ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

7月13日(土)独り言

今朝もボンヤリした雲間に・・・
遠慮がちな青空が、垣間見える。
 
 
 
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私もぼんやりと目覚め、ドアに届けられた・・
弁当をテーブルの上に・・・ふたを開けると~
奇麗な色合い!毎度おなじみ~~~
トマト、玉ねぎ、エビの野菜煮、キャベツ、
 
 
 
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そこへ私の手料理付け足し・・・
納豆、丸美屋のふりかけ、141さんからの・・・
頂き物、ハネダシ海苔、ドメさんからの鉄砲漬け、
冷蔵庫から取り出しただけ!わっはっは~~!
 
 
 
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いつもながらの風景眺め~広げる弁当うま~い!
こんな私でも、食う事が出来るありがて~話だ!
お天道様~~~ありがとうごぜ~~~ま~す!
 
 
今はイスラム教でいうところのラマダン(断食)
日の出から日の入りまで、飲まず・・食わず?
一か月間・・・太陽が沈むと一斉にガツガツ食う?
 
 
長い時間空腹にし・・・一気に食いまくる・・・?
身体に悪い・・・良いわきゃねえ~そんな断食・・・
しねえほうがいいな!過去に偉大な人物・・・
モーゼ、仏陀、キリスト、マホメッド、その他・・・
 
 
大勢の聖者と呼ばれる人々は、皆100%・・・
断食修業をしている! 生きる第一本能の・・・
食を断つ事により、つまらぬ小さな自我を絶ち、
 
 
大我の世界へ昇華する?・・・無我への道の・・・
修業には、必須条件だからである。
衣食足りて礼節を知る・・という言葉もあるが、
それは我々凡人にいう言葉であり・・・
 
 
聖者には・・・衣食が無くても礼節は充分にある。
だから・・・聖者には衣食の方から自然にやってくる!
それにしても・・宗教を語り~神を語り・・・
殺し合いをしてる集団が、世界中にはびこっている!
 
 
悲しい事だ・・・!神は殺し合いなど求めない・・・
生かし合う事を求めている・・・。戦い殺し合う輩は・・
神の名を語るべきではない!語る資格もない!
波際は平和だ~~~ピースだ~~~
この平和を神様は・・・祝福して下さるだろう!
 
 
            タイムスリップ
 
 
病気になった奥さん抱え・・立ち飲み屋で一杯・・・
ひっかけてた、元新聞屋のおやじ・・鄧ちゃんを~
見つけ・・しばし様子を聞いてみた、何を聞いても・・・
から返事!聞いているのか・・・いないのか~
 
 
コップを持つ手が小刻みに、震えてる・・・
帽子を深めにかぶり・・顔には無精ひげ・・・
疲れが全身から滲みでている。
草加市民病院に入院してると言った奥さん・・・
 
 
明日いってもいいか?と・・聞いた私に、・・・
もうダメだから・・行ってもしょうがないと答える・・・
おやじ・・・それ以上何も話さないので私も立ち去り・・
 
 
あくる日の午後・・・躊躇しながら~果物下げて・・・
病室を訪ねた。大きな病室、ベッドが7~8個?
真ん中・・後ろ、壁際のベッドに寝ていた。
 
 
私はしばらくの間・・・気がつくまで、黙って様子を・・・
うかがっていたが~間もなく視線をこちらへ向けた。
やや戸惑った表情のおばさん・・・私に気付き・・・
 
 
辛そうな笑顔を作り・・・ベッドから上半身を起こし・・
かけそうになったので・・・””そのままにして下さい””
と・・いう私の言葉を遮り~””大丈夫・・大丈夫!””
 
 
と・・弱弱しそうな声ながらも、気丈に身を起こし・・・
””すみません・・こんな恰好で有難うございます””
相変わらず・・律義なおばさん!前から痩せては・・・
 
 
いたが、一段とげっそり痩せて・・・病気の重さを・・・
感じさせられた。大腸がんの末期らしい・・・!
こんな時・・適切な話し言葉が出てこない・・・
 
 
じっと・・・見つめ~~沈黙の後・・・””フルーツは~~
食べられる・・・?””
””大丈夫~食べれるけどあまり食欲がないの~””
 
 
そして下半身にかけていた毛布を両手でそっと・・・
まくり、””これ見てくれる?””そこに見えたのは・・・
小さな身体に丸太ん棒のように晴れ上がった・・・
 
 
足~~腹も膨れていた!他がやせ細っているので
よけい目立つ・・・出る言葉はなかった!
このとき、言葉の不自由さを実感した私・・・
おばさんの無理に作る笑顔が、私には辛い!
 
 
””元気で仕事してた奥さん、懐かしいな~~~
 早く・・・よくなると良いね~~””と・・・いったが~
やけに虚しい響きが私の胸に帰ってきた。
 
 
旦那の鄧ちゃんの姿は見えず、おばさんのベッドの・・
周り・・・花も見舞いの品もなく・・・私の持ってきた・・
果物だけが、ポツリと一個あるだけ・・・仕事一筋?
 
 
付き合いも、あまりなかった?私も個人的な・・・
付き合いはなかった・・配達の行き帰りに、
挨拶交わすだけ・・・しかしあの真面目さが、
 
 
心に残るものがあった・・・これでこの人の人生は・・・
終わり・・・?このおばさんの一生は終わり・・・?
なにか楽しい事は・・・あったのだろうか・・・
悔いはなかったのだろうか・・・?そう思うと・・・
 
 
むやみに胸がせつなく・・熱くなり・・・涙が~
溢れ・・・止まらなかった・・・!
””まだ若いんだから・・・私の分まで頑張って!””
と・・・・・・手をとり反対に励まされた。
 
 
熱く・・悲しく・・淋しかった・・おばさんとのひと時・・!
その一週間後に、亡くなったらしい・・・
人生とは、一体何なのだろうか・・・
 
 
深く考えさせられた・・・おばさん~有難う・・!
私も・・あの世へ無事行けたら、また会おうね~~~
ありがとう・・・ありがとう・・・ありがとう・・・!!!