ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

3月7日(木)


真っ青に広がる初夏の

空と太陽の強い光


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今年もセブの夏は

本格的な始まりを見せてきた


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冬から夏へいくつかの

戸惑いを超えながら・・


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日本のような春がなく

一足飛びにやってくる夏

日本人には変な気持ちに

なるけれど・南国の海を

心待ちにしていた観光客には

待ってました~~~~~~

最高級な海のシーズン

モールにも海遊びの

小道具や子供の小さな

プールなどが売り場に並べられ

夏到来の雰囲気も満載

山と海に囲まれたチロリン村

季節の変わり目を

敏感に感じることができる

エアコンのない一般庶民も

夏の到来には敏感だ

トタンの屋根は真夏の

太陽でジリジリに焼け

狭い室内は過酷な拷問状態

エアコンの効いたモールへと

難民のように押し寄せる

モールは庶民の天国だ

一部の富裕層だけが

贅沢し放題・・やりたい放題

大半の貧乏人は

食うことだけに生きがいを

感じている・・病になったら

満足な病院にもかかれず

事と次第によっては

たとえ若くても子供でも

簡単に人生の

終わりがやってくる

にもかかわらず幸せ度は

日本より・はるか上を行く

不思議の国フイリピン共和国

都会は別として

常夏の国だから一年中

パンツ一丁でも暮らせる

気象条件と個人主義

勝手主義が上から下まで

はびこるお国柄・・・

国益なんてあまり

聞いたこともなく

興味も無いのだろう

ケセラセラが根底に

行き渡った人たち

””少しは明日のことも考えろ””

などと余計なことを言ったなら

””未だ来ぬ明日をなんで悩むの?””

反論されるか無視されて

うざい爺と疎まれる

反論には一理あると思うけど

現在過去未来を含めた

貴重な今を謳歌するのは

いいけれど刹那的な

今を生きるのは虚しい

個人の利益しか考えられぬ

思考回路が幸せ感に

浸れる要素かも知れない

わだすの知ったこっちゃ

ないけれど・・・(笑)


       <ザ・コミックス放浪記>


新潟出身の奥さんと

正式な離婚も成立して

家の売却金は全額

あげると口約束しただけで

全てを信じ・生まれ育った

新潟へ母と娘で帰って行った

トラックで新潟県高田から

はるばるやってきた

奥さんのお父さんと兄・・

権利書か約束書を書いて

くれと言われるのを

当然だと思っていたけれど

人を疑うようなことは

しないほうがいいと・・

奥さんをたしなめるほど

人のいいお父さん・・・

その人が重い病に

掛かっていると耳に入った

良い人ほど早くこの世を去る・・

憎まれっ子世にはばかる

なんて世間の変な言い伝えも

あるけれど・・その通りに

なったような気がして

切なく・・悲しかった・・・

入院中お見舞いに

駆けつけたとき・・長くは

持たないなあ~と思うほど

憔悴しきってやつれ果て

ケン棒の手を力ない手で

握り締め・・遠いところから

ありがとう~ありがとう~と

涙をぼろぼろ流し泣きじゃくる

仏のお父さん・・・・・・・

思い余った元奥さん・・・

””いつまでもなきなんな~””

言いながら自分も泣いている・・・

病気で気弱になってる

お父さんに元奥さん・・・

なにもしてあげられない自分が

惨めで悲しい・・病気は

胃がんの末期症状・・

半端な金などなんの役にも

立たず・・弱弱しく震える手を

そっと支えてあげる以外

なすすべもなく

命のはかなさを

思い知らされた・・・

それから半月ほど経った頃

訃報の知らせが入ったけど

その時はすでに通夜も葬式も

全て終わった後・元奥さんが

忙しいケン棒に余計な

神経をつかわせまいとの

心づかいから知らせを

遅らせたのだった・・・

ケン棒が見舞いに行った

2~3日後からほとんど

意識が途切れ途切れに

なり一進一退だったらしい

葬儀に行けず

悔やまれたけど・・後に

駆けつけ墓参できたことが

せめてもの救いだった

元奥さんの母親も胃がんで

亡くなり・・今度は父までも

自分も死にぞこないを

体験して数ヶ月・・そして

離婚・・そんなことから

自分探しを無学なケン棒は

読書に求めささやかな

安らぎを得ようとしていた

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!

チロリン宿・チロリン村・よろしくお願い致します。

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電話+63-920-903-9837なかだ・・・