ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

10月22日(火)キムさんと智恵子抄

台風がそれてくれて助かった~

やたら冷え込む今日の谷塚・・

と思ったら関東一円

寒~~~~~~だと・・

初秋から冬の入り口に

一足飛び気の早い寒気の奴

まあ~これで行きつ戻りつ

徐々に冬に向っていくのだろう

12月も半ば頃になると

渋いアンポ柿がとろりと

熟して甘くなる・・

顔中やっこいアンポ柿を

ぐっしゃりつけながら

夢中で食ってたガキの頃

山々々で囲まれた霊山村も

今では高速道路があると言う

見上げたもんだよ

屋根屋のフンドシ

結構毛だらけ猫灰だらけ

ケツの周りはクソだらけ

懐かしい寅さんも霊山村の

遥か空の彼方へ飛んでった

人間はいずれ誰しも空の

彼方へ飛んでいく・・・

地球自身が宇宙の真っ只中を

飛び続けてるのだから

我々も飛び続けてるのは確かだ

詩人高村光太郎と智恵子・・

ふたりの愛も広い宇宙を

飛び続けている~~~

   ””智恵子抄””

<死んだ智恵子が造っておいた

瓶の梅酒は十年の重みに

どんよりよどんで光をつつみ

いま琥珀の杯に凝って玉のやうだ。

ひとりで早春の夜更けの寒いとき

これをあがって下さいと、

おのれの死後に遺していった人を思ふ。

おのれの頭の壊れる不安に脅かされ、

もうじき駄目になると思ふ悲に

智恵子は身のまはりの始末をした。

七年の狂気は死んで終わった。

厨(くりや)に見つけた

この梅酒のかおりある甘さを

わたしはしづかに味はふ。

狂瀾怒涛の世界の叫びも

この一瞬を犯しがたい

あわれな一個の生命を正視する時

世界はただこれを遠巻にする。

夜風も絶えた。>

日本滞在最後の夕方5時半

外は真っ暗深々と冷える心身

萎びた老体骨身に凍みる

昨夜は母親の入院の合間を

ぬって友人キムさんわざわざ

谷塚まで来てくれた・・

わだすはセブから手ぶらで

来たのに手ぶらのお返しにと

またまたいただいてしまった

ほれこの通り~~~

 

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高村光太郎を愛した智恵子の

愛に優るとも劣らぬキムさんの

優しさ数年前に乳癌で愛する人を

亡くしたキムさん詩人高村の

ような心境なのだろうか・・

その胸の内は知る由もないけれど

もし許されるならわだすが

智恵子になっても良いと思う

また変なことを言ってしまった

前立腺肥大症なのに・ゴミンネ!

来年3月は必ずボゴDEゴルフを

できるようナオちゃんと

スケジュール調整しておきます。

お大事にお母さんをと共に

自分自身の身体も大切に

ありがとうございました。

明日は朝5時起き朝が

苦手なわだす今日は

これにて失礼をいたします。

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