目の覚めるような快天気
上空から突き刺すような
光の攻撃に
禿げた頭の頭皮が痛い
乾いた脳みそまで
ジリジリ響く・・・
ぶったまげた夏日より
こんな日はあふれるほど
豊富だった髪の毛が
無性に恋しくなる
ケン坊がケン忘になる時
何処へ去って行ったのか
かれこれ35年の
歳月が過ぎ行き
フサフサのアフロヘアー
だった面影は消え果て
若き日のケン坊を
知らない人たちは
生まれつきのハゲだと
思ってるフシもある
確かに生まれた直後は
ハゲだったろうけど・・
あああ~~~懐かしい・・・
髪様・・仏様・・大谷様・・
(真ん中アフロヘアーケン坊、右二人目
長身男デビューしたばかり野村真樹)
前日運動しなかったのに
快適な睡眠をもらえた
ラッキーな夜のプレゼント
迎えたお昼12時ごろ
お友達同士ハゲます界
同郷KONさん、ナオちゃん、
KNS君、TGC君、OKMさん、
元チロリン村のお客さん夫婦
日曜日神楽で偶然遭遇・・
参加してくれて総勢8名
波際でのひと時・・・
海の風に吹かれながら
しばし飲み食い
楽しいひと時だった
夕べ深夜3時ごろまで
飲んでた(珍しくないけど)
ナオちゃん途中30分熟睡
いつでも何処でもすぐ眠れる
コンビ二みたいな便利人間
おでんも鍋ごと持ってきてくれた
KONさん着くなり市場へ
新鮮なイカと高級魚
ラプラプを仕入れ・・
即豪華な刺身を作ってくれた
TGC君も往復運転
ご苦労様~~~~~~
皆さんいつもありがとう!
<ザ・コミックス放浪記>
秋田のおばあちゃんが
HRM姉さんと結婚しなさい
と優しく云ってくれたけど
全く考えていなかった
自分の仕事が
成功することしか
頭になかったケン坊・・
HRM姉さんは性格の
優しい人だから
一人前になったら
恩返しは絶対してやるぞ・・
心で思っていたけど
半人前にも足りない
今のケン坊・・・・・・
結婚なんて考えられず
やっぱり・・がむしゃらに
世の中の底辺で
さ迷い続けるのだった・・
ピンク映画の実演興行も
低迷していた大手の
映画会社がボツボツと
進出し始め・・・
弱小ピンク映画
製作会社は徐々に
隅へ追いやられ
日活ロマンポルノやら
SM変態映画が堂々と
大手を振って
まかり通る世の中に
なって行きケン坊が
所属していた小さな会社も
倒産の憂き目にあい・・
細々とHRM姉さんを
頼りになんとか飯を
食いつなぎ・・・
嫌いだったキャバレーの
ドサ周り・・えげつない
地方ストリップの仕事も
こなし不安定なケン坊の
人生にHRM姉さんも
嫌気がさしてきたのか
徐々に生活が荒れて行き
大酒を飲み悪酔いする日も
多くなり・・時々隙間風も
吹くようになっていった
そんな時ケン坊の
頭をかすめるのは
秋田のおばあちゃんと
人情いっぱいの山鹿の
人達・・特に裏街市長が
心に浮かびギターを
取り出し誰もいない部屋
裏街市長が好きだった
湯の町エレジーを爪弾き
九州方面に向かい~~
本気で歌うケン坊・・・
一人の部屋・・誰に気兼ね
することもなく大粒の
涙を流せた・・・
一人だけの熱い熱い
時間はもろもろの
心のわだかまりを
砕いてくれてケン坊の
気持ちは晴れやかに・・
明日への活力を与えてくれた。
伊豆の山々~月淡く~
灯りに咽ぶ~湯の煙~
ああ初恋の~君を訪ねて~
今宵また~ギター爪弾く~
旅の鳥~
このときケン坊は思った・・・
心が淋しい時は淋しさから
逃げず淋しさの中へ入り込み
一体になれば後で
晴れやかな気持ちにも
なれるんだ~~その日から
心が折れそうな時は
ギターを取り出し本気で
真剣に歌うようになった・・・
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チロリン村・チロリン宿・元気です。
メールアドレスliloan_namigiwa@yahoo.co.jp
電話+63-920-903ー9837なかだ・・・