日のように頭に
浮かんでしまった～～～
映画主題歌も大ヒット
霧笛が俺を呼んでいる・・
霧深い海を眺めていたら
自然と赤木圭一郎に
なりきってしまう
単純なわだすでした
水曜日日本へ一時帰国したら
連日の病院通いになるので
当分好きなゴルフとも
離れねばならず・・
晴れ間が出てきた夕方
未練がましくダナオへ
ひとっ走りエクササイス
軽く準備運動・・スタートは
調子よくナイスショット・・
２打めもグッドゥショット
グリーン手前５ヤード
アプローチも決まり
１パットのパー,ゴルフって
簡単だなーと思った矢先の
４ホール辺りからボールが
やたらわだすの性格に
似て来て右へ左へパルパロ
ショットガッカリだ～～
まっいいか～運動だから・・
気持ちを切り替えたけど
内心はしっくりこなく
最後の２ホール３球ずつ
打ったものの納得いく
ショットは出ずじまい
ちかれたび～～～～～
こんな事を４５年も
し続け・途中で進歩も
あったけど・この５～６年
退歩している・・人間
育ち盛りもあれば
老け盛りもある
老け盛りは６０代が
満開の見どころ・・
人によって若干違うけれど
７０代からは一歩一歩
枯れ木に近づいていくような
気持ちだ・・誰が言ったか
知らないけれど歯、目、マラ、
順番に衰えていくらしい
人によっては順番が多少
違っても・おおよそ
こんな具合らしい・・
わだすは今歯に衰えが
来ている２～３年前から
痛切に実感している
そして悲しいかな
歯科医療現場のレベルが
低いセブー歯医者へ
行くのがおっくうになる
町内の叔母さん歯医者へ
数回通ったけれど
患者はほとんどいない
近いからトゥライで
勇気を出して行ってみたけど
治療が終わり支払いになると
婆医が生卵を１ケース
売りつける・・””なんで？””
と聞いたら売り上げが
少ないのでサイドビジネス
だとぬけぬけとのたまう
治療中は助手の婆さんと
婆さん同士で私語がうるさい
我慢して３回通ったけど
その後は痛む歯を我慢
してでも行く気が起こらず
今になっている・・患者が
少ないので玉子を売りつける
婆医の思考回路は
どうなってんだべ・・・
商売としては悪循環
ますます患者は減るだろう
婆医が乗り付ける車の
駐車場・通り道なので
毎日目に入るが１週間に
１～２度しか駐車してない
生意気に予約制なので
予約がなければ来ない
来ない日は何してるんだろう？
玉子の街頭販売してるとは
思わないけど他人事ながら
心配になる・・こんな気持ちで
歯の治療に行く勇気も起きない
とりあえず日本へ行ったら
時間のある限り歯医者へ
トライしようと思っている
治療が中途半端でセブへ
戻ってくるのは辛いな～～
それより他の病気で
戻って来れなくなる恐れもある
それはそれで覚悟はあるけど
不治の病が見つかったとしても
日本の病院で死ぬつもりはない
のどかなチロリン村の波際で
往生際の悪い大往生をしたいと
思っているがそれは運命次第
なるようになれってーところだ
そんなわけで新潟の娘
麻礼と迷惑かけた元奥さんの
高子お嬢さんにも会いたいと
思ったけど今回はちょっと
無理かも知れない来年もし・・
命があるならば、醜い顔を
出してみようかと思っている
高子・麻礼・ゴメンネ～～
迷惑のかけ通しだったあの頃
今でも感謝の気持ちでいっぱいだ
ありがとう～～～～～～～～
＜ザ・コミックス放浪記＞
沙織の日本行きを快く
賛成してくれた店長・・
早速知り合いのローカル
プロモーションへ頼み
マニラ側の必要手続きを
お願いし・・ケン棒は
日本側の必要書類を
揃えるため店長と一時
日本へ戻ることにした
その間沙織は親戚の
貧乏昼ママの粗末な小屋で
お世話になる事に・・
世話代として２万円を
ママに渡す店長・・
円高ペソ安の流れが激しく
その時は一気に１万円が
８００ペソになっていて
恵比須顔の貧乏昼ママ・・
あまり興味がなかったので
年齢を聞きもしなかったけど
推定４０歳ぐらいと思う・・・
笑うと愛嬌もあり少しは
若く見える貧乏ママ・・
本当は３５～６かも
知れない・貧乏生活が
長いとどうしても
老け顔になるフイリピーナ
ちなみに歳を聞いてみた
冗談交じりで・・・
””ママは２６歳ぐらい？””
””エエ？ボラボラな～””
””もう少し上なの？””
””当たり前じゃん～２８・・””
ゲゲゲゲゲ～～～～～
驚き桃の木山椒の木～～
本当？と苦笑いのケン棒
””わたし嘘つくわけないじゃん””
フイリピンなまりの日本語で
堂々と宣言する貧乏ママに
苦労のシワがいじらしかった
本当は歳などどうでも
よかった・・聞かなきゃ
良かったとも思ったケン棒
””もの云えば唇寒し秋の風””
ぼそっとつぶやくケン棒に
””エエ？なにそれわかんない・・””
””どうもありがとうって云う
日本の田舎言葉・・・！””
沙織には未来と言う
希望の星が見えてきたけど
貧乏昼ママに希望の星は
全く見えない・・・
しかし先のことは誰にも
わからない幸と不幸は紙一重
貧乏昼ママにも希望の星が
やってくるのを祈りつつ
マニラ空港を飛び立つ二人
セブ島情報ポチリとお願いできますか？
ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・！！
チロリン宿・・チロリン村・・
よろしくお願いいたします。
メールアドレスliloan_namigiwa@yahoo.co.jp
電話＋６３－９２０－９０３－９８３７なかだ
