ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

死んで生きて自然界

死んだように寝てしまった昨夜
生き返ったように目覚めた今朝


一日一日生き死にを
繰り返しながら生き行く人生


そしていつか”生き”息”が

止まったとき肉体は

フィナーレを迎える。

不思議なことに自分の死を

誰も自分で確認できない

この世の役目が終わった

肉体を自分でかたずけることも

できず他人様の世話に

ならなければならぬ

生まれたときも同じように

世話をかけてきた・・・

野生のゾウは死を悟ったなら

誰に知られることもなく

密林の奥深くへ入り込み

人知れず静かに永久の

眠りにつくという・・・・・・

我々煩悩多き人間に
そんな芸当できるはずもなく


過去に修行を積んだ

選ばれた小数の高僧だけが

自ら進んで土中の

石室へ入り込み座して

読経と瞑想にふけり

そのまま息絶えミイラとなった。

日本全国に20数体存在
すると言われる即身仏!


天災・・病・・事故・・から

衆生を救わんがため

自ら真の仏となるのである。

現在は自殺行為として禁じられて

いるが、禁じなくてもこのような

行動をする聖なる高僧
いないので無用な心配!


水も食事も絶ち一人土中の石室

息絶えるまで読経を続ける・・・

この世で一番苦しい死に方
かも知れない・・・・・・・・


飲まず食わず4~5日でも

地獄なのに座したまま一ヶ月

あるいは二ヶ月・・飲まず食わず

眠らず暗い石室の中・・・

人によってはもっと長く息が絶えない
高僧がいたかも知れず・・・


こうしてみると簡単に死なせて
もらえるのは天国に等しい?


死ぬことが天国などと

おかしな言い方だが

実際のところ苦しみの極致に
なると早く楽な方を願うのが


人情なのかも知れぬ・・・

私もその昔小腸、大腸、腎臓
を包丁で串刺しにあい


もみ合いで抜いた包丁の

傷口から内臓がにゅるにゅると

体外に飛び出しその内臓を

自分の手で押さえながら

およそ3時間・・耐えた事もあるが

口では表現できぬ苦しみだった。

事件が起きたのは土曜深夜

12時・・明けて日曜・・救急病院

医師不足・・病院探しに

奮闘してくれた救急隊・・・

一時間後足立区のある病院・・

OK出た・・出発しようとしたが

イスへもたれてた私の腰は

ピクリとも動かず担架で運ばれ

座ってた交番の床は赤い血が
びっしり淀んでいた・・・


間もなく着いた病院も

傷の大きさを見て此処では

治療できないとすげなく断られ

再び病院探しに一時間・・・

ようやく日大板橋病院が

承諾・・腕に点滴受けながら

熱い血は滴れ落ち

真冬の寒さと出血で

吹雪の中を裸でいるような

寒さで震え・・・掛けてくれる

分厚い布団も毛布も無駄だった。

ぱ~ぷ~ぱ~ぷ~


ノンストップで走る救急車は

快適だったが寒い、痛い、苦しい、

手術開始は午前3時を回っていた

3時間の間出血死することもなく

意識が遠ざかる事もなくはっきり!

無意識になった方が楽だったろうが

その代わりあの世行きの
可能性は高かった。


大昔切腹したさい武士の情けで
首切る介錯・・わかる気がする。


腹は急所じゃないので

中々死ねない・・生と死の狭間で

苦しまねばならぬ・・・・・・・

活魚料理で動いてる魚を

見ると私は同情してしまう。


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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!

活魚料理がないチロリン村もよろしく(笑)