ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

12月21日(木)朝刊健坊になった少年

目覚めた朝・・天気晴朗なれど

風強し・・・波高し・・・

深夜少し雨が降ったらしい

網戸だけ閉めガラス窓は

開けっ放しにしていたら

窓際の床がびっしょり濡れていた

じーさんはまず拭き掃除から

一日の始まり始まり~~~

2週間もしてなかったゴルフ

久しぶりでマクタンへ・・・

このおじさんヨシオさんも


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ずいぶんしばらくぶり・・・

日本へ行ったときは忙しく会えず

カメラが壊れて困っていた

わたしに数あるカメラの中から

一個宅急便で送り届けてくれた

おっかねえ顔してるけど優しい彼

お陰で助かっていますありがとう!

転倒の傷もすっかり癒え

喜び勇んで出かけたわたし

膝の傷は癒えたが

ゴルフへの傷は癒えず

大サービスの乱れ打ち

””キムチ人ではない必殺髪結いの亭主MSさん””


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仲間と話し・・楽しく歩け・・

それだけで充分だった。

小型大橋巨泉のHKJさん・・


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チエンマイへ行ってたそうで


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いつもお土産ありがとう。

そして141さんにも・・処女オイル

焼き海苔・・腰のシップ薬などいただいた。


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出来損ないにいつもありがとうございます。

マクタンでの反省会の道すがら

信州白馬のアオキさんから

送られてきたケンさんの分と

大きな袋に入れられた

福袋をナオちゃんに渡された

アオキさんありがとう


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やっぱり福袋いろいろだ~~~

宅配をしてくれたナオちゃんありがとう


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水曜日・・最後のチロリン宿と

なったEBHさん・・永遠に

チロリン宿のOKMさん(笑)

仲良く健康散歩・・少し長く


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アマラビレッジがある灯台を


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往復・・およそ2時間近い


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エクササイスの後小さなテーブル

囲んでだんらんのひと時・・・

OKMさんの手料理今夜も

話も弾み午後10時に・・・

EBHさんドゥマゲティーへ

旅立ち気をつけてありがとう。


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また会える日を願っています!


   <少年は朝刊健坊となりました>


保護センターへ迎えに来てくれた

貧乏父ちゃん・・戦争のさなか

足を負傷し薬・・医療不足などが

重なって傷は悪化し痛みに

耐えかねてカミソリを使い

自分で痛む部分を切ったという

それが原因で傷はますます

酷くなり・・・毒が骨まで回るように

なり雨が降ると痛むのか

雨降りの日はいつも唸っていた・・・

町医者で一度手術を受けたが

一向に良くならず雨の日は

父ちゃんの唸り日と決まっていた

そんな酷い病気も5年の歳月と

共に痛みはけろりとなくなり

患部から出ていた黄色い膿も

まるで嘘のように消えてしまった

近所の人も継母もキツネに

つままれた顔をして奇跡でねえべが・・

奇跡だべした・・・少年も子供心に

心底びっくりし・・父ちゃんの傷口を

おっかなびっくり覗いたものだった。

病気は治ったけれど・・・・・・・・

父ちゃんの足は傷ついた方だけ

5~6センチ短くなり普通の姿で

歩けなかったが・・その後一度も

再発はなく85歳の寿命を

全うしあの世へ旅立った。

貧乏父ちゃん納豆売り・・せんべい売り

びっこを引きながらも働き者・・

継母はかんしゃくもちでヒステリック症

鼻ったれで寝小便小僧の少年にも

原因があったのかと今は思う・・・

学歴も体力も秀でたものが

なにひとつない少年が貧乏一家を

背負って立つとの心意気だけは

誰にもひけをとらなかった・・・

ハングリーの中で育つと

自然なのかも知れないけれど

しかし現実と思いが比例しない

少年の心は幾度打ち砕かれたことか

いつも心で思うのは・・・・・・・

””いまにみでろーいまにみでろー””

その言葉だけが自分への慰めだった。

新大久保にあった読売新聞・・・

求人募集の広告を見た少年

ためらいもなく電話してみたら

あっさりと明日からでもいらっしゃいと

言われたけれど寝るところもない少年

受話器を置きすぐ都電と徒歩で

新聞販売店に直行・・・

スタッフの一人が少し驚いたような

顔をして店長を呼びに行った・・・

出てきた店長もあまりに子供っぽ

かったせいか戸惑いを見せながら

””さっき電話をくれたのは君か?””

””ハイ・・そうです・・・””

””明日でもよかったのに・・・””

と云いながら足の先から

頭のてっぺんまで眺めながら

””名前は?””

””中田とか健坊とか呼ばれてました””

””今・・何処から来たの?””

””上野です・・・””

””上野の何処?””

””駅です・・・””

苦笑しながら店長は

””田舎から出てきたの?””

父ちゃんが上野まで送ってくれて

どこかで働いて来いと言いました・・

寝るとこないので今日から

良いですか・・・?

””かまわないけど父ちゃん心配しないか?””

””心配なら置いてかないと思うんですけど””

””まあそれもそうだな2階の3号室空いてるから””

夕飯にうどんと飯おしんこを食わせて

もらい2階の何もない3畳間に寝かせてくれた

ほっとした少年は列車の窓から

複雑な顔を出し頑張れよーと

叫んだ貧乏父ちゃんの顔が

頭にこびりつき中々眠れなかった。

仕送りはしなくて良いからと・・・

言ってはくれたがほんとに

大丈夫なんだろうか・・・・・・

一日も早く貧乏脱出しなければと

気持ちがはやる15歳の終わりごろ

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!!