ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

12月6日(水)ヤクザな道へ

今日もあちちち~南国晴れ

程ほどの風が吹き渡る波際


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海水もさほど汚されていない

これぐらいなら季節柄

許容範囲といったところか


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深夜少しスコールもあったけど

こんなに青空が広がるとは

思いもしなかった。


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夕べは雨音を子守唄に

寝ようとした矢先・・左手の指が

ひょいと動き出しUチューブを

押してしまった・・時計の針は12時を

指していたのでちょっとだけと

心に決め格闘技方面を開いたら

懐かしい面々がずらり登場・・・

柔道の小川・・吉田・・

ブラジルのグレーシーファミリー

との戦い興味を持って見てみたが

二人とも決め技決定打を

持っておらず消化不良の私

キックボクシングに変えたら

今度は熱い戦いの連続・・

魔裟斗・・山本キッド・・須藤元気・・

次々と懐かしいファイターが

登場実に見ごたえがあり

気がついたら3時・・・

寝なきゃあ~と思いつつ

あと一試合だけ・・もう一試合だけ

とうとう朝6時になっちまったあ~~~

カーテンの隙間から強烈な

朝日が差し込む部屋で


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寝るに寝られぬ変な時間・・・

眠剤を一錠飲みようやく

天国へ行き着けた。

目覚めたのはお昼・・遠い昔の

生活に戻ってしまった・・

いい年して・・遅寝遅起き

しょぼついた目に眩しい

南国の暑い太陽・・・

むきになって照らさなくて良いものを

穏やかに照らしておくれよ

本日寝不足なんだから・・・・・・・・


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おねげえしますお天道様!

涼しくなりかけた夕方・・・

萎縮性胃炎、腸閉塞、

脊柱管狭窄症、70歳の50肩

最近右足首にも違和感・・・

ボロボロになりつつある

青春の肉体・・私はいたって

元気なので今日も町内一人旅

リロアン橋のした右から川の

水が流れて・・左から海水が


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押し寄せてくる愛の十字路

両方の水が交わりぶつかり合い

独特の波や渦ができている。

夕暮れがよく似合うリロアン橋


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水曜なのにミサを開いてる

真面目なリロアン教会・・・


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わたしも通りすがり

般若心経唱えながら・・アーメン!

此処古着屋の駐車場を根城に


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人生を謳歌しているイエス様の友人・・


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日本ならすぐ追い出されるけど

リロアンは良いところだねえ~

追い出しもいじめもない・・どころか

食べ物まで恵んでくれる・・・・・・・

先日近くの路地でトイレ同様

超汚い下水の泥水手ですくって

うまそうに飲んでたけど

病気にならない・・丈夫な体だ・・・

病原菌の方がびっくりするのかなあ?

      ””霊山少年放浪記””

はれて近江屋からも開放されて

親からも開放されたわたし・・・

これから自分で歩む人生に

夢と希望が詰まりすぎ・・

不安・・怖さが入り込む隙がない

親父にはテキヤの事務所で

寝泊りし夜の街を流して歩く

ギター流しとは言ってない

””おめ東京さ行ってどごさ泊まんだ?””

””ともだずのうじあっからだいじょぶんだ””

””すごどはなじょすんだ・・・””

””音楽事務所でてずだいながらうだの勉強””

中学になってからは村の問題児に

なってたわたしに親父も継母も

きついことは一切言うこともなかった

多分親はわたしがまともな人間に

育って行くのか心配だったに違いない

何しろまともに学校へ通わず

他人の畑を荒らしまわり野菜は盗む

果物は盗む人気のない教室から

先生の金は盗む同級生の

弁当まで盗み裏山へ行き

無料の食い放題・・・

村の駐在所もお手上げだった。

そして納豆売りも手伝い

冬山で焚き木拾いも

善悪織り交ぜたというより

それしか生きる道がなかった

とも云える・・・悲惨なガキ時代

2度目の上野駅から都電に乗って

真っ直ぐ新宿大通り花園神社の側で

降り・・そのまま親方の事務所へ

電話もせずに直接行ったが

まだ親方は来ていない・・・

事務所大部屋では前と一緒

5~6人がギターやリバイバルソングの

勉強中・・先輩兄さんたちが言うには

3千曲は歌えなければ商売できねえぞ・・

と得意そうな顔つきで言われたが

私はギター流しをやりたくて

応募したんじゃないけど・・・

””ハイ・・わがりますた・・・””と

素直に応えた15の少年

ギターの上に丁度乗る細く分厚い

ノートブックに昔の歌謡曲、

当時流行った歌謡曲、民謡、

軍歌、色歌、それぞれ自分で

ノートに書き込み暗記してない

歌だけノートを見ながら唄う

流しの仕事本番では何をリクエスト

されるかわからない・・できませんじゃ

流しは勤まらないといわれたが

わたしが知ってるのはたかだか

2~30曲・・しかもギター弾けない

それでも物怖じしなかった・・・

とりあえず此処しか居場所が

ないのだから・・・

やがて親方がやってきた・・

全員がお早うございます・・・と

立ち上がって挨拶した・・・

わたしも戸惑いながら立ち上がり

消え入るような声でお早うございますと

挨拶したら・・いきなり親方・・オッ?

中田か?来ると言って来ねえから

心配してたんだぞう・・・とにっこり

確かに強制送還された時から

何の連絡もしてなかった・・・

突然なので親方もびっくりしたのだろう

それから部屋に呼ばれいろいろ

仕事についてのいろはを教えられ

古い割れたギターを与えられ

先輩の後にくっついてギターを

引いてるふりだけで良い・・・

徐々に憶えていくように・・・

見習い期間中一日300円やるから

といわれその日から早速

先輩兄さんのケツについて

新宿一帯を一晩中今晩は今晩はと

徘徊して回った・・未だ都条例が

発令される前でバーもキャバレーも

時間制限がなく朝まで営業してる

店も多かった・・・初めてバーに

入った赤いほっぺの15歳・・・

バーのお姉さんやママさんから

バナナやりんごを可愛いねえって

もらったものだった・・・・・・・

いよいよスタート流しの少年!

また明日よろしくお願いいたします。

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!!