晴れたり曇ったりパラリときたり
たり・たり・たり・で
せわしない空模様・・・
思わせぶりが続く夏の到来
嫌らしい性格セブの空
女心と波際天気
勝手にしやがれと沢田研二が
歌ってた三昔も前・・・・・・・
当時は非のうちどころもなかった
ハンサムボーイ沢田研二
今では見る面影もない・・
単なる老けたデブ爺さん
若いときの美男子は
落差が過ぎて可哀想・・・
わたしゃ若い頃からブサイク男
落差が少しで助かってる
そう考えりゃあ若いときの
ブサイクなんか気にしなくても
よさそうな気もする・・
美男・・美女・・とちやほや
されてる人種の皆さん
５０年後の我が姿を
想像して見るが良い
想像できぬなら爺様になった
自分の親父が我が姿・・・
時間と云うものはあって
無い・・・お化けそのもの
無常と云う奴
５０年などあっと云う間
謙虚に・・・謙虚に・・・
ある人は神仏など人間が
考え作り出したものと
豪語する輩もいるが・・・
あくまでも我々は作りだされた
存在である・・神仏を
否定するものは我が親を
否定するのに等しい・・
大自然・・大宇宙・・は
神仏の塊だとテオンが
断言した！
””本当にそう思っているのか？””
””思っているんじゃない、そうなのだ！””
””お前ほんとに１歳半なの？””
””人生に年齢は関係ない””
””恐れいりやした・・・・・・・・””
＜ザ・コミックス放浪記＞
深夜の２時過ぎ・・１８歳には
とても思えないMYKの雰囲気
布団の中でも完全に
翻弄されるケン坊
５～６歳は年上に感じた
安アパートの薄い壁・・・
昼間でも隣の話し声が
聞こえるほどのちゃちな作り
そんなことは気にもせず
迫るけど隣が気になる
ケン坊・・深夜２時過ぎ
時々正気に返りシーっと
MYKに合図をするが・・・
ウフフ～と云ったきり
気にもしないMYKにあきらめ
ケン坊も一気に爆発
深夜の戦いはあっけなく
MYKの一本勝ち・・・
そのまま１時間ぐらい
うたた寝をしてしまった
気がついて起きたら
枕元に座ってたMYKは
にっこりと微笑み・・・
””気持ち良かった？イビキかいてたよ・・””
と・・・ケン坊にささやき
””悪いけど帰ってもいい？””
””良いけど・・こんな時間大丈夫？””
””大丈夫よ・・””
じゃあ通りまで送っていくと言う
ケン坊にいいから寝てなさい・・
疲れてるでしょう～と
布団をそっとかけてくれた
MYKの優しい言葉に甘え
いつしか眠りについてしまった
いつ帰ったのかもわからず
目が覚めたのは昼の１２時を
少し回っていた・・ぼ～っとして
深夜の出来事を思い出し
MYKはどうしてすぐ帰るのだろう
家に問題があると前に
云ってたけどなんだろう？
頭がぐるぐる回る少年・・・
やおらギターを取り出し
軍歌の練習・・麦と兵隊を
完全暗記・・ラバウル小唄も
完全制覇・・頭のもやもやを
吐き出しラーメンライスで
体調も完璧、意気揚々と
銭湯へ向かい・・今晩ボヌールで
MYKに逢えるのを楽しみに
ルンルン気分でギター流しの
準備に取り掛かり出かける
寸前に問題が起きてしまった・・
あれれれれ～～～～～
どうなっちまったんだビ～～～
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