ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

12月15日(金)台風襲来の噂

一晩中続いたしつこい雨

朝になっても止む気配はなく


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この空模様では今日明日も

覚悟せねばならぬようだ


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ジョビー不安そうな顔で

明日違うタイプの台風が

やってくるらしいと云ってたけど


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明日朝・・母親ロゥエナの待つ

日本へ冬休みで出発する

次女真理・・母親似の太った17歳

台風でキャンセルになったら

可哀想な娘・・成田空港へ

迎えに出てくるデブ夫人も可哀想

台風様どうかお願いします・・・

ロフテット飛行で天高く舞い上がり

大気圏を突き破り再突入

北チョウセンの真上に着いたら

真っ逆さまに史上最大のスピードで

カリアゲ・・キムジョンゥオンの

棲家生きものをイチモーダチンに

吹き飛ばしてくれるよう・・・・・

切にお願い申し上げます。

そして余力があったら・・・

カメレオンの権化みたいな

気色悪い中身が北一色の

なにかの間違いで大統領になった

糞カメレオン・・ヤクザシナ国から

帰国と同時にロフテット台風で

西の彼方・・西方浄土へ

送り届けていただきたい・・・

地獄へとまでは願わぬ・・これも

日本魂武士の情けと云うものじゃ

先日雨がやってくる前に

リロアン橋最終仕上げの工事に

取り掛かる・・・人夫の皆さん

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鉄棒で掘り出した小さな岩を


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ひとつずつ肩に乗せ


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のんびり運び出す・・時代が千年


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逆のぼった錯覚に襲われる・・・

人海戦術という割には

ちっとも戦術的になってない

ダラダラと工事を先延ばし

してるようにしか見えない・・

管理小屋から叫ぶ責任者・・・

””ゆっくりやれよ~次の
  
  仕事未だ決まってねえから・・””


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木曜日、雨でダナオゴルフ

中止となり運動不足にならぬよう

OKMさんMSさんマッサージ嬢も

参加・・エントランスフィーが

無料になったパパキッツへ・・・

雨降りなので車で出かけ

園内も車で移動・・身体の運動には

ならなかったが気持ちの運動に

なったと喜ぶOKMさん・・・

平日の雨降りでお客さんは

わずかだったけど無料になった

入場料大きな魅力になりそうだ。

””運動の後・・飲み食いが美味しい””

           ””笑笑笑””

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     ””少年流し影を慕いて””


兄さんたちのように中々上手く

唄えない演歌、それでも懸命に

挑戦Dマイナーを駆使して・・

影を慕いてもたちまち暗記

ギターよりも歌と歌詞の暗記が

早かった15歳、楽器は難しい

教えてくれる兄さんが自己流・・

自然に習うわたしも自己流・・・

難しいコードを知らない兄さん

教えてもらったコードは

CマイナーDマイナーAマイナー

EマイナーFマイナーGマイナー

同じアルファべットのメジャー

また旅調の演歌に多かった

メジャー曲、妻来い道中や旅笠道中

旅姿三人男その他数え切れないほど

ごちゃまんとあった少年の知らぬ歌

お客のリクエストは明治、大正、

昭和戦前・・戦後・・民謡、軍歌、童謡

膨大な数の懐メロ・・当時新しい

流行歌・・ポップス調の曲まで・・

全部・・マイナー6個メジャー6個

合計12のコードでまかなうのだから

大変といえば大変器用といえば器用

いい加減といえば超いい加減

少年の頭の中は0だったから

気にする事は何もなかったけど

ただ一人だけTNK兄さんだけが

作曲までする音楽家・・・・・

デタラメなギター音が聞こえると

顔をしかめて渋面をしていた

小柄でめがねをかけ優しく

おとなしいギターリストだけど

歌を唄うのが苦手・・一人で

稼ぎに行くことができず

ギターができなくても唄える

演歌師と組まなければ

仕事にならずちょっぴり

可哀想な音楽家・・・間もなく

流しの世界から

身を引いて行った

雑音家と音楽家の

違いだったのかも知れない

幻の影を慕いて~雨に日に~

月にやるせぬ~我が想い~

つつめば燃ゆる~胸の日に~

身は焦がれつつ~忍び泣く~

初めてお客さんの前で歌った時

””坊やこんな古い歌良く唄えるな~””

””ハイ・・未だすってるうだあります””

””ほうじゃあ唄ってみなさい・・””

その時バーのドアがすっと開いて・・

わたしと同じぐらいの年をした

可愛い花売り娘が入ってくると

手元に呼び寄せ持ってる花を

全部買い取りわたしに1本

残りは店のママさんにあげ・・・

花売り娘とママさんに見とれてる

わたしに””さー歌ってみなさい・・””

””ハイ・・じゃあ湯の町エレジーうだいます””

少年の手はDマイナーから

ほとんどコード変更せず

歌だけはきっちり2番まで

唄い終え拍手までもらい

””これはお前にだけ特別だ・・・””

と・・兄さんの顔を見ながら

わたしのぽっけに五百円ねじ込んだ

うれしかったが・・これも売り上げ・・・

兄さんにわたすお金だ・・

誤魔化したらローキックから

ハイキックまで飛んでくるだろう

酒は一滴も飲めぬ15歳

やたら腹減る深夜のネオン街

カウンターに置いてあるバナナやりんご

そうしょっちゅうもらえるものでもなし

コンビ二なんかなかった時代・・・

腹減ってるのを我慢しながら

新宿ネオン街を徘徊していた

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!!