ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

11月12日(火)エルミタの夜は臭く暑かった

どす黒い雲がリロアン一帯に

広がった昨日・・今日も

さほど変わらぬ波際の上空

 

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ちらちらと霧雨も舞った

月曜日だけれど本日は

お湿りもなく普通の曇り空

海は少々荒れ気味で

 

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機嫌が悪そう・・大丈夫か?

そこ行く笹舟みたいなの・・

後部が沈みそうだじょ~~

 

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可愛い女性とふたりなら

多少の危険も顧みず・

なんてえ冒険もあるけど

むさっくるしいピノイが

ふたり・・なんてえこった!

これでどしゃ降りに

なったら単なるドブネズミ

南国だから凍え死ぬことは

ないけれど今日の気候は

ちょいと冷たい、雨でも

海へ潜れば生あったかい

海上の方が風にさらされ

寒~~~い、こんな時は

脂肪の厚いデブは助かる

裸でいてもヒートテック

偉大な自然のユニクロたち

晴れ曇り時には暴風雨

自然環境は人生と

似たようなもの

今は楽しく快適でも

明日は何処でどうなるやら

誰にもわからず・・

運を天に任せるかのよう

不安定な人生街道を

なにするものぞと歌い上げた

畠山みどりの出世街道

昭和37年年の暮れも

迫った12月・・・

♪やるぞ見ておれ口には出さず~♪

♪腹におさめた一途な夢を~♪

♪曲げてなるかよくじけちゃならぬ~♪

♪どうせこの世はいっぽんどっこ~♪

今は肩身の狭くなった

努力・根性・大和魂・

若者が夢を持ちづらくなった

じりじり忍び寄る格差社会

息苦しくなったと言われる

日本国の現在・・・

資本主義の弱点が

現れ始めた現代だけど

社会主義の限界も見えた今

資本主義世界は今こそ

謙虚に反省し改革しないと

共産社会独裁主義に

世界はとって変わられる

事になるかも知れない・・

金・金・金・法さえ

犯さなければ手段を選ばず

金儲けするものが成功者

できない人間は敗北者扱い

世間でいい大人が得意に

なって口走る単細胞的な

勝ち組と負け組・・・

暮れの紅白歌合戦じゃ

あるまいし・・勝てば

どんなことをしても良いのか?

中国共産党を見れば一目瞭然

狡賢く権力者とぐるになり

金儲けのためならなんでもする

他人の不幸は見て見ぬ振り

どころか他人を不幸に

落としいれそれを土台に

のし上がる金と権力に

まみれたヤクザ国家が

地球上に次から次へと

現れそうな気がする

金を儲ける才能がある奴は

どんどん儲ければ良いしかし

儲けるだけでは不公平・・・

儲けさせてもらった社会に

何割かを還元しなければ

ならない権力者にではなく

一般大衆労働者や弱者と

いわれる人々に日本企業で

日本へ税金を払うのが

嫌で外国へ本社を移した

売国会社もあるらしいが

なに考えてんの?

消費税はわかりやすく簡単で

取り易いのだろうけど

日本にはずるく儲けてる

連中がごまんといる

消費税よりそっちが先じゃ

なかったのか?

ゼニを転がしてゼニ儲け

賭博ゲームのような

金融世界そこに倫理感は

存在しない倫理のない

資本主義は格差社会を

広げ夢や希望が失われ

やがて衰退していくだろう

話は変わるけどここまでは

下書き保存してたので

被害がなかった・・しかし

この先の半分が被害で消えた

今日はわだすの手違いでなく

機器が得意のGG~~~っと

いきなり固まる脳梗塞症状に

襲われおよそ半分がお化け

消えた~~~~~~~~~

強制シャットアウトにしなければ

いつまでもGGGGGG~~~~

わだすをバカにして爺爺扱い・・

小刻みに下書き更新しなければと

改めて思った次第・それにしても

なんでこうなるんだろう?

電圧のせいかも・・日本では

一度も起こらなかった脳梗塞

ちかれたビ~~~~~~

 

<ザコミックス放浪記>

 

 今回のチビデブ店長との

マニラ放浪旅も終わりに

近づき何処となく淋しげな

表情を見せる店長・・

帰国前夜貧乏ママと沙織・

一緒に毎日手伝ってくれた

お礼も兼ねてエルミタ地区

外れアラブ人が多く泊まる

ミッドランドホテルの

斜向かいにあった・・

日本レストラン大和へ

行き労をねぎらい乾杯

貧乏ママはサンミゲル

ピルセン、飲めない沙織

お茶でいいですと

遠慮気味・・すかさず店長

マンゴジュースナラン~

あくまでも優しい

意地らしいほどに・・

我々はビールで喉を潤し

マニラの幽玄を味わった

貧乏ママは淋しげな顔で

訴えた・・””ケンさん・・・

私にも日本仕事お願い~~””

 ””へへへへ~~~~””

笑って誤魔化したけど

ママは本気だった・・

本気の顔が妙に怖かった

あの時のケン棒・・

どう見ても30代後半

にしか見えない苦労顔

ママがトイレに行った時

冗談に言ってみた・・・

””店長~ママ可哀想だから

 結婚して日本へ連れてって

 あげたらどうだい~?””

人の良い店長だけど

その時ばかりはきっぱりと

””勘弁してくださいよケンさ~ん””

と・・泣きそうな顔が

やけに面白かったのが

印象的だった大和でのひと時

その帰り道・店長の手を取り

腕を組んで歩いて行く沙織の

姿を見て・もしかしたら

敗者復活戦もあるんじゃ

ないかと思ってしまう~

その後ろを貧乏ママと

ふたり連れ立って歩く

ケン棒の心は複雑で

乱雑なマビニーストリート

の風が独特な臭いと

夜のネオンが入り混じり

みそもくそも一緒のような

東南アジア唯一の歓楽街を

 歩いて帰ったあの日・・・

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