霧ともやと雲が入り混じり
何処がどうだか・・・
境界があいまいな
波際の天気
まるで老境のように
モヤ～～～～～～ン
個人的には落ち着ける
いい感じの天候だ・・
静かな波際に
ひときわ響く教会の騒音
スピーカーのボリュームは
全開なのだろう・・・
時おり流れる賛美歌も
たまに音が外れ
ずっこけ笑いも愛嬌か・・
毎週日曜日ごとに
ミサ・・長い長い説教もあり
真面目に集う信者達
なのに犯罪は一向に減らない
不思議な国フイリピン・・
もしも教会がなかったら
野生の王国になるのだろうか
または・・あってもなくても
同じフイリピン共和国・・？
刻まれたDNAはなにを語るのか
スペイン軍に銃殺された
医師であり・・革命家でも
あり・・詩をも愛した
リサールの勇気ある
美しい思想は単なる
リサール公園でお終いなのか
もしそうだとしたら淋しい限りだ
近頃のドテちゃんも
歴代大統領とさほど
変りがないようにも
見えてきた青春爺・・・
唯一嬉しいことは
ロハス通り沿いの売春婦像を
撤去してくれた事、感謝している。
午後２時ごろ神楽ナオちゃんが
YGSさんと一緒に・・チロリンへ
お土産と共に寄ってくれた（笑）
ジョビーとテオンにまで・・・
沢山のチョコレート・・
心遣いほんとにありがとう
ございました・ナオちゃんも
お疲れ様・・ありがとう～！
あいにくの曇り空・・
帰り際夕立にも見舞われ
たけど・・次回はゴルフ
しましょうね～前回は
雨で中止になったし・・・
＜ザ・コミックス放浪記＞
ザ・コミックスを組んで
間もない頃・・・
テレビにもデビューする
以前のこと
朝５時まで営業していた
深夜のナイトパブコミックス
ある日・・たまたま
お客さんの入りも
悪く暇だったので
クマゴロと二人話・・
たまには早く帰り
身体を休めようかと
言うことになり・・
草加新田駅前通り
４号線の角にある
札幌ラーメン道産子で
軽くラーメン食って
帰ろうと話がまとまり
二人で道産子へ入った
午前３時頃のことである
カウンターだけの小さな
お店で１０人も座れば
満杯だった・・・
その時はケン棒たちの
他に誰も客はいなく
カウンター内の調理場には
背の高い和田アキ子を
可愛くしたような女性が
白いコック帽をかぶり
一人で応対していた
彼女のお勧めは味噌ラーメン
だというので二人は
ちゅうちょなく味噌ラーメンを
オーダー～～
コックの和田アキ子
中々愛想が良く・・
ケン棒のつまらぬジョークを
敏感に反応・・うけてくれた
話が弾むうち・・・・・
””どっか飲みに行かない？””
冗談半分に言って見るケン棒に
””いいよ～OK・・でも閉店は
５時だけど・・いいの？””
すげー反応にびっくりしつつも
ケン棒の脳みそも即反応・・・
””じゃあ待ってるけど本当かい？””
””嘘つきは嫌いなんだよわたし””
小気味の良い受け答え・・・
眠そうだったとなりの
クマゴロも目ぱちくり・・
時計を見たら３時半
閉店まで未だ１時間半・・
長いな～と思いつつ
””どうする？””
クマゴロに振って見た
””一杯飲んで待ってる？””
根が助平なクマゴロとケン棒
ビールをオーダーつまみに
野菜炒めと餃子も・・・
早朝の１時間半を
待つことに決めた
真面目な二人・・・
内心は半信半疑だった
開店したばかりの
新しい店だったので
初めて入った二人・・
大柄だけど可愛いラーメン屋
の調理娘・・朝の５時に
仕事を終わり始めての客
ケン棒・・クマゴロと
一緒に飲みに行くなんて
信じられなかったけど・・・
だまされたつもりで
待つことにした・・
””飲まない？””
ビールを勧めたら
””ありがとう””と・・
素直にグラスを出す彼女
””可愛いネエ～””
冗談気味に言うケン棒・・・
””あはははは～～ありがとう～””
豪快に応える和田アキ子・・
面白い娘だなあと感心した・・・
１時間半はあっという間に
過ぎ去り・・その間客は
３～４人来ただけだった
閉店時間の５時になり
””ちょっと待って着替えてくるから””
と、裏へ行き・・間もなくゴメーンと
云いながら出てきた
シャッターを下ろし
クマゴロの運転で近場を
うろうろしてみたが・・・
朝５時過ぎにやってる
飲み屋などなく・・とりあえず
無駄口を言ってみた・・・
この辺で開いてる店は
ないからモーテルで
飲もうか・・・恥ずかしながら
図々しく言ってみた・・・
””いいよ～””
さすがにドキ～～～～～
っとしたけれど・・・
黙々とためらいもなく
草加バイパスモーテル街道へ
爆進するクマゴロ・・・・・・・
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