ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

3月4日(日)さ迷い歩く浮き草人生



数日ぶりに荒れた海


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強い風が吹きまくる波際

本日男の海が花盛り~~~


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波の谷間に~命の花が~

二つ並んで~咲いている~

兄弟船は~親父の形見~

型は古いが~シケには強い~

俺と兄貴のヨ~夢のゆりかごさ~

冬型気圧最後の抵抗か・・・


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昼過ぎ雨もぱらつき頑張る冬型

土曜日の夜2時間半遅れで

成田からセブーへ着いた

万ちゃん、OTKさん、MKI、さん一行

CINちゃんの出迎えで

無事チロリン村へ9時到着

ちかれた~~~と云いながら

着替えもそこそこに

キッチンミヨちゃんで

夕食のひと時・・・日本酒やら

美味しいワインやら

日本からの舶来品でカンパ~イ!


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日曜日・・昼からアクアバディズに

体験ダイブに行ったけど・・・

男らしい大波に圧倒され

あえなくキャンセル

タクシーを呼びセブ市内陸地の

体験ダイブとなった・・・

陸地にも時々違う大波が

来る場合もある気いつけてやあ~~

焼酎にソーメンもOTKさんに

いただいた・・お陰様で一週間は

食生活が安泰・・・

他人のふんどしで生活してる

青春爺・・恥ずかしげもなく

ありがとうごぜーますだ

お代官様・・・・・・・・(笑)

万ちゃんからジョビーにも

チョコレートのおすそわけ・・

””ママーチョコレートちょうだい?””


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””後で・・・・・・・・・””

””ガクッ!ケチ・・・””


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       <ザ・コミックス放浪記>


旅芝居一座を辞めて二日目

美知奴兄さんと顔を合わせずに

済むと開放感にひたり・・・

TRM先輩のところへ相談に行き

地方回りのストリップ仕事・・・

どうしようと悩みながら

向島の下宿2階に戻ったら

部屋の中で兄さんがにっこり

微笑み・・お疲れさん~と言った

一瞬ショックで鳥肌が立って

しまったけど・・何気ない態度で

ふるまった少年・・・・・・・・

どうして兄さんは合鍵を

持ってるのだろうか・・・

ひょっとしたら時々此処へ

来るつもりなんだろうか~

頭がこんがらがってしまった・・・

生理的な拒否反応どうする事も

できず・・友達と約束があるのでと

噓を言ってバッグから何かを

取り出すふりをし・・・再び

外へ飛び出したものの・・・

行き先もなく隅田川の方へ

浮き草のように歩く17歳・・

すでに周囲は薄暗く・・・

墨田公園のベンチには

やはり行く当てがないのか

浮浪者風のおじさんが

一人たたずんでいた・・・・・

遠く対岸の向こうには

キラリと浅草の灯が

ともり・・希望の灯にも見えた

一時間以上も墨田川のほとりを

歩き続け・・ふと気がついたら

言問橋のふもとまで来ていた

帰りは向島大通りへ出て

都電のレールを眺めつつ

一丁目・・二丁目・・と歩き続けた

すでに下宿を出てから2時間以上

が経っている

・・さすがの兄さんも

すでに帰ってる頃・・そう思って

下宿2階の部屋に戻ったら・・・・・

””遅かったのねえええ~~健吉君””
 
と言ってにっこり微笑む・・・・・・・

ぎゃあ~~~~~~~っと

心の中で叫ぶ少年・・

冷や汗と脂汗が入り混じり

わきの下がぬれるのを感じた

いつの間に用意したのか

知らないけれど布団が

もう一組敷いてあった・・・

””健吉君・・お腹空いてないの?””

””少し空いてますけど頭痛いので・・””

””じゃあ後で食べなさい・・そこに
 サンドウイッチとジュースがあるから””

見ると小さなちゃぶ台の上に

野菜と玉子のサンドウイッチ

オレンジの缶ジュースがあった・・

あくまでも優しい兄さん・・・

””お先に失礼します””

と言って具合悪そうな顔をして寝た・・

あくる朝目が覚めたら兄さんは

すでにいなかった仕事に行った

のだと思う・・・少年は考えていた

たまーに寄る位なら生活が

ちゃんとできるまで我慢しようか・・・

とも一瞬思ったけど・・この妥協は

絶対できないと思い直したのだった

そう思っていたのに想像すら

していなかった事態に・・・

夜になると一日も欠かさず

毎晩少年の部屋に来ている・・・

我慢の限界は一週間だった

8日目の昼ボストンバッグに

全財産を詰め込み昼逃げを

敢行・・内外ストリップ劇場の

先輩・・TRMさんの狭い

6畳一間に転がり込んだ

先輩の奥さんはストリップ嬢だけど

年が30歳を越えていたので

あまり仕事もなく貧乏暮らし・・

そこへ突然転がり込むのも

悪いと思ったが他に方法もなく

強引に押し入った・・お願いします・・

お願いします・・お願いしますと・・・!

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ありがとう・・ありがとう・・ありがとう・・!!!

チロリン宿もよろしくお願いいたします。

メールアドレスliloan_namigiwa@yahoo.co.jp

電話+63-920-903-9837なかだ・・・