2月16日(金)1964年東京オリンピック
今朝も素敵過ぎる波際の天気
遠く陽炎のように浮かぶ
おっぱい島の真ん中を横切る
客船だろうか貨物船か
遠くてわからぬけれど
こんなに天気がいいと
どんなぼろっちい船でも
安全そうに見えるから不思議だ
人間の眼、耳、鼻、舌、身、意、
生きるうえでの羅針盤かも
知れないが・・一歩誤れば
地獄へ落ちる入り口にもなる
美しい乙女を見て
心迷いそうになったなら・・
80年後を想像すれば迷いも
解けると過去の偉人も言っている。
惚れた女と一緒になる時は
その娘のお母さんとおばあちゃんを
しっかり見ればよい・・・
惚れた女の近い未来の姿だから
言い方は極端かも知れないが
表面だけで判断すると
本物を見失うぞ・・と言う警告だろう。
わたしも過去に何度失敗したことやら
枚挙に暇がない失敗人生・・・
やっとこさ・・少し気がつく頃に
なった今・・残された時間は
幾ばくもなく途方にくれている
後・・・わずか423年になりつつあり
6日後は73歳になる・・・
誕生日・・冥土の旅への一里塚
めでたくもあり・・めでたくもなし・・
昔の偉人の名文句・・できる事なら
めでたい~めでたい一色で
行きたい・・生きたいものである!
今頃は同級生のしげさんも
寒い日本へ到着した時刻
風邪ひかねでけろー
手術後だから大事に・・・
災難は忘れた頃にやってくるって
云うけど・・最近忘却が多いしげさん
わたしは忘却ないけど忘れ物多い
忘却とは忘れ去ることなり・・・
同じようなものか・・・
台湾しゃぶしゃぶ美味かった~
ありがとう~忘却はない~~~
義理と人情量りにかけりゃ
どちらも重たい人の世界
さて・・残された人生修行
六根清浄忘れずに
唱えるだけでなく
実践なければ絵に描いた持ち
行動なき理論ほど虚しいものはない
せめて思うことの十分の一でも・・
やると思えば~何処までやるさ~
それが爺の~魂じゃないか~
義理がすたれば~この世は闇だ~
なまじとめるな~夜の雨~
わたしの人生劇場も
振り返ってみればかなり
義理欠き・・恥掻き・・礼も欠き
無作法な人生を歩いてきた
今更ながら反省の毎日・・・
このままでは極楽浄土など
行けそうもない・・・・・・・
過去に迷惑かけた皆様
全員に反省の心を
朝の祈りに込めています。
<ザ・コミックス放浪記>
夜のキャバレー酔客相手の
フロアショー少年が目指してる
芸の世界ではなく・・・
小道具大道具を持ち運び
キャバレーショーの引越し
請負人のような立場
口うるさくヒステリックな奥さんに
先生と呼びなさいと強制された
けれど・・内心先生と呼ぶのに
少しの抵抗感があった・・・
全て奥さん主導でボス的立場
事あるごとに・・・
””私は元バレリーナ素人じゃないわよ!””
が・・・口癖、何十回聞かされたか・・・
説教されるたびに心が折れて
電気ショックを受けたみたいに
脳神経がかき乱される
ヒステリックな女性は
無条件で嫌いになった
2階から荷物まで
放りだされたのだから
素直に出て行けば良いものを
意地でもそんな行動を
とらなかった少年・・・
そして虎視眈々と出て行く
チャンスを狙い・・・
奥さんには極力近づかず
何事もなかったように
仕事を続けた・・・
まるで赤穂浪士の心境みたいに
そのうち10月10日夏季
東京オリンピックが開催される
ことになったが自分のことで
精いっぱい・・さほど興味は
なかったけれど・・桜上水の
そばを通る甲州街道が
マラソンコース・・そこに天下の
アベベ選手が出場する・・・
心待ちにして・・・日本選手は
そっちのけ・・少年の頭は
アベベ選手一色に染まっていた
東京でも裸足で走るのかと
思っていたけどシューズを
履いていてちょっとがっかり
してしまったが・・沿道で
直接見たアベベ選手黒光りした
墨のような色で初めて見た少年は
びっくりし・・・黒い色にも
いろんな黒があるのだと・・・
生まれて初めて知った。
ローマオリンピックで金メダル
東京オリンピックでも金メダル
オリンピック2大会連続で
金メダルを獲得したマラソン選手
後にも先にもアベベただ一人
少年は我が事のように嬉しかった
よーし・・ボクも頑張るぞ~
東京オリンピックの前年1963年
激動のニュースも流れた・・・
プロレスの王者力道山が
赤坂の高級ナイトクラブ
ニューラテンクォーターで
ヤクザに腹を刺されて死亡
アメリカのケネディー大統領が
暗殺され世界は混沌とした
そんな直後の東京オリンピック
不吉な予感と未来の希望が
交錯した衝撃的な時代でもあった!
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