ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

4月23日(木)戻ってきたパスポート

様々な青春の夢が頭の中を駆け巡り

眠るタイミングを逸してしまい

ふと気がつけば窓の外は明るく

200ぺチョで買った高級掛け時計に

斜め上の視線でぼ~っと眺めたら

時計の針は午前7時を指していた

あまり信用してない安時計・・・

ベッドの横に掛けてあるもうひとつの

超高級250ぺチョの時計を確かめた

さすが高い時計だけあって10分

先を行っている大したもんだと思いつつ

停止したままのユーチューブの画面を

ぽんと押し時間を見たら6時55分・・・

三者三様意見が割れた、ここはフイリピン

30分ぐらいは許容範囲・・だいたい7時と

大いに納得したわだすだった・・・

ユーチューブのゴルフ番組を楽しんでるうち

途中からうつらうつら居眠りこいてしまった

ようだ・・・青春の夢ゴルフは夢で終わり

眠りにつき生き返ったのは午後2時・・

雑用を済ませ朝早い朝食をいただいたあと

良からぬニュースが入ってきた

 

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セブ・アイティーパークの隣にある

刑務所でコロナの爆発があり・・・

123名の感染者が出た・・隔離された

場所での感染、看守も疑われるが

それより色濃い・・わりと自由に訪問できる

貧困層の訪問者、囚人はほとんどが

シャブ、盗み、詐欺、傷害、強姦、

富裕層はいない・・刑務所は金さえ出せば

自由に濃厚接触できるところ、夫婦で

あれば二人っきりにもなれる・・・

訪問者が持ち込んだODAプレゼントかも

知れない・・多分面会は規制されるだろう。

これでセブの感染者は一気に増えて

300名を超えてしまった夢もちぼうも

なくなる出来事・・・封鎖延長確実!

夕方、ジョビーがガイサノへ買い物

食料売り場の品数が激減・・あれもない

これもない・・心細くなるばかり

マニラ近郊・・やや勢いが弱まった感じ

 

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アセアン諸国シンガポールが爆発中

 

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一気に一万人突破・・マレーシア、タイ

善戦中・・小国シンガポールの

10000人突破は危険水域!

そしてリロアンガイサノ食料品の激減

危険水域にならなければ良いが・・・

 

<ザ・コミックス放浪記>

 

 オカマのルディーちゃんが開いてる

小さなローカルショップに

安くてフイリピン人が喜びそうな

駄菓子やチョコレート、小物を

日本から仕入れて持ってきて

くれませんか~~と頼まれお世話に

なってるジェニーのこともあり快く

引き受けディスカウントショップで

あれやこれやと買い集め大量に持ち込み

第一関門のイミグレーションを無事

通り抜け・・バッケージダウンした

どでかい袋バッグ2個を回収し最後の

荷物検査であーだこーだといちゃもん

つけられ最後はお決まりチップを渡し

解決・・そんなことでパスポートの

受け取りをけろりと忘れマビニーの部屋へ

着いてからパスポートがないのに気づき

慌ててエアポートへ引き返し、入り口で

わけを話し中へ入れてもらい、さっきの

荷物検査のおっさんのところへ行ったら

””ホ~イ~忘れ物~””と言って

パスポートを渡してくれたが

荷物のことで駆け引きに夢中になり

互いにパスポートのことを忘れてしまった

聞きしに勝る悪者多数のマニラエアポート

パスポートが無事戻っただけでも

ありがたい・・半分諦めていただけに

喜びもひとしおだったケン棒・・・

ずっと・・一緒に付き合ってくれた

優しいオカマのルディーちゃんにも

感謝、感謝~部屋の中ででかいバッグを

広げ・・中から品物を出しひとつひとつ

値段や小物の説明に時間がかかり・・

一杯飲みながらルディーちゃんの

質問に答えていった・・仕入れ値が

わからなければ売値もつけられない

ルディーちゃんは真剣な目つきで

ノートに書き込んでいた・・

どうにか整理と計算も終わり悩ましい目で

””ケンさ~ん支払いはタレントのギャラ

 からマイナスしてもらっていいですか?””

甘えるようにお願いするルディーちゃんに

””OKOK~この商品は面倒かけた御礼に

 プレゼントするから問題ないよ~””

””それはダメよ~商売に使うものだから

 ちゃんとお金は支払いま~~す””

色っぽい目つきでにっこりするルディーちゃん

丁寧に品物を点検~バッグに入れなおし

スタッフと運転手が荷物を地下の駐車場へ

運んでいった・・若いスタッフもちょっと

オカマっぽく・・多分ルディーちゃんの

愛人だと思う・・互いに男の格好

してるのに口調や動作が女っぽい~

嫌々オカマをしてる風でもなく

ごく自然~二人とも生まれつき男を

好きなんだろうなあ~と変に感心して

しまったけれど・ケン棒にできないことを

平然とできる二人に別な意味で凄いとも

思った、オカマがやけに多いフィリピン

日本のように隠れた存在じゃなく・・

白昼堂々?と普通の仕事に携わってる

オカマが多いのに2度びっくりさせられた

オカマだけでなく反対のレスビアンも多い

突然変異に寛容な国フイリピン共和国

その点突然変異に寛容性が薄い日本?・・

普通の会社に朝から普通に働くオカマを

見たことがない・・フイリピンでは

普通に見られる・・面白い現象に

なんとなく興味をそそられるケン棒だった

ジェニーを残して、ありがとうございましたと

帰っていったルディーたち・・さっきから

部屋中を掃除してくれてるジェニー・・・

一風呂浴びて一緒に買い物に出かけた

心なしか少し大人になったように感じる

ジェニーの振る舞い、背伸びをしてるのか

とも思うが、成長盛りの年頃そろそろ

17歳になろうとしている・・18歳の

IDを持ってるから気持ちはすっかり

18歳なのかも知れない、それ以上に

一家を支えてる立場がそうさせるのか

本人はいっぱしの大人だと思っているのだろう

意地らしいジェニー・・・・・・・・・・

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