８月２６日（水）戦いの夜
晴れ間が広がり爽やかな海風が
流れるチロリン村の波際
自然界は一見何事もないように
泰然自若と構えている～～～
一日一回太陽は出ては消え
消えては出てくる繰り返し
本当のところ太陽は
デンと構えて微動だにせず
ひたすら自分自身を
燃やし続けて核武装
強烈な熱光を放出し
我らが住める地球環境へと
命の源を与え続けている
一方地球も生真面目に自転公転
繰り返し一年３６５日とわずか
親分太陽の周りをおよそ数十億年
回り続けている・・誰に命令
されているかは知らないけれど
今後も数十億年天変地異が
おこらなければ変わらぬ活動が
予想される、自転公転の軌道は
一体誰が決めて運転してるのか
自動運転に違いないがリモート
コントロールしてるのは
人間じゃないことは確かだ・・
我々人間には想像もできない
不思議で妙な世界があるのだろう
大宇宙の中の極々小さな太陽系が
銀河系に一千億個あると言われ
その銀河系が宇宙にはまた・・
一千億個あると言われている
気が遠くなるような話しだけど
近代科学が更に発展したならば
もっともっと宇宙の謎は
解明されるようになるのだろう
無限のように広がる大宇宙
両手で数え切れない無数の星
５億光年・・１０億光年彼方の
星々に人間が行くとすれば
地球の周りを一秒間で七回り半する
光の速さで飛ぶ乗りものに乗っても
５億年～１０億年かかる・人生
５００歳なんてせこいこと
言ってる場合じゃない
最低５００億歳ぐらい
生きなければ宇宙旅行は無理なようだ
納豆とモリンガを朝昼晩食い続け
もう一度寿命の引き延ばしを
考える必要が出てきた・・
おちおち死ぬ事も出来ないわだす
忙しもんだどきたもんだ～～
きたがさっさーほいな～
＜ザ・コミックス放浪記＞
２８歳になっていたＹＯＫ
浴衣に着替えて長い時間
ホテルの一室で待っていた
ケン棒に迷いの心もあったけど
自然の成り行きで来てしまった
すでに離婚したと・・・
聞いた後なのでさほどの
抵抗もなかったが気がかりは
付き合い始めていたＫＩＫのこと
独協大学の英文科を卒業したと
言うだけあって英語も堪能で
塾の講師をしていてちょっぴり
知性的ではあったのだけど・・
女性の魅力にはもの足りず
そんなところへいきなり現れた
ＹＯＫがやけに色っぽく・・
ケン棒のオス心を引き付け
またも悪女パワーに吸い寄せられる
助平なケン棒だった・・・
ＹＯＫには知性のチの字も
感じないけどメスの匂いが
強烈でオスの心を引き付ける
特殊能力の持ち主ＹＯＫ・・
会話をしても言い方は悪いけど
奥さんタイプではなくむしろ
愛人タイプ・・メスとしては
実に魅力的な女性だった・・・
その夜も激しい野生の戦いを
ベッド上で繰り広げたふたり
平穏無事な男女関係では
なかった二人・・嵐のような
逆境ばかりの関係が・・
理屈を越えた情念に凄まじい
ばかりの炎が燃え盛る男と女
理性や恐れの出る幕はなく
すべては二人だけの世界
戦い終わり虚脱感に襲われる
ケン棒・・多くの男が
感じる気持ちなのか・・・
女と違う男の精神肉体構造
人それぞれあるだろうけど
おおむね男と言う生きものは
戦い終えるといきなりガックリ
自律神経が乱れイライラしたり
ストレスに見舞われたときは
医者に診てもらうより・・
優しい女性とセックスするのが
なによりの治療法と思っている
戦闘意欲を失い心落ち着いた
ケン棒ぐっすり昼近くまで
寝入ってしまい目覚めた横には
にっこり微笑むＹＯＫの顔が
””良く寝てたわねえ～
大きないびきで～～～””
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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・！！
チロリン村・・チロリン宿・・感謝、感謝、
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