いかにもと言う感じで
平和ボケしたリロアンの海
ボケこそ平和な
気もするけれど
山岳方面も完全にボケまくり
平和の祭典が続く
リロアン・・ダナオ一帯
波際の主役タリサイの木
土中は塩水なのに
気にする事も無く
葉は緑に茶になり・・・
生死を繰り返す
逞しい奴・・・・・・・・
雨にも負けず風にも負けず
暑さにも塩水にも負けぬ
脅威の生命力を持ち
アリや他の生き物にも
命を与えつつ生き抜く
超逞しい怪物のような木
この木~なんの木~
気になる木~名前は~
タリサイと~言うのです~
日立グループと~
関係ないのです~
ところでおっさん同士たまには
一杯飲るのも~生きてる証です~
空は高いな~大きいな~
空の果てまで~行きたいよ~
一夜明けてこちらは波際
””最高~気持ちいい~~!””
””ボクもシュノーケルやりた~い””
””ママはすぐダミーって言うんだから・・””
””テオンの奴幸せだ・・・””
””父ちゃんは毎日掃除洗濯で忙しいのに””
””たまには遊んであげてもいいよ父ちゃん””
””なあに・・嫌なの?””
””ハイハイよろしくお願いします””
””やっぱり車のほうがたのしいな~””
””なにをしても怒んないもん””
<ザ・コミックス放浪記>
相棒のクマゴロを
SIKおばさんに紹介・・
無事居ぬきで引き取って
くれることを願い
クマゴロにアドバイス
””何を言われても右から左へ
聞き流し聞いてるふりを
してれば満足するから
頼むぞ~~~~~~~””
そして他のお客さんの
ところへ向ったけれど
30分もしないのに・・
呼び戻され明日
クマゴロも一緒に
3人で晩御飯を食べよう
と誘われ・・6時過ぎなら
行けますとニッコリ
愛想笑いをするケン棒
あくる日の6時半頃
越谷の割烹料理店で
待ち合わせ・・・
クマゴロの頼りない
運転のもと
待ち合わせ場所へ向った
すでにSIKおばさんは
先に着いて料理を
注文済み・・・
二人がお店に入ったら
すぐに豪華な刺身盛り合わせ
てんぷらや鍋物等々
次々に料理が並んだ・・
まずはビールで乾杯と
生ビールをオーダー
3人は乾杯・・・
刺身も肉も食わないケン棒に
代わり黙々と食らうクマゴロ
の姿にSIKおばさん・・・
””凄い食欲ねえさすがクマ””
冗談とも皮肉ともとれる
鋭い言い方だったけど
意に介さないクマゴロ
””へへへへ~~~~””
美味しいと食い続けるのを
見ておばさんも嬉しそう・・
これはうまくいって
くれそうな予感がしたケン棒
散々ご馳走になったあと・・
””コーヒーでも飲みに行きましょうか?””
と言うSIKさんに・・・
申し訳なさそうな顔をして
””大事な用事があるので・・””
と・・断り、クマゴロと
二人で行ってもらうことにした
お店にとって上々のお客様
良い方へいってくれるよう
願いつつ・・
クマゴロ頑張ってケレ~~~
心の中でつぶやいた
その足でケン棒は
いつもお客さんを連れて
上客をしてくれる
越谷バーKのママさんを
訪ね・・逆に上客を
演じるケン棒・・・
クラブコミックスへ
きてくれる・・ママやホステス
の女性達の店には
お返しの気持ちで
時々行ってあげるのも
仕事のうちのひとつ・・・
たまにしか行かない
訪問だけど行けば
みんな感激し喜んでくれて
その何十倍もの
お返しをしてくれるのだった
特にテレビ出演の
あった日など・・
遠く20キロ・30キロ
も離れた町からも
お客さんが来てくれて
嬉しかったのを
昨日の事のように思い出す
50年近く前の草加、越谷
近辺・・現役で活躍してる
芸人が営業してる店も
なかったし・・未だ
田舎だったあの頃
珍しさもあって
大勢のお客様に愛された
クラブコミックス
ありがたかった・・・
ところでその後
どうしたのだろう~?
クマゴロとSIKおばさん・・
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