１月１３日（月）バスタオル姿のKME
もったりした空模様が続くリロアン
このところこんな天気ばかり
季節柄しょうがないと言えば
しょうがない３月頃まで変態天気
今日のチロリン村気味悪いほど
静かだ・・すずめの鳴き声だけが
やけに響いてくる・・・
朝のミーティングが
まとまらないのかピーチク
パーチク中々止まらない
わだすには意味不明で
理解できないすずめ語だけど
すずめ同士は当然わかっている
世の中には数カ国語だとか
数十カ国語も出来ると
自慢するバカ・させるバカが
多いけどすずめ語を話せる
人間はいやすまい・・・
人間が話せないすずめ語を
理解し意思の伝達が出来る
すずめはすずめで立派な奴
一年中というか一生・・・
さるまたフンドシ腰巻ズロース
どころか衣服を全く必要とせず
その日の食料はその日で解決
明日の食料問題や生活費の
心配をする事もなく
自由にチロリン村の空間を
飛び回り生を満喫している
変なカトリックの神父や
比叡山の高僧よりも遥かに
深い悟りかも知れない
我々も学ぶところは多いはず
自分の生を精いっぱい生き
賞味期限が切れたら
さっさと死ぬ・他を批判
非難する事もないから
誤解も口争いもない
貧乏も金持ちも中間層も
存在しないので格差や
妬み・恨み・ジェラシーが
現れる要素が何処にもない
人種差別など何処吹く風
地球上を自由に飛び回る
すずめは偉大な飛行生命体
わだすも一度はすずめに
なってみたいと思うけれど
納豆やソーメン食えないのが
ちょっとばかり寂しい気がする
もしかしてすずめに・・
脊柱管狭窄症や前立腺肥大症が
あるのだろうか・・多分
ないと思うが万が一あったとして
すずめが腰にロキソ二ンを
貼って飛んでいたらどうだろう
みんなに仲間外れにされるだろうか
売国奴などと非難されて・・
人間が使うつまらぬものなど
小さな親切大きなお世話と
云うものだろう・・第一すずめに
腰と呼べる場所があったっけ？
今度すずめに聞いてみよう・・
前立腺肥大症のことも・・・
＜ザ・コミックス放浪記＞
経営者づらをするのが
好きではなかったケン棒
お客さんはほとんどケンちゃん
スタッフはみんなケンさんと
呼んでいた、ご他聞にもれず
KMEもケンさんと・・・
いいかげん飲んでいたふたり
化粧も少しはがれ気味・・
着ていた着物も乱れ気味
口調と態度がだんだんと
大胆になってきたKME・・
最低４０歳はいってると
思った・・するとやおら
””先にお風呂へ入って
ケンちゃん～～～””
エエエ～？ケンさんが
いきなりケンちゃんに・・
酔っ払ってきたKME
もろに年上おばさん風を
だし始め上から目線で
トロンとした目・・・
参っちゃったな～と思ったけど
酔っ払ってるからしょうがない・・
今更帰るわけにもいかないので
””KME・・ビールはやめて
コーヒーにしたら・・？””
そう言ってケン棒は風呂場へ
行きゆっくりと湯ぶねに浸かり
アルコールを発散させようと
くつろいでいたら・・湯ぶねの
ガラス越しに見えるソファーで
KMEが着物を脱ぎ始めた・・
やばいな～と思っていたら
やっぱり・・来た～～～
ガラガラと戸を開ける音がして
””わたしも入っていい～？””
胸からバスタオルを巻いては
いたが・・はがれた化粧と
艶のない肌は間違いなく
普通のおばさんだった・・・
良いともダメとも言う暇もなく
パラリとバスタオルを大胆に
外しプラスティックのイスに
腰掛・・シャワーを始めた
見るともなく見えるKMEの
背中と鏡に映るわずかなおっぱい
肌はおばさんだったけど
子供を産んでないのと
小さいせいで未だ垂れては
いなかった・・それにしても
こんなに大胆になるとは
予想も出来なかったので
内心呆気に取られたケン棒
これからどうしようと・・
湯ぶねの中で考え込んでいた
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