ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

2月15日(木)煙草泥棒

嵐の後の怪天気・・・

こんなにむきになって

晴れてくれなくて良いのに


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あちちちち~~~~

初夏の雰囲気を一気に感じる


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リロアン波際・・まだまだ

心の準備ができてはおらぬ

今しばらくお待ちくだされ~~~~


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暴風雨に鍛えられた木々・・

緑がやたら眩しく見える


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美味しかったか・・暴風雨


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あつーい陽射しをうけながら

爺様5人がかりでダナオの山へ

性懲りもせず玉転がし・・・


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台風で使い果たしたのか・・

風のやろう・・ちっとも吹かず

暑いのなんのと贅沢云いつつ

握り飯をほうばる紳士なゴルファー

やがてあの世へ行くこのメンバー


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         (仙台代表・・SIS選手)


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         (甲府代表・・TKB選手)

本日小言が出ず淋しいゴルフ・・・


       (池袋代表・・HTR選手)


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中々フィ二ッシュが決まってるけど

フエア-ウエーで世紀の空振り

やっちまって一人で照れていた。


       (長野代表・・ナオじいちゃん)

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ナオちゃんの得意技・・二日酔いショット・・

腰痛ベルトでがっちり固めた腰痛爺・・

顔に腰痛移らぬよう顔面も防御・・


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研究に研究を重ねた腰痛防御ショット!


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一流バレリーナに負けぬ華麗なフォ-ム

前半は42でお見事でしたが

後半腰のちょうつがいが外れ

お見事乱れ打ち56・・・・・・・

まだまだ努力の足りない爺です。

今年こそプロゴルファーの

ライセンスを取り来年は

いよいよ・・全米ゴルフ選手権の

出場を実現させるべく・・

虎視眈々と狙いを定める

波際爺の近況報告です・・


       <ザ・コミックス放浪記>


生まれて初めて電車の定期券を

買った少年・・前借りしたけど

嬉しかった・・それとタップシューズも

初めてつま先とかかとに金具がついて

それを上手に使い音を出す・・

中野ブラザースは直接教えて

くれなかったけど教室を管理してる

タップダンスの先生が教えてくれた

タタタ~タタタ~タタタ~両足を

交互に出しかかとをつけず

つま先だけで音を出す基本を

毎日繰り返し練習・・・

それとワルツのリズムで

やはり交互に左右・・・

タタタタタ・・タタタタタ・・タタタタタ・・

午後一時から3時ごろまで

なんでもそうだけど急に

上手くはならない

早く上手くなって

人に見てもらえるように

なりたいと願い励んだ少年・・

そんな練習のない日

久しぶり・・喫茶店愛に行ってみた

もしかしたら千円貸したMYKと

云う娘に会えるかも知れない

淡い期待もしたけれど・・・

店員に聞いたら、あれから

一回も来てないと言う・・・

やっぱりそうだったんだ~~~

と・・思い逆にさっぱりした。

女性にとって魅力のない男・・

淋しかった・・・・・・・・・・・・

なにもとりえのない少年

仕事で一旗あげるしか

道はないとあらためて思った。

練習のないある日の午後

4畳半一間2階の部屋で

胸にもやもやもあり・・一人

大きな声でルイジアナママを

歌っていたら・・突然ガラリと

引き戸が開き・・奥さんが

ぬっと顔をだし、あんた音痴ねえ

音程が狂ってるわよ・・・

””あっそうですか・・””

””もっと基礎勉強をしなさい・・””

””ハイ・・わかりました・・・・・・・””

そう答えたものの

あの時の冷たい奥さんの言葉

胸に響いた少年・・・・・・・・

それから一ヶ月位経ち練習も

仕事も休みだったある日・・・

先生・・奥さん・・娘一家そろって

外出し家には少年一人だけ

居間のテーブルの上にあった

煙草いれケースからハイライトを

一本盗んで吸ってしまった・・

12~3本入っていたので

わからないと思ったけど・・

外出から帰ってきた奥さん

ケンちゃん・・あんた

煙草一本盗んだでしょう・・・

たとえ一本でも泥棒は泥棒

どうするつもりなの?

””ハイ・・すみません買って返します””

””返せば良いって問題じゃないでしょう?””

””じゃあどうすればいいんですか?””

””今日は晩御飯無いから外で食べて””

””わかりました・・・””

ふて腐れ気味の少年ぷいと

出て行き甲州街道沿いにあった

ラーメン万福でラーメンライスを

オーダーきれいに平らげた・・・

そしてあくる日・・腹が痛いと云って

仕事をズル休み・・次の日も休み・・

ご飯だけは夜中に台所に忍び込み

食料確保・・三日目も休んだら

次の朝・・布団・・少年の全財産バッグ

2階の窓から外に放り投げられ

出て行くように云われた・・・

ハイと答えた少年数時間後

放り投げられた荷物布団を

2階に戻し・・平然と寝泊りを

3日間し・・飯も盗み食い・・・

少年は奥さんに対して

居直ってしまった・・・・・・・・・

見かねたIGR先生少年を呼びつけ

これほどまでされても

出て行かないのは

此処が好きだと云うことだろう?

意地を張ってないで前のように

仕事を頑張りなさい・・・

と言ってくれたけど少年の心は

仮に決まっていた・・・・・・・・

それから一ヶ月後・・・

東京オリンピックが開催される

歩いて3分の甲州街道は

マラソンのコース・・・

裸足のランナーで有名な

マラソンチャンピオンアベベが

この甲州街道を走ることになる・・

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!

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