ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

2月17日(土)激動の時代


気まぐれな天気南国の空

上空には一面灰色の

雲軍団が漂い

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どんな意味があるのか

知らないけれど・・・

あっちをうろうろ~こっちをうろうろ~


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その隙間をぬう様に

ちらりほらりと陽射しも見える


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晴れる気はあるのか・・

ないのかはっきりしろい!

ないならないで、それなりに

涼しくてありがたいけど・・・

中途半端は~やめて~

身体に~悪いのよ~

できる事なら雨は降らないでヨ~

また雨漏りが心配・・・

チエック・・修理してるのに


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何処から侵入してくるのか

ゴキブリのようにしぶとい

波際の雨水・・・

ところで3週間も滞在してくれた

SISさん・・金曜日の夜

インチョン経由で宮城県

仙台へと帰国・・

着いたらすぐに雪かきせにゃ

ならぬとため息交じりに

老舗パン屋ティータイスへ


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SISさんお気に入り・・・

シンガーソングライター


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リロアンのくしゃおじさんと

しばしの別れに愛の涙目

泣けた泣けた~こらえきれずに~

泣けたっけ~くしやちゃんと~

別れる悲しさに~波際のかけすも~

鳴いていた~一本ヤシの~

石の地蔵さんのヨ~村はずれ~

春日八郎さんも見送ってるでヨー

このところ信州とか甲府の友と

付き合い多く、標ずんごのわたしも

時々なまっちまうだ~~~!

SISさんセブ発深夜アシアナ便

最後の晩餐をいつもの

キッチンみよちゃんで

しげさん置いてってくれた

赤ワインをいただきつつ

夜9時過ぎウーバータクシーで

空港へ深夜のインチョン経由で

雪積もる仙台北方人となった

暑い南国から寒い北国へ

へンシ~~~~~~ン


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夕焼け雲に~誘われて~

別れの橋を~越えてきた~

帰らない~花が咲くまで~

帰らない~帰らない~

誓いのあとの~切なさが~

杏の幹に~残る町~

次回も無事会える日を祈っています。


       <ザ・コミックス放浪記>


東京オリンピック・・甲州街道を

さっそうと走りぬいた

マラソンのアベベ選手

2大会連続金メダルの偉業

甲州街道沿いは黒山の人だかり

ちびの少年群集をかき分け

前に出てアベベ選手の通過を

待つことおよそ20分・・・・・・

そのうち大歓声と共に

黒光りするアベベ選手が

疾走してきた・・歓声は轟音となり

鳴り止まぬ拍手の中を

アベベ一行あっという間に

走り抜けていった・・・・・・・

呆然と見送る少年・・・

アベベ選手をそばで見たのは

ほんの一瞬だったけど・・・

感動の心は何日も続いた

そんなある日・・花園神社の

近くに住んでいる友達YUちゃんを

訪ね今後のことを相談した・・・

""とりあえず駒込の友達が流しの
 相棒を探してるから行って見たら?””

そんなわけで住所と電話番号を聞き

直接訪ねてみた・・・MDRさんと云う

7~8歳年上の人で駒込近辺で

仲間を集めてギター流しを

生業にしていた・・親切な人で

6畳一間に親子三人生活

もし・・よければいつでもおいで・・・

と言われたが・・狭いアパート生活

ボクは良いけど迷惑じゃないかなあ

と思いもした・・だけどヒステリー

奥さんのそばに一時も居たくないと

思った少年・・明日来て良いですか?

と言ったらMDRさん・・””OK””と

云ってくれた・・あくる日の昼過ぎ

先生と奥さんが外出してる隙を

見計らいバッグひとつ抱え・・・

駒込のMDRさんのアパートへ

桜上水への挨拶も未練もなく

わがままな人生をしてしまった。

多分そのあと荷物担ぎが一人

急にいなくなり困ったと思うけど

少年にそんな事を思いやる

余裕もなく奥さんから逃げるので

必死だった・・・あとで考え・・

思いやりの心が足りなかったと

反省する毎日だった・・・・・・・・

流しをするのが目的では

なかったけれど・・とりあえず

ヒステリーの奥さんから

離れるのが目的・・その後は

それから考えようと

狭い一室に親子三人と雑魚寝・・

駒込界隈をMDRさんに連れられ

ギター流しを実戦・・・・・・・・

しかし駒込界隈良い稼ぎ場ではなく

MDRさんが狙っていたのは

ヤクザMTB会の力が弱っていた

向島花柳界がターゲットだった・・

ヤクザとは縁を切り自分たちで

直接花柳界と結びつく・・・

そんな男の覚悟でいつ襲われても

良いように腹にはさらしを二重に

巻き・・花柳界を流し歩いた・・・・・

向島の元小さな料亭の跡に

引越し悠々とした生活・・

少年も2階の広い部屋を与えられ

生活的には満足な日々だった・・

ポケットにはジャックナイフが

いつも用意されていたけれど

夜7時ごろから向島の花柳界へ

出没し・・料亭の中庭で

ギター名曲をかきならし

一段と大きな声で歌いだす・・・

    (湯の町エレジー)

伊豆の山々~月淡く~

灯りに咽ぶ~湯の煙~

ああ忘られぬ~君を慕いて~

今宵また~ギター爪弾く~

旅の鳥~・・・・・・・・・・・・・

芸者が窓から呼ぶ声一つで

入り口へ回り靴を脱ぎ

座敷へ上がり懐メロを披露し・・

またはお客さんの歌を伴奏し

立派な太鼓持ちも勤めた・・・

いっぱい良い思いもさせてもらい

お金も月2~3万円もらい

なんの不満もなかったけれど・・

少年の夢はもっと大きく・・・

ギター流しの世界ではなかった!


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