ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

12月31日(日)父ちゃんへ手紙



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朝から聞こえるプォ~プォ~

間抜けな間延びした音

クリスマスからニューイヤーに

かけて子供だましの

笛ラッパの落とし子

プラスチックでできた安物だけど

なんとものどかな音を響かせてくれる

普段は全く聞けないが

クリスマス正月になると

突如として現れる・・・

何か意味由来でもあるのかと

イキに聞いてみたら

””単なる子供の玩具””だと言う

つまらぬ答えにがっかり

もう少し気の利いた音が

ありそうなものだけど

逆にあの間抜け音がうけてる?

昔の豆腐売りのラッパが

気抜けしたみたいなトロトット

シーズン限定子供の名楽器

プォ~プォ~こづかいちょうだ~い!

正月にならされる爆竹の音に

比べたら遥かに素敵な平和な音

ドテちゃ~んこれからは毎年

爆竹禁止にしてトロトットに

切り替えましょう・・・

悪事や戦争をする気が失せそうな

のんびりした平和音・・プォ~プォ~

いよいよ今年も残り数時間

月日も時間も粛々と

なんの遠慮もなく経って行く

たまには休憩してくれても

ええんでないの?

と・・・思うこともしばしば・・・・・・・・・

大晦日の波際雲は多いが

晴れている風は変らず強し


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来たるべく新年の悪事を

ことごとく吹き飛ばしてくなんしょ~

西方浄土の父ちゃん母ちゃん

その他数多の善男善女

諸仏諸菩薩様・・お元気で~~


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この世の皆様も身体お大事に~~


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2018年よろしくお願い申し上げます。

””あけましておめでとうございます””


  <16歳の誕生日一人でタンメン>


泥棒の疑いが晴れて

うれしかった少年・・でも

あんなに優しく良い人が

同郷先輩のお金を盗むなど

想像もできなかった・・・

いつもニコニコ愛想の良い九州男児

こんなことは初めての経験・・・

人は見かけによらないと

思い知らされた事件だった

一ヶ月前の誕生日・・

誰に知られることもなく

練馬駅前のラーメン屋・・・

ラーメンより20円高かった

野菜たっぷりのタンメン70円を

注文し・・その日もただ

見果てぬ未来を空想し

それだけで幸せになれた少年

小さな肩には一家を背負ってると

思う一方的な自負心にあふれ

必ず成功者になれると

固く信じこんでいた

2年前に3歳年上の姉が

福島市内にあった日東紡績工場の

工員と突如結婚話になり・・

結婚してしまい父ちゃんへの

仕送りが途絶え・・・

長男の少年は子供心に

責任を強く感じていた

別に責任感が強かったわけじゃ

ないけれど・・ド貧乏な環境が

自然とそうさせた・・・一方で

貧乏父ちゃん一家がいなければ

ボクはもっと自由に生きれるのに・・

と思ったりもした・・中学1年生の時

国語のYSI先生がボクたちに

人生の教えを得々と語ってくれた

親を大事にしなさい・・親は幾つに

なっても子供は子供と思って

慈しみの心を我が子に持っている

特に母親は””天使か菩薩様””

””粗末にしたら罰当たりだぞ””

お袋ってほんとに良いもんだ・・・

先生は正月に実家へ帰り・・・

お袋さんにお年玉をもらったそうだ

先生その時35~6歳?

思い切り感激したらしい

少年は心の中で思った

親がいれば確かに幸せな

人もいるだろうけど・・・

親がいるために不幸せな人間も

いるのだとどうして先生わからない?

一方的な説教に素朴な疑問が

わいて・・何回もズル休みを

したことを思いだしてしまい・・・

継母にいじめられた少年

国語の先生が嫌いになった・・・

そんなことを回想しながら

食ったタンメンの味今でも忘れない

泥棒事件が解決した時・・・

うれしくて・・霊山の父ちゃんに

手紙を出しいろんな問題もあったけど

ボクは一生懸命頑張ってる

心配は要らないからと書いた・・

それから数日後突如父ちゃん

練馬駅前牛乳屋に現れ

心臓が飛び出るかと思うほど

びっくりした・・・・・・・・・・・・・・・・・

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!!