木曜日は一日中雨降る中
プレーゴルフも中止となり
波際チロリン村で
飲み会となってしまった
途中から台風もどきの
横風・・横雨にさらされ
慌てて我が家に引越し
飲み会を続行・・
峠の我が家ならぬ海辺の我が家
空青く～海も青き～裏山に～花も咲き～幼い日～一人遊ぶ～懐かしい～あの家～狭いながらも～楽しい我が家～楽しい日～悲しい時～想い出の～この家～飲んベー仲間は
何処で飲んでも
楽しい仲間・・・
酒が取り持つ不思議な縁で
おじさんたちはゴルフが
なくても幸せな一日だった。
明けて金曜日雨上がりの
ぼやけた波際
久しぶりの涼しい朝
真夏から真冬に戻った
ような不思議な朝・・・
霧もやんわりでてきて
ロマンチックな海風景
裕次郎が現れそうな・・・
霧が流れて～咽ぶよな波止場～思い出させてヨ～また泣ける～海を渡って～それきり逢えぬ～昔なじみの～こころと心～帰りくる日を～ただそれだけを～俺は待ってるぜ～～～～～この歌がヒットしてから・・
５０数年が経つ・・・
裕ちゃん今でも待ってるらしい
絶対なるあの世の世界で
あの世とこの世は紙の裏表
どちらかひとつじゃ成り立たぬ
二つで一つよ～し幾三～～～
涙には幾つもの～思い出がある～心にも幾つかの～傷もある～一人酒手酌酒～演歌を聴きながら～ホロリ酒そんな夜も～たまにゃーなァ～いいさ～ドイツ製メルセデスベンツで
悠々と出勤するメンテのイキ・・・
ロマンを腹に秘めて・・・
ジョビーは一家３人で
娘真理の学費支払いや
その他の用事で
シティーまで出かけ
わたしは門番雑役係として
ただ座ってるだけの
無駄な爺様・・
やがてジョビーも戻った
夕暮れ時波際町内を
這いずり回る７３歳・・・
ゆうやけ～こやけで～ひがくれて～やまのおてらに～かねがない～おててつないで～みなかえろー～からすもかえった～かってでしょう～
＜ザ・コミックス放浪記＞
生活賭けた懸命な努力が実り
HRM姉さんにアパートへ
招待されたケン坊
やった～～～と・・
嬉しかったけど
かつて・・年寄りおじさんと
一緒に住んでた部屋に
行くのは少々気が重く
戸惑いもあった・・・
しかし貧しくなった生活に
我慢しきれず恐る恐る
昼前・・訪ねることにした
アパートは質素で
昔ながらの古い建物
共同便所、共同台所・・
ストリップ嬢といっても
普通に振り付け師の
演出どおり踊って・・
最後にヌードになるだけ
上手なテクニックで
パンティーも脱ぐけれど
肝心なところは一切
露出しない見えそうで
見えない最後は暗転で
終わる・・客に想像させる
高度なテクニックも
要求されるストリップ嬢
卑猥な行為や過激なことは
しないので出演料も
さほど高くなく・・
サラリーマンの
５割増し程度だった・・
HRM姉さんの部屋には
小さな子犬のペットがいて
同棲生活・・料理も上手で
昼飯を作って待っててくれた
KYK以来・・久しぶりの
手作りご飯・・腹いっぱい
ご馳走になり感激したけれど
ペットの子犬にやきもちやかれ
やたら吠えられたのには
参ったケン坊・・・・・・
でも・・年寄りのおじさんに
吠えられなくて良かった～～
と・・胸をなでおろした
そんなHRM姉さんの私生活
一見華やかなストリップ嬢の
淋しい内心も垣間見たようで
ひとまず変な安心感も
漂うケン坊だった・・・
ごちそうさまでした～～～
と元気に云ったら
””いいえ～お粗末さま～～””
とにっこり微笑むHRM姉さん
一足先に劇場へ向う
偽りの２０歳になった
大人の少年ケン坊・・・
貧しくなっても車だけは
手放さなかった・・
その頃キャバレーが
全盛時代・・時々
姉さんたちはアルバイトで
キャバレーのフロアショーにも
出演・・タクシー代わりの
アルバイトもこなし
車の維持費を捻出する
ケン坊・・世に出るチャンスを
狙っていた・・・・・・・・・
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電話＋６３－９２０－９０３－９８３７なかだ・・・
