８月１３日（月）４３年前のマニラ

リロアンは今朝も

平和に夜が明けた

小鳥のさえずりに呼び覚まされ

目を開けた瞬間どっかから

ばあ様と爺様が罵りあう

叫び声が遠くから響き

なんとも不調和な

波長が耳に届いた

間もなくばあ様の甲高い

一言を最後に叫び声は

ピタリとおさまり・・

いつもの静けさが漂う

チロリン村界隈・・・・・・

多分爺様のノックアウト負けで

決着がついたのだろう

イエスの抵抗も

マリア様のふところの深さに

疲れ果てたか・・

女は強しセブの風

強い女に見つからぬように

そっと出かけたダナオの山

３日間の引きこもりで

足腰たちに淋しいと

不満を言われ

追い立てられるように

信号のないダナオまで

ハンドル握り一っ飛び

９ホールスおよそ５キロ

緑の芝を踏みしめ歩く・・

う～～～ん～なんとも

言えない快感だ・・・

キャデイーは不快だと

言ってたけれど・・

ホールから次のホールまで

の距離が長い山岳コース

歩いて回るのはわたしぐらい

右に行ったり左に行ったり

優に５キロ以上あるかも知れない

おばさんキャデイー嫌がる

わけだ・・・これが１８ホールスと

言ったら断られそう・・

山あり谷あり絶壁あり・・・

１０キロ以上・・・・・・・・・・

ダイエットに最高だけどなあ～

ひとりよがりの青春爺・・・！

　　　　　　　　＜ザ・コミックス放浪記＞

スペイン語のエサに釣られて

３日間のマニラ初旅行

さっぱり通ぜずガッカリ

したけどSWJさんに

紹介されたマニラ在住日本人

TNK氏が優しくケン棒に

接してくれて問題があったら

いつでも相談して欲しい・・・

SWJさんはなにも知らず

できもしないので

私に言ってくれれば

ほとんど大丈夫ですからと・・

事務所兼自宅の

電話番号が書いてある

名刺をくれた・・・

本人が言うとおり英語も

タガログ語も達者で

初めてのフイリピン・・・

ケン棒はすっかりTNK氏を

頼もしく思い信用したのだった

そして・・・””日本でクラブを

経営してるそうですねえ・・

もしフイリピンの女性が

必要でしたらいくらでも

用意できますので遠慮なく

申しつけてください・・・””

と言われスペイン語で

だまされた分・・比人女性を

店に呼べるなら今回の

出費など安いものだと思い

次回はゆっくり日にちを

取ってくるので女性を

数人確保しておいて

くれるよう頼み帰国・・・

もしもこのルートで比人女性を

確実に確保できるなら

しめしめと嬉しくなり

TNK氏に手付金として

１０万円を預け・・・

いい加減なSWJさんとは

今回限り・・・６０万は

安い勉強代だったと

納得したのだった・・・

そして２回目のマニラは

ひとりで決行・・マニラ空港へは

TNK氏が迎えに来てくれて

何から何まで親切に

振り回されていつの間にか

２００万以上の出費に

なっていた・・疑いながらも

乗りかかった船だと

むきになり・・何とか３名の

女性を確保これだけでも

つれて帰ることができれば

元は取れると踏んだケン棒

ロハス通りにあった

日本大使館に３人の

観光ビザを申請すんなりと

一人３ヶ月のビザを取得

日本へ連れてったのは

良いけれど後々わかったのは

３人とも置屋の女で

売春婦だった・・そんなこととは

知らないケン棒・・真面目に

店で仕事をしてくれるものだと

頭から信じていた・・ところが

どっこいこらしょのしょっと・・・

参った～～～～～～～～～！

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