ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

3月30日(金)稼ぎ始めた少年


青空と乱雲が入り混じる

今朝の波際

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快晴と思いきや


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突如、お天気雨・・通り雨・・

にわか雨・・変な天気模様


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大忙しで洗濯物を

取り込んだりまた干したり

するエルメールを

あざ笑うかのように

悪戯を仕掛ける波際の空


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すっかり洗濯親父で忙しい

テオンの親父エルメール・・

このところ比人の宿泊客が

少しずつ増えてきて

洗濯物の絶える暇がない

にもかかわらず

メンテのイキに負けじとばかり

腹が突き出たエルメール


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この2年間で体重15キロ増

周りをデブに囲まれて

痩せ細るばかりの青春爺

あと・・5~6キロ太りたいと

思っているけど・・・・・・・

今更不可能に近い

””成せばなる・成さねばならぬ
  なにごとも・成らぬは人の
  成さぬなりけり・・・・・・・・””

なんと空虚に響くこの格言


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””ケンおじちゃん朝の弁当入れ””


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””箱はでかいけど中身はしゅこ~し””


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””こんだけで体力大丈夫かな~?””


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””まっいいか・・あの世が近いから・・・””


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         <ザ・コミックス放浪記>


キャバレー寮のおばさん・・

34~5歳に見えた一年前

旦那さんや子供がいるとは

知らなかったし、

おばさんも言わなかった

本当のことがわかって

心が吹っ切れた少年

その頃は今のような情報化

社会ではなく東京で

流行したものが4~5年遅れで

地方に流れてきた時代

現在の18歳とは比べものに

ならないほどウブだった・・・

それに””東京から来た””と

広言してるけど出身は

福島県伊達郡霊山村の

超貧乏人部落の出・・・

もちろんテレビも電話も

あるわけネエ~~

大相撲の横綱も

千代の山、鏡里、吉葉山、

そして栃錦、若乃花の時代

部落で一軒だけテレビの

ある家はお寺で時々

盗み見しに行っていた

そんな霊山村から出てきて

3年・・身体もちびで童顔

ほっぺたの赤みも

未だ取れてないガキッチョ・・

さすがに青ッパナや寝ション便

だけは卒業していた・・・・・

熊本の人たちも

良い人ばかりで

東京の人より人情が厚く

初日から1万5千円も

稼がせてもらえて

後が怖いとも思ったけど

素直に嬉しかった

二日目は初日回れなかった

お店に次々と顔を出し

初日ほどではなかったものの

確実に1万円を突破・・

やっぱりどのお店に行っても

””何処から来たの?””

””東京です・・””

水戸黄門、葵の御紋みたいに

絶大な力を発揮して

””この紋所が目に入らぬか~””

とばかりに・・””東京です””を

繰り返し答えた・・・

東京ですを境にお客さんも

ホステスも顔つきが変り

憧れにも似たような表情になり

ちょっとしたスター気分を

味わい嬉しくなった少年・・

少し恥ずかしかったけれど

墨田区東向島も

東京に違いない

嘘は言ってないと

内心一人で弁解していた

お店の閉店時間が近づくと

最後のリクエストは

必ず””さよならルンバ””だった

このまま~お別れしましょう~

あなたの~言葉のまま~

ダリアの~花びらさえも~

恋の時過ぎりゃ~色はさめる~

ああ~さめた後から~

いくら泣いて~泣いて~

泣いて見たとて~かえらぬ~

恋の終わりは~しおれた花びら~

そして瞬く間に1週間が経ち

裏町市役所の市長に

次の訪問地熊本八代の

裏町市長宛に紹介状を

書いてもらい飛び立つ少年

八代は初めての街・・・

ドキドキ・・ワクワクする18歳!

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!!

チロリン宿もよろしくお願い致します。

メールアドレスliloan_namigiwa@yahoo.co.jp

電話+63-920-903-9837なかだ・・・