幾日ぶりやら・・カラリと晴れた
爽やかな朝～～～
遠慮気味に吹きつける風が
極上の気持ちよさ～
体感温度は２６～７度
チロリン村の波際・・・
珍しく早起き７時ジャスト
腸閉塞に脊柱管狭窄症
萎縮性胃炎準備万端整えて
９時半出発・・・・・・・・・
娘二人のパスポート申請に
はるばるアヤラビジネスパーク内
日本セブ領事館へ・・・
気が狂うほど渋滞中・・・
今日のリロアン～アヤラ・・
腰の状態いまいちの青春爺
エルメールに運転を依頼
なにもせずに乗ってるだけ
う～ん～らくちんらくちん
楽は苦の種などと
薄情なことは言いっこなし
行ってきまーすとしばし
リロアン～アヤラの我慢旅
朝日を背に受けながら
雪解け間近の～北の空に向かい～過ぎ去りし日々の～夢を叫ぶ時～帰らぬ人たち～熱い胸をよぎる～せめて今日から～一人きり旅に出る～百恵ちゃんを初めて見たのは
新宿フジテレビのスタジオ内
芸能人盆踊り大会・・・
その他大勢・・浴衣姿で立っていた
化粧もない清楚な１７歳・・・
正式なデビューする前
思わず聞いてしまった・・・
””君はなにをする人？””
””ハイ・・歌手です山口百恵と言います””
はにかみながら答えた百恵ちゃん・・
可愛かった～～～
その数ヵ月後スター街道まっしぐら
今では百恵ちゃんもおばあさん？
時の過ぎ行くままに～この身を任せ～歌った沢田研二もブタ爺ちゃんに
勝手にしやがれとふて腐れ～～
壁ぎわに～寝返りうって～背中で～聞いている～やっぱりお前は～出て行くんだな～悪い事ばかり～じゃないと～想い出かき集め～鞄につめ込む～気配がしてる～行ったきりなら～幸せになるがいい～戻る気になりゃ～いつでもおいでよ～せめて少しは～カッコつけさせてくれ～寝たふり～してる間に～出て行ってくれ～アアアア～アアアア～アアアア～～～
カッコつけようが・・つけまいが・・
時は無常に過ぎて行く
深いため息も幾度となく・・
届け宇宙の果てまでも
あの世この世へ吐くため息～～
＜ザ・コミックス放浪記＞
ネオン街の営業許可証
熊本市役所からではなく
裏町市役所から
一日７００円で許可され
堂々と胸を張って流せる・・
と言っても、まだまだ下手な
自己流ギター流し
自信は無かったけれど
強みは若さと行動力
なんといってもギターの
ごまかし天才的・・・
あたって砕けろと図々しく
間違えたら素直に御免なさい・・
姿形は子供みたいだったけど
それが逆に幸いだったのか・・
行く先々で可愛がってもらえた
夕方の熊本市内まずは
腹ごしらえとソバ屋を探したけど
見つからずうどんで我慢・・
しばらく商店街、繁華街を
うろついてみたが日本そば屋の
看板は一軒もない・・
不思議だなあ～と思いつつ
少年の足は一年前に
想い出があるキャバレー
寮の前に来ていた・・・
あのおばさんは今も元気で
働いてるのだろうか・・・
束の間の情事と言うよりも
一方的にそんな関係に
されてしまった１７歳・・・
キャバレーの仕事が終わり
東京へ戻ったあと・・・・・・
おばさんの性行為に
心を惑わされラブレターを
出したけどすげなく断られた
想い出・・・寮の前を２～３度
行ったり来たりちゅうちょして
中へ入る気持ちにはなれず
うどんを食っただけで旅館へ戻った
一時の快楽だけで単純に
恋文を出し・・優しく断られた
それでよかったと思っている・・
本当に愛したわけではなかったし
もし・・少しでも続いたら不幸な
結果になるのは目に見えていた。
ギターを手に取りナツメロの練習
なぜか自然に頭へ浮かんでは消え
消えては浮かぶおばさんとの快楽
愛のない快楽・・快楽だけの愛・・
そんな愛も男にはあるのかもと
無理に心を納得させギター片手に
熊本のネオン街へと歩き始めた・・・
昼見たときはさほど
感じなかったけど
ネオンがつき始めた頃から
うわ～～～凄い～～～
と感じた熊本市内のネオン街
向島と比べたら雲泥の差・・
やたら田舎に思えた東京向島
熊本市内・・繁華街の雑居ビル
乱立するビルの１階２階３階・・
バー、小料理、焼き鳥、クラブ、
全部飲み屋で埋まっている・・・
数多の飲み屋街に圧倒された
少年・・気を入れなおし
最初のビルを訪問・・
入り口近くのバーのドアを
開けたら満員のお客さん・・・
東京から来たギター流しは
びっくりしてしまった・・・・・・・
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