地平線の彼方レイテの海から
吹き付ける・・やや強めの
風がリロアンの山岳方面に
流れ陽射しは強いものの
家の中は涼しく
青春の身体はすこぶる
心地よい・・まるで
湿度０％みたいだ（笑）
冬と夏の谷間登板のような
リロアン波際、ローテーションの
谷間に位置する２月下旬
日本なら3月から少しずつ
春の風が忍び込み
４月にはじわりと春の草花
元気を出し、桜のつぼみも
ちらりちらりと咲き始め
見事なまでの花より団子
と云う人もいるけれど
満開になった桜並木は
団子が束になっても敵わない
芸術の様な桜並木を
可愛いペットとそぞろ歩きを
する人も多々いるけれど
豚のペットを連れてたら
ひんしゅくをかうかも知れない
小さい子豚はブルドッグより
数倍可愛いと思うけど・・・
人間に差別され食われるだけの
豚の存在可哀想過ぎる。
豚たちよ・・団体組織を作り
国連人権委員会へ乗り込み
豚権問題を訴えよ！
星飛雄馬も応援してるから
行け行け～ブータ～どんと行け～１５の春・・集団就職
就職列車に揺られて着いた
上野駅も春だった・・何もかもが
霊山村と違ってて
見るもの・・聞くもの・・
初ものずくし・・
なんだが違う星さきたみでで・・・
どご見でも大気圏外～～～
宇宙人の気分だべすた・・
ああーこのこっつあがなす！
いつもの散歩帰り道・・・
今日も待ってくれてる西方浄土
＜ザ・コミックス放浪記＞
雨漏りのする小さな芝居小屋
バケツの横で二人だけの
お客さん・・見てる方も凄いけど
平気な顔して演じてる方も
凄いと思った・・こういう関係って
理解できなかったけど・・・
けどけど・・・凄いと思った。
２部の歌謡ショーでは
少年メーンで大活躍・・・
踊りの部では修行中
アンコ椿は恋の花だけでは
淋しすぎ・・２曲目に挑戦
三波春夫大先生のヒット曲
数ある中から大利根無情を
習うことになった少年・・・
アンコ娘も難しかったが
大利根無情・・男踊りを
旅芝居風に臭く・・臭く
踊りの見得を切るのが
難しく苦労に苦労を重ねた挙句
ようやく舞台で披露することに・・・
もちろん素人の域を出ない
けれど・・図々しさで誤魔化した
それをできるのが旅芝居一座の
良いところであり悪いところでもあった
吉田正門下生を信じてたような
おばさんには早すぎる２５～６歳の
女性・・しょっちゅう見に来て
応援してくれ・・お金の余裕は
あまりないようだけど来る度に
５百円のおひねりを舞台に
投げてくれる・・・
ある日出入り口での帰り際
””今度ご飯食べに行かない？””
と・・云われ・・腹っぺらしの少年
””いつでも良いですから云ってください””
と・・・喜んで答えたものの
容姿を気にするのは不謹慎と
わかっているけど・・そのお客さん
ずんぐりむっくりで猫背・・・
兄さんたちはその娘を
トノサマガエルとあだ名していた
それでもその人は少年にとって
唯一応援してくれるフアンだった
そんなある日終演後・・
恥ずかしかったけど二人で
食事に行くことになった・・・
兄さんたちに散々冷やかされ
たが・・・食事を決行～～～
場所は近くの、前にアジフライ定食
とラーメンを思いっきり食った
定食屋・・この日も同じ注文・・・
大満足の少年・・ご馳走様でしたと
二人で店を出たところ・・・
””今夜何処かへ泊まっていく？””
と言われ・・ドキーっとしたけど
無断外泊は座長に怒られると
遠慮気味に断わったら・・・
””あっそう・・・””
と言って淋しそうな顔をしていた
少年は一緒に泊まれば
応援してくれてる気持ちに
少しは答えてあげられると
思ったけれど・・その後の
責任を考えたら泊まることは
できなかった・・・お客さんの
淋しい気持ちはわかっていた・・
容姿だけを見ると兄さんたちが
云うようにトノサマガエルみたい
だった・・・だけど話をすると
とても優しい女性・・だから
よけい一緒に泊まる事が
できなかった・・もしも軽はずみに
関係を持ったら責任を持てない
少年は苦しみ女性は傷つき
共に不幸になるのは明らかだったし
心の中で一夜の遊びでも・・・
と一瞬思ったけど女性の顔を
見て思いとどまることができた
今思えば申し訳ない気持ちで
いっぱいだ・・もし今再会できるなら
独身神楽のナオちゃんに
是非紹介してあげたいと思う。
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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・！！！
チロリン宿もよろしくお願いいたします。
メールアドレスliloan_namigiwa@yahoo.co.jp
電話＋６３－９２０－９０３－９８３７なかだ・・・
