11月1日（月）爺の白昼夢
いよいよ始まった11月、これも瞬く間に
過ぎて今年ももうすぐクリスマス・・
セブの風は熱く暑く正月気分も
わいて来ない・・かれこれうん十年
正月気分に浸ったこともなく貧しい
ガキッチョの頃までさかのぼり、はじめて
正月気分がよみがえる・・たぶん多くの
人々も、そう感じているに違いない
特に娯楽の少なかった日本の田舎は
正月、お盆、神社の祭りが唯一の楽しみ
心の中からジリジリと喜びがわいてきたものだ。
指折り数えて1日～1日～首を長くし
青っぱな垂らして待ち望んでいたっけ・・
10円玉2～3枚握り締め粗末な出店の周りを
ただうろちょろするだけで・・なぜ・・
あんなに気持がうきうきしたのだろう
あの頃のうぶな気持をもう一度味わえるなら
味わってみたい・・・汚れのない白紙のような
あの頃・・２～３０円であんなに幸せになれるとは
もちろん2～30円では足りなくほんとに
欲しかったものを手に入れるには
50円必要だったけど、貧乏で病気がちの父ちゃんが
くれる小遣いは30円が精いっぱい・・・
ふところ事情がわかり過ぎてる青っぱな少年
30円以内で買えるものをさがしだすのが
嬉しくて、ドキドキしながら冒険心を満喫していた・・
でも、いつも30円とは限らず2回に1回は20円に、
そんな時はさびしく屋台の周りをうろつく時間が
長くなり・・早く大人になって自分でお金を
稼ぎたいと青っぱなをすすりながら思っていた
霊山村立小学校時代・・・・・・・・・
青っぱな少年の夢は1日も早く貧乏村を離れて
花の都東京へ行き・・なんでもいいから
一旗あげることだった、一旗イコール貧乏脱出
どうやらわだすはガキの頃から妄想家だったようだ。
明治・大正・大昔の人々は子供の将来を期待して
””末は博士か大臣か””なんて語られたけれど
もはや死語になって久しい・・・それでも
博士の方は今でも子供たちの憧れの対象だろう
毎年のようにノーベル賞受賞者が出る日本人・・
さっぱりなのはもう一方の””大臣””・・・
将来大臣になりたいと目を輝かせる子供を
見ることはない、国会の質問などでも
まともに答えられる大臣は少なく・・
しどろもどりになったり、バレバレな言い訳で
失笑の対象になる大臣が多い昨今、やはり
損得・忖度・駆け引きに忙しい政治家は
子どもが憧れる対象ではなくなったらしい、
今年からは大リーグエンジェルスで
超人的な活躍をした大谷翔平選手に
憧れる少年たちがどっと増える気がする
日米ともに野球人気が陰りを見せている昨今
大谷選手の存在は野球界に希望の光を突き刺した
わだすも大谷選手に触発された一人・・・
先月まではわだすも大リーグに本気で挑戦
する気持でいたが、年齢に少し負い目を感じて
今月に入り大リーグへの挑戦は中止に
しようかと思い始めた・・野球ほど
過酷なパワーもいらず長年できるゴルフの方が
76歳のわだすには合ってるかも知れない
年が明ければ丁度77歳の円熟期に入る
日米を往復～寿命の500歳まで活躍・・
年間１０勝ずつ勝ち続ければ１０年で１００勝
１００年で１０００勝・残り３００年を
怪我、病気に気をつけ活躍すれば・・・
トータル４０００勝となり前人未到の
記録となり、大谷選手の偉業をはるかに超えて
４００勝投手の故金田正一をもしのぎ
世界のホームラン王、王貞治のホームラン記録
トータル８６８本・・１５回のホームラン王
の偉大な記録も色あせ、わだすの４０００勝は
宇宙を越えた次元の記録となり、あの偉大な
イエスキリストや御釈迦様の次元となる・・・
ああ～～神様、仏様、貴方がたと肩を並べる
わだすの存在を許したまえアーメン・南無！
太陽も陰りはじめた夕方、リロアン中を徘徊
外れにあるローカルビーチでうたた寝・・
野良犬の鼻息で起こされたわだす・・
サンミゲルビール１本で白河夜船～～～
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