７月２８日（水）神田さん無事三途の川を越えられるだろうか
ぼんやりした晴れ間が広まるリロアン
午後の昼下がりに仏になった神田さんが
いるという葬儀場ナオキsのそばにある
ローリングヒルスに行ってみた・・・
一室一室くまなく探してみたが見あたらず
ナオキsへ顔を出しナオちゃんとしばし話しを
したら葬儀場の一室を借りるだけの予算が
足りず地下の霊安室にとりあえず置かせて
もらっているとの事・・日本の友人に連絡を取り
神田さんの火葬の許可書やその他の書類に
サインをしてくれるようにお姉さんに
お願いしたところ・・過去に問題があり
完全な疎遠となっており弟の神田さんには
一切関わりたくない・・金銭的にもビタ一文
出す余裕もないので、お引取りくださいと
すげなく断られたらしい・・・
金銭的には迷惑かけませんので死亡を認め
火葬も認める書類にサインだけ是非お願いします
そうじゃないとフイリピンの法律により
死体の火葬も出来ず路頭に迷いセブの知り合いや
役所に迷惑かけることになるので書類に
サインだけお願いします、後々貴女に迷惑が
かかることはなにひとつありませんので
よろしくお願いいたします、こんなやり取りがあり
どうにか書類の方はなんとかなったけれど・・
問題はお金である・・葬儀場からの請求書を
見せてもらったら火葬代やその他の費用で
８万ペチョ・・棺桶や部屋代なしで・・・
神田さんの通帳に残高はなし、けれど
後輩の友人から２０万円振り込みが以前あったらしく
仲良くしていたナオキsのウエイトレスの一人が
カードをもって引き下ろしを手助けしていたが
残高がいくらあるかその娘にチエックしてもらわないと
わからず、暗証番号はその娘しか知らないので
あとでお店に来るように連絡済みだから・・
わかると思う・・果たして幾ら残高があるのか
ちなみに神田さんの財布には２千ペチョしかなかった
まさに地獄の沙汰も金次第・・三途の川も金次第
しかし資本主義の世の中と言っても醜い守銭奴は
好きになれないけれど、必要最低限のお金は
貨幣経済の世の中だから大事だと言う事を
今更ながら思い知らされるわだすだった・・・
数十年前のわだすだったら数億円を軽く
動かせる身だったけれど重ねた道楽と
巧みな詐欺師に出会い金も資産もきれいに飛んだ
最後に残ったのは１１００平米あまりの
チロリン村・・チロリン宿だけで
細々と生計を立てている、金が余っていたので
なにも考えることもなく知り合いの比人に
勧められるまま土地を購入建物を建てたが
今となっては命綱になっている・・・
どうやら神のおぼし召しのようだ
集団就職のわだすなのに感謝の念に堪えない
あれは１５の春だった上野駅が懐かしい
間もなく井沢八郎がデビューしてああ上野駅
♪どこかに故郷の～♪かおりをのせて～♪
♪入る列車の～♪なつかしさ～♪
♪上野はおいらの～♪心の駅だ～♪
♪お店の仕事は～♪つらいけど～♪
♪胸にゃでっかい～♪夢がある～♪
休みの日に新宿の歌声喫茶でアコーデオンの
伴奏で青ケツの集団がそろい涙を流し
合唱したほろ苦い時代もあった・・・
瞼を閉じて想いだすと我ながら可愛い奴だった笑
明日・連絡をくれるとナオちゃんが言ってたけれど
さてどうなることやら仏様になった神田さん
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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・！！
チロリン村・・チロリン宿・・感謝、感謝、
メールアドレスliloan_namigiwa@yahoo.co.jp
電話＋６３－９２０－－９０３－９８３７なかだ
