早朝４時半ドアを
ドンドン叩く音で
何事かと思い開けると
ジョビーが顔色を変えて
立っていた・・・
大熊さんが血を流し
倒れていると言う・・・
急いで駆けつけてみると
２階のフロアで仰向けに
倒れ顔半分が血だらけ・・
これはやばそうだ・・
””大熊さん～大熊さん～””
でかい声で呼んでみたら
覇気のない顔・・薄目を開けて
””ハ～？誰～？””
ヤバイ・・・救急車を
呼べと指示・・電話を
掛けるジョビー・・・
無情に誰も出ない
日曜日の早朝は
救急係も寝てるらしい・・・
これもフイリピンスタイル？
バカヤロ～～～！
ガードにバイクで
バランガイホールへ
直行させバランガイ特有
トラック型救急車一台
バランガイ職員運転手含め
４人が急行・・・
コンソラシオンの
メンデロホスピタル
救急病棟へ無事到着
バランガイ救急車を
呼びに行ってる間・・・
もう一度２階へ戻り
””大熊さん～大熊さん～””
思いっきり叫んだら・・・
””はあ～は～い””
””この顔誰だかわかる？””
すると頼りない声で・・・
””ケンさん・・””
この一言で安心した・・・
うつろな意識が戻ったみたいだ
だけど足元がふらつき
トイレまで一人で歩けない・・
支えてようやくトイレを済ませ
その間に到着したバランガイ
救急隊員達の手厚い看護と
共にサイレン鳴らし病院へ
さすがサイレンは最強の武器
普段は１５分かかる
道のりをわずか５分で到着
血圧は１７０・・１１０・・・
高～～～～～い
上下共に高～～～い！
しかし・・意識もはっきり戻り
両手両足も力強く動かせる
状態は良い方へ向っている
緊急措置で血圧も
１３０・・・８０になったけど
念には念を入れ
マンダウエーの
UCホスピタルへ
CTスキャンを撮りに
今度は本格的な救急車で
CT設備のあるUCへ
サイレンと共に疾走・・・
もちろんわだすも
ジョビーも救急車へ相乗り
１時間の道のりを
サイレン鳴らして１５分弱・・・
ノンストップ飛ばし放題
追い越しし放題・・・・・・
この車を日常乗り回したいと
心底思ったわだすでした・・
家に戻ったのは１０時半
延々６時間かかったけれど
命に別状なく・・明日UCへ
CTスキャンの結果を
取りに行き医者の診断で
問題なければ２～３日の
入院で済みそう・・・・・・
是非そうあって欲しいものだ
フイリピンの医療費はバカ高い
請求書を見ただけで
心筋梗塞になる人も多い
大熊さんせっかくの退院日に
請求書を見て再入院となったら
あまりにも可哀想過ぎる・・・
どうかよろしくおねげえします
神様・・仏様・・血圧様！
それから・・この国では
救急車は有料なので
役目を終えたバランガイの
救急スタッフに支払い料金を
尋ねたら・・要らないと言う・・・
そう云うわけにはいかないので
ジョビーに心づけだといって
金を渡してくるように
言いつけたのだけれど
頑として１ぺちょも
受けとらなかったという・・・
このセブーでわだすは
奇跡を見てしまった
リロアンバランガイの
救急隊員の皆さん・・・
厚い厚い心を奇跡を
ありがとう一生の思い出に
なりそうだ・・ブロ愚を書きながら
涙で顔がぐしゃぐしゃに
なったわだすでした・・・
＜ザ・コミックス放浪記＞
覗きの忍者修行を
頑張ったケン棒だったが
ある程度近くまで
忍び寄る術を習得したけど
無関係の女性に
触りまくるほどの
大胆な行動はできなかった
関係のない女性に
触る趣味もなかったし
犯罪行為に近いとも思った
だけど覗きのプロたちは
その行為を相手に
気づかれぬような
神業とも云える
アナログ技術を習得し
成功した時の
スリルとサスペンスに
満ちた喜びと快感・・
なにものにも変えがたいと言う
本物のセックスよりも
興奮するらしい・・・
変態覗き魔の心を
まだまだ理解できない
青二才のケン棒・・・
相手女性の身や心が
こっちへ少しずつ
なびいてくる状況が
なんとも云えない
快感になるのだけど
関係のない男女の抱擁に
ちょっかい出しても
気持ちなんか良くならない・・
むしろ気持ち悪いだけ
千鳥ヶ淵の森の中に
シャワーなどないのだから
それでも１シーズンだけは
我慢して忍者修行を続けたけど
２シーズン目からは
草加せんべいを代わりに進呈
丁重にお断りした・・・
変態先生たちは
自分が大好物だから
他の人間も同じように
大好物だと思ってるらしい
時代は変わって
田代まさしを誘ってあげたら
泣いて喜んだに違いない
忍者修行は４０数年前の
こと・・・２０１８年の今
どんな風になってるのだろう
素敵な思い出千鳥ヶ淵の愛の園
熱い抱擁と忍者部隊の活躍が
今も続いているとは
思えないけど・・・
興味のある方がいたら
体験覗き見を試みて
その結果をメールなり
コメントなりしていただければ
変態人間になりきれなかった
わだすの課題と冥土の
土産にする所存であります・・
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