ザ・コミックス放浪記35年前
賞味期限が切れそうなわだすの
脳みそと肉体を豊富な体験と
老獪さと技術で生き長らえている
今現在のことは鶏みたいに
ケロリと潔く忘れるけれど
大昔のことはしつこく頭に
こびりついているのか我ながら
忘れ得ないことが結構多い・・
この世の地獄と極楽世界を
渡り歩いてきたからかも知れない
年がら年中不安定な人生だった
安定を望んだこともなかったが
常にいもしない青い鳥を追いかけて
西へ東へと放浪生活・・よくぞ
此処まで生きれたものだと
感謝せずにはいられない
すべて生きてく環境をお蔭様と言う
見えない守護霊指導霊に与え守られ
導かれてきたとしか思えない
無茶苦茶な出来損ない人生・・
津田耕治も吠えていた
♪ばかなガキほど~♪かわゆてならぬ~♪
♪親ばか河内の~♪親かぼちゃ~♪
♪ぽんと踏みつけ~♪一天地六~♪
♪流れ流れて~♪布施阿部野~♪
♪酒と女の~♪二本立て~♪
どうやら神仏と言うお方は
たとえ出来損ないでも・・と言うか
出来損ないのほうをより以上に
心に留め慈愛の光を照らしてくれる
神仏が計る善人とは世の人が言う
善人ではなく、私はいくら願っても
善人にはなれないと心底涙を流す
庶民のことだという、私は人に迷惑を
かけたことがない、悪いこともした事が
ない・・と胸をはり、自分を
省みることがない人間に
神仏は寄り添えない、おごり
高ぶりは神仏から遠い世界・・
神仏はお蔭様、お蔭様は神仏
<ザ・コミックス放浪35年前>
マカティートヨタから筆卸の
ライトエースマニュアル車を
フイリピンで初めての運転
日本とは何もかもが反対で
車は右側通行、方向指示器ワイパーも
左右反対、ギアも逆の右手になる
同じなのはアクセルとブレーキ
クラクションだけ・・おまけに
凄まじい野生のように無秩序な
道路状況マカティーから
エルミタまで緊張の連続で
冷や汗のかきっぱなし・・隣に
隣にタレントのリンダを乗せてるので
格好悪いところを見せたくないと
いう思いもあって、動じてない
ふりをしながらの動じた運転が
やたら遠く感じ・・途中の右左折には
まごまご特に日本と真逆の左折に
おろおろ~~~~~
””日本と反対だから難しいヨ~””
なんとも思ってないだろうリンダに
しきりに言い訳かまし・・・
エアコン寒いぐらいに効いてるのに
脇の下から大量の汗が流れ出るケン棒
交通量も多く渋滞気味の道路・・
マカティーエルミタ間を1時間近くも
かけてようやくたどり着いた・・・
””ケンさんお疲れ様でした~~””
にっこり笑顔でリンダにねぎらわれ
””ハイハイ~君もご苦労様でしたありがとう””
少々テレ気味に言葉を返したけれど
内心を見透かされてるようで
恥ずかしさもあり・・
””シャワーしてからご飯にしよう~””
早口でつたえると・・エレベーターには
乗らず2階の部屋まで階段で一気に
””テラスで待っててくれる?””
そう言って急ぎシャワーをするケン棒に
””どうぞごゆっくり~~~””
余裕のリンダが頼もしい・・・
丁度時間も太陽が沈む頃
ロハス大道り越しに広がるマニラ湾
絶景なるサンセットが
眩しく輝き広がっていた
テラスにたたずみじっと見つめる
リンダ・・なにを考えているのだろう
家族のことか・・未来のことか
夕食しながらいっぱい話してみよう
おっかさんみたいな雰囲気の
ボタモチリンダと・・・・・・
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