ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

12月14日(木)15歳流し修行奮闘中

変な天気は4日目に入り

今日が一番変態天気・・・


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どうやら近くに台風が

来てるらしい・・


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セブ直撃はなさそうだが

不気味な暗雲・・レイテ

カモテス方面をうろちょろ


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レイテは台風銀座と

呼ばれるほど・・・

いつも悲しい定めとなっている

リロアンもつられて泪雨

いつもの散歩町内会・・・

リロアン橋・・近くの海岸

ガキッチョの嬌声と走る姿

裸足で逃げる汚れた一人の

少年を4人のガキッチョが

追い回している・・・

逃げ回る汚れたガキッチョ

岸壁のイスに座る小さな

少女(6~7歳)の陰に隠れながら

小石をぶん投げ果敢に抵抗・・

それに気づいた二人の少女

大きなゼスチャーで・・・

4人のガキッチョたちに

あっちへ行けーーー

身振り手振りで一人の

汚れた少年をかばっている・・・

少女と裸足の少年・・

知り合いなのかは知らないが

やがて4人の悪ガキは退散

ただ・・いじめられていたのか・・・

それとも何か悪さをしでかし

追い回されていたのか

知る由もないけれど・・・・・・

幼い少女の正義感に

感動してしまったわたし

最初は鬼ごっこでも

してるのかと思った・・・

逃げ足の速い裸足の貧乏少年

あの姿は住む家食い物にも

事欠いてるのに違いない


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遠い昔・・わたしの姿と

だぶってしまい切なさと郷愁が

入り混じり胸に熱いものがこみ上げた

リロアンあの橋のたもとで・・・


    ””15歳ギター流し修行中””

花園街のはずれにこじんまりした

銭湯があり・・週に2~3回通った

毎日行きたいと思ったけど・・

頭の中にいつも浮かぶ霊山の

貧乏家族・・僕が一家を

支えなければと勝手に思い

孝行しろと強制されても

いないのに自然の流れに

なってしまう子供のこころ・・・

確か風呂代18円ぐらい

わずかな節約・・今思うと

けなげな15歳頑張った・・・・・・・

別に辛いわけでもなく

夢と希望で幸せ少年!

どうにかおぼえた湯の町エレジー

客に・・””坊主なんか歌え~~””

と云われると得意になって

””では湯の町エレジーをうだいます””

未だ坊主頭の15歳

きれいなホステスを見ただけで

赤いほっぺがますます赤く・・

緊張し・・ジャンジャンジャンと

デタラメなギター音が

雑音となり響き・・毎日怒られた。

17~8人いた演歌師(流し)

そんな風にも呼ばれていた・・・

毎晩のようにケツにつく兄さんが

変った・・何もできない見習いが

売り上げの中から持っていく

300円の損害を公平に

分けた親方の仕業だった。

いっちょ前になるおよそ半年間

毎日300円でしのがなければ

ならないギター流しの見習い期間

人によっては1年経っても

ダミ人間がいたけれど・・・

そういう人はほとんど

流しの世界から去って行った

15の少年はひょっとしたら

ほんとの歌手になれるかもと・・

思い始め・・怒られても

こころ折れずに自分専用・・

ギターに乗せて歌詞を見れる

歌本・・表紙を皮で覆い

1千曲の歌詞を書くのと

懐かしの歌をおぼえるのに

毎日没頭・・兄さんたちは

褒めてくれる人・・煙ったがる人

露骨に嫌がる人さまざまだったが

トニー谷に似た優しい親方に

可愛がられ一日も早く

いっちょ前になろうと15歳は

憎まれ口を叩きながらも

2曲目はやはり古賀メロディーの

影を慕いてに挑戦・・・・・

リズムはワルツだったけど

湯の町エレジーと同じDマイナー

歌詞は2日で暗記し・・・

いい加減な指の動きで

新宿のネオン街をさ迷った。

命しらずにゃ~敵はない~

水前寺清子の歌にあるけれど

15歳の少年流し自分の・・

実力知らずにゃ~敵はない~

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!!