透明に澄み切っている
リロアン湾内の海水・・
微風がゆっくり頬を
撫でてゆく波際・・・
心落ち着くひと時だ
昨日同様近くには
小舟大船姿は見えず
し～んと静まりかえり・・
波際に寄せては返す
波の音もなく満潮の海面は
静かにゆったり広がっている
地元の漁師も姿を現さず
時々海面を飛び回る
白い鳥たちもいない
ところを見ると・・・
湾内に獲物はいないのだろう
月曜日の夕方３時過ぎ
青春の身体が衰えぬように
車で２０分ひとっ走り
ダナオの山へ汗かきに
変らぬ雄姿で迎えてくれる
ダナオの山々～～～
ふるさと霊山の山並みに
よく似て懐かしい・・・
山からの帰り道
見下ろすダナオの港町
国道からおよそ２、６キロ
クラブフイリピーノ
ゴルフ場までの専用道路は
仮に公共の通りともなり
人には散歩道・・牛やヤギには
自然の大食堂ともなっている
トラック、ジプ二ー、暴力バスも
通らずこんなに素晴らしい
きれいなプライベート道路は
セブ中探しても
此処以外にはない・・・！
ダナオ市民にも多大な
貢献をしている
クラブフイリピーノゴルフコース
メンバーはプレーする
しないに関わらず
毎月２千ぺチョ
徴収されてるけれど
リロアンからダナオまで
信号もない道路をひとっ走り
２０分なので気軽に
利用でき・心身の健康に
役立たせてもらっている
腸閉塞にも見舞われてない
今のダナオはわたしにとって
人生の一部になってるようだ
くれぐれもありがとう・・・
今日も一日くれてゆく
今日も暮れ行く～異国の丘に～友よ辛かろ～切なかろ～我慢だ待ってろ～嵐が過ぎりや～帰る日も来る～春も来る～シベリア抑留兵の間で歌われた
と言う強い望郷の歌・・・
作曲家吉田正が満州で
療養中に作曲したといわれる
生死の間をさ迷いながら
必死の思いで慰めたのだろう
自分の心を友の心を・・・
わずかな望みを託しながら
＜ザ・コミックス放浪記＞
テレビ生本番のため
渋谷公会堂に向ってた
コミックスに思わぬ災難が
降りかかり事件を
起してしまったケン棒
首都高速上でしつこく
あおり運転を食らったのに
我慢できず・・自分の立場も
省みず暴力事件を
渋谷高樹町交差点の
ど真ん中で犯してしまった
ケン棒・・毎日、警察からの
出頭命令が来ないか
気が気じゃなかった・・
相手はなにを思い
なにを考えていたのか
知る由もないけど
お尋ね者の期間は
約一ヶ月と勝手に推測
幸か不幸か警察からの
呼び出しはなかった
とりあえずホッとしたが
一歩間違えれば大事件にも
なったはず・・急所へ
入ったパンチで相手は
腰から崩れ落ちたので
助かったけど・・もしも
仰向けにひっくり返ってたら
コンクリートに後頭部を
打ちつけ致命傷に
なった可能性も・・・
一ヶ月間の謹慎期間が
終わった後大ごとに
ならずに済んだと
心から感謝する毎日だった
それにしてもスカGの
大男何者だったのだろう・・
普通のサラリーマンじゃ
ないことは確かだったけれど
警察に渋谷公会堂の
楽屋に踏み込まれるのが
一番心配だった・・・・・・・
当時大の人気番組
日テレ・・紅白歌のベストテン
司会・・堺正章
午後８時のゴールデンタイム
の放送・・考え過ぎだったが
テレビ本番中に来られたら
どうしようと・・・・・半分腹は
くくっていた・・・
目撃者は大勢いたのだから
訴えられれば簡単に
身元は割れた・・にも関わらず
訴えはなし・・相手に事情が
あったのか、自分が先に
悪い事をしたと思ったのか
わからないけど・・とにかく
ありがたかった・・・
本番では五木ひろしも
サンドバックを蹴るシーンも
あり・・大いに盛り上がった
コミックスのキックボクシングショー
大爆笑のうち本番が終わった
１６歳の時新宿歌舞伎町で
相撲取りの顔面を岩石で
ぶん殴って以来の場外乱闘
その時は２～３日後
花園街にあったマンモス
交番の警察に捕まり
新宿淀橋警察暑に送られ
未成年だったので補導と
いう形で身元保証人に
ストリップ劇場の支配人と
構成作家の先生が
淀橋警察に赴き事無きを得た
マンモス交番は１５歳の時
白黒のエロ写真を
アルバイトで売りさばくため
所持してたところを
職務質問で見つかり
２回目の不祥事だった・・・
新宿は良い思い出と
悪い想い出が重なる
青春時代の一コマ
思い出せば熱い泪がこぼれる
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