ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

2月15日(土)悩みは果て無し別れの夜

14日の金曜日・若い男女が次々と

訪れてチロリン村へ宿泊していた

なんでだべ?と思ったら・・・

ハッピーバレンタインデーだと

ジョビーが言った、キリスト教徒でも

ないわだすにはぴんと来なかったが

大昔小耳に挟んだこともある・・

兵士の結婚は戦意が下がると言う

理由でローマ皇帝が兵士の結婚を

禁じたがそれを不憫に思った

キリスト教の司祭バレンティヌスが

内緒で彼らの結婚式を挙げていた

耳に入った皇帝は怒り二度と

しないように命令したが・・

バレンティヌスは言うことを聞かず

結婚式を兵士たちのために

強行してついに皇帝により処刑され

キリスト教の殉教者として

聖者の列に名を連ねたバレンタイン

男女の愛の契りを命をかけて

助けてあげたバレンタイン・・

日本人とはあまり関係はないのだが

キリスト教徒の外人が日本へ

持ち込んだものであろう・・・

今ではあげる人ももらう人も

プレゼント品も多種多様化してると言う

キリスト、イスラム、仏教、

ユダヤ、ヒンドウ、シーク、

なにを信仰しようとその人の

好き好きだけれど自由な心と

生き生きと柔軟な精神を

磨くのが信仰の基本だと思う・・

現実は多くの不理解者が逆に

心を縛りグループエゴで争う

宗教者団体は世の人々を

混乱させている・・・

宗教が誤解される所以だ

エゴのない宗教家、科学者、

医学者、その他わだすが足元にも

及ばぬ立派な人たち、たとえ

有名無名にかかわらず無条件に

尊敬心が沸くわだす、ときには

他の信仰者を寄せ付けぬどころか

悪口三昧エゴイスティックな

宗教団体が存在するのは邪悪

そのもの煩悩がなせる業

エゴの集まった宗教団体に

真の聖者が現れることはない

 また信仰のしの字も経験した

ことのない人間が信仰者を

上から目線で馬鹿にしたような

勘違い人間が多すぎるのも

日本の問題だ・数十万人にも上る

中高年の引きこもり問題・・高齢の

親から金をむしりとり狭い

家の中でうじ虫のようにうごめく

姿は異常であり異様だ・・・

このような腐った日本になったのは

なにがあったのだろう戦後あまりにも

中途半端な平和が続き過ぎたのか

バブル崩壊の後遺症かそれが

原因なら国民の80%ぐらい

引きこもり症になっても不思議はない

中途半端は身体に悪いって言うけれど

なまじ情報社会が発達しすぎて

頭でっかちになり心身のバランスが

崩れたのも大きな一因でもあるのだろう

今回のニューコロナウイルスが

全世界に広まりほんとにパンデミックに

なったなら人類の80%が滅びると

述べる専門家もいる・・引きこもり

してる場合じゃないけど・・・

うううん?ウイルス問題は

引きこもりの方が安全?

ウイルスに遭遇するチャンスが

少ないともいえる・・・

それでも家族が感染してしまえば

一巻の終わり、後は座して

死を待つばかり・・その時に

なったらいきなり人間性が変わり

鉄腕アトムになるかも知れぬ

世の中はなにが起こるか

誰にもわからぬ・・太陽は

昼夜休むことなく核融合を始めて

数十億年が経っているいい加減

疲れが出ても不思議じゃない

突然おらー疲れたと言って

一ヶ月も休まれたら地球上の

生きとし生けるものは死滅

地球そのものがお陀仏になる

わずか一ヶ月のお休みで

そんな風に考えればこの世で

誰が一番偉大なのかがはっきりする

どっちにしても人生は心の問題を

無視して生きられない事は確かな

ようだ金はもちろん大事だが

悲しいかな人間は金だけで

幸せな人生を生き抜くのは難しい

所詮は死に行く我々の末路

最後は生まれて来たと同じよう

裸になって行かなければならぬ・

もし誰か死に行く前に余分な金が

あるならば波際爺の元へ

届けてくれればなにも問題はない

思う存分気前良く散財し幸せに

なることは間違いなし我が人生!

♪幸せは~♪歩いてこない~♪

♪だから~♪歩いて行くんだよ~♪

♪一日一歩~♪三日で三歩~♪

♪三歩進んで~♪二歩下がる~♪

♪人生は~♪やっぱりお金~♪

♪地獄の沙汰も~♪金次第~♪

♪あなたがくれた~♪お金には~♪

♪幸せの花が~♪咲くでしょう~♪

♪腕を振って~♪お金持って~♪

♪ワントゥ~♪ワントゥ~♪

♪爺に~♪まかせろー~♪

 

<ザ・コミックス放浪記> 

 

KMEには悪かったけど2時間あまりの

ひと時でお茶を濁したケン棒・・

それども精一杯情熱こめて

愛を表現するKMEに圧倒された・・・

身も心も乾いていたのだろう

乾いた場所にはしっとりと

愛の泉が流れ込み狂おしいほど

歓喜に悶えメスになり切る

KMEの姿にこれが最後と決めてた

ケン棒・・オスになり切り

やがて狂った愛は燃え尽きた・・

時計の針は午前1時を回り・・

帰り支度をするふたり乱れ髪を

丁寧に整えるKME・慣れた手つきで

着物を着付けにっこり満足そうに

””ケンちゃんご免ね引きとめちゃって””

””んんん~どういたしまして、だけど

KMEの腕を引っ張る力凄いねえ~””

””や~だケンちゃんさっきはトイレが

 我慢できなくて必死だったの・・!””

””便所の糞力ってえやつか~~””

””それって火事場の糞力でしょう?

あはははは~~~~~””

酔いもどうやら覚めかけてきた二人

表通りに出てタクシーを広い

東川口駅まで行きそこでKMEは降り

歩いて数分の家まで帰って行った

タクシーの降り際タクシー代これで

払ってね~いらないと言ったのに

無理やりズボンのポケットに

ねじ込まれ・・ほんとに

おあいそのKMEに違いなかった

草加までの車中ねじ込まれた

ポケットのタクシー代右手で

取り出し広げてみたら・・・

ぎょぎょぎょ~2万円・・・・

誕生日の主役が逆になってしまった

後ろめたい気持ちにさいなまれる

ケン棒・・・男女の関係は

今夜が最後になると決めてる

ケン棒の心を知らないKMEに

申し訳ない気持ちが溢れ・・

どう対処したら相手の気持ちに傷が

つかずに済むか悩みは尽きなかった

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