ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

10月15日(木)独り言

うすもやがかかった海を淡い光が照らし
リロアンの海は平和な空間を今日も演出している。


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自然が織り成す芸術劇場・・・素敵な世界が


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現れることを祈る・・・すると現れたのは~
スタッフのイキ無心で掃除に精を出してる


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一言も無駄口はきかずに・・・・・・・・・
一人だから当たり前といえば当たり前・・・


一人で話し・・笑っていたら入院の可能性も?
私の顔を見るなりグッドモーニングサー


と・・顔を合わせたがイキの目は赤く充血していた
不運にも年若くして比人に多い糖尿病を


患っている・・眼底出血で去年手術したばかりだが
最近また・・赤目になっている再び・・・
眼底出血起こしてる可能性がある。


未だ年は43歳・・食事制限してるらしいが
体形はDNA・・父親と同じだという・・・


背は低いが腹だけは昔の横綱鏡里・・
見事な太鼓腹!これからどんな病気が併発
してくるか心配の種は尽きない。


健康保険のないこの国でまともな治療は難しい
少し重い病気にかかった金持ちはこの国を


抜け出し・・・アメリカ、香港、イギリスへ行き
治療する。一般人はこの国の最低限の治療で


我慢するしか方法はない・・多い病気は
脳血管・・心臓血管・・糖尿・・関係・・・・・・・・・・


この三つが大多数フイリピンの平均年齢
20歳代というのもわかる気がする・・・


よほどの事でない限り病院へは行かない
行けない・・・具合が悪くなるとその辺の町医者


へ行き血圧と体重を量り・・・安い処方箋を
買い・・・ボロ家へ戻り横になるのが一般的!


だから庶民の間でフイリピンにはガンと
いう病気はないと公言する・・冗談だが・・・


きちんとした病院でチエックし入院などしないので
ガンとは知らずに貧乏人は死んでゆく・・・


悲しいかな・・・これが現実である。
近頃ではインターネットでの情報もあり・・・


中流・・上流社会は食生活・・運動の大切さ・・
かなり理解が深まり健康に関する意識が


広がってきた・・・が一般庶民は食うのが精いっぱい
そんな余裕はない・・・食育、清潔、運動、


インフラが行き届かない環境もあり・・・
貧富の度合いは深く気が遠くなりそうだ。


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この国が豊かな先進国になるのは何年かかるだろう?
まず大事なのは政治家、官僚、警察始め全て・・・


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国家作りに携わる人間・・日本ヤクザと組織が
よく似てる・・・金さえあればほとんどOK!


コツコツ真面目に働く人間にチャンスは針の穴・・
””金が正義””月光仮面は正義じゃない!


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     (あれ?しげさんと神ちゃん月光仮面?)

タイムイズマネーといったのはアメリカ人だが・・・
フイリピンはパワーイズマネー・・・コネもパワー
合わせてパワーイズカネクション!


この悪しき習慣がなくならない限り・・・・・・・
比国は永遠に出稼ぎ大国でしかありえない。


前にも書いたがその昔マニラのおばあちゃんに
聞いたことがある・・・スペイン統治時代・・また


その名残りがあった時代・・今とは違い・・・
金、金、金、にまみれた汚い国じゃなかった!


アメリカが入り込み・・・チップ制度を押し付け
それからフイリピンは何でも金第一主義になり


かつての美しき良きフイリピンの姿は消えてしまった。


と・・・しみじみ老婆が話していた・・・その当時は
戒厳令が敷かれていたマルコス政権時代の頃・・・


思えば私も長いフイリピン生活・・ルバング島で
発見された元日本兵小野田少尉より長くなった。


これから・・このリロアンの街で430年生き抜き
豊かな先進国になったフイリピンを見届け~~~


ゆっくりと永遠の眠りに就かせていただきたい!
ありがとう・・・ありがとう・・・ありがとう・・・!!!