数日ぶりに青空が広がる
リロアンセブー・・・
空気が美味しい波際
胸いっぱい吸いきったじょー
湾内どこを向いても
きれいな海が
いい景色を創りだし
青春爺を若がえさせる
今朝の気分は18歳・・・
恋をしましょう~恋をして~
浮いた浮いたで~暮らしましょう~
昔の人は~言いました~
恋はするほど~艶がでる~
恋はするほど~艶がでる~
恋してるうちが花かも知れない
結婚して5年も経つと
恋愛感情はすっかり消えうせ
単なる同居人に変っていくのが
ほとんどの日本人男女・・・
結婚後も恋愛当時の
ドキドキ感が続いているなら
離婚は大幅に減るだろう
あのフレッシュなドキドキ感
ワクワク感は結婚して
二人でいるのが
当たり前の気持ちに
なった時から徐々に
なくなり不平や不満が
頭を持ち上げ始め・・・
フレッシュ感は不潔感に
ドキドキ感はイライラ感に
ワクワク感は倦怠感に
変れば変るもの・・・・・・・
変らぬ人も中にはいるが
それは変態的な少数派
特に男にとって少々の
危機感や不安定な関係性が
心にフレッシュな気持ちを
わかせるのかも知れない
すべて当たり前の
世界になると男は退屈になり
不平不満・・浮気の種になる
幸せも当たり前になると
幸せではなくなる・・・
当たり前と言う考えは
自分の権利に使わず
自分の義務に使えば
もう少し新しい世界が
見えてくるのかも知れぬ
6日木曜日から2ヶ月間
宿泊してくれることになった
TOGさん・・・フレッシュな
気持ちで朝の挨拶を交わした
””あっ・・日本が大変だ~~
大阪の台風、北海道地震””
””関空ってあんなにもろかったの?””
””自然界の力って怖~い””
””謙虚になんなきゃ・・・””
””頑張れ~大和魂で・・・””
””ボク・リロアンのドテルテ””
<ザ・コミックス放浪記>
PNKがお客さんと一緒に
今夜もコミックスへ来てくれた
そしてしばらく時間が経った頃
ケン棒の耳元でささやいた・・
””大事な話があるので
明日の昼間会ってくれる?””
そう云われ・・あくる日の
お昼に蒲生のレストランで
待ち合わせ・ランチをしながら
話を聞くことになり・・
12時ちょっと過ぎに
二人は落ち合った
外も店内も明るく
PNKの黒さがいっそう際立ち
日本人離れしていた・・・
確か・・お爺さんかお婆さんが
沖縄だと聞いていたので
南国の血を引いてるのかも
知れない・・・
器量が悪いわけではなく
むしろ小顔でチャーミング
ダッコちゃんのイメージに
ぴったりだった・・・
なにが大事な話なのか
少し不安だったので
自分の方から話は切り出さず
PNKの方から話してくるのを
待ってるケン棒・・・・・
やがておもむろに話し始めた・・
””わたし・・少しの間沖縄に
行かなければならないの””
””なんで?””
””一人暮らしのお婆ちゃんが
具合が悪いって連絡がきたけど
お母さんは行けないので私に
しばらく行って欲しいと云うから・・””
””そうなんだ・・・大変だねえ~””
””それで・・悪いんだけど・・・””
””なにが?””
””往復の交通費を
貸してもらえないかと思って・・””
””いくら・・?””
””10万円・・・・・・・・””
””沖縄って交通費高いねー””
””飛行機代と食事代・・・・・・””
そうか~と考えるケン棒・・
””お願い~~~””
懇願するPNKに負けて
””なんとかするけど・・いつまで?””
””すぐにお願いしたいの急いでるから””
””じゃあ此処でちょっと待っててくれる?””
今は持ち合わせがないので
友達に借りてくるから・・・と
云って店を出た・・何処へ
行くともなくぶらりと
車を運転し友人の事務所で
雑談してレストランへ戻った
財布の中にはいつも
最低20万は入ってたけど
素直に10万出すと
20万・・て言われそうな
気もしたので下手な芝居を
演じてしまった・・・
友人から借りた封筒に
自分のお金10万入れて
PNKに渡した・・・
うっすらと泪ぐんだ目で
ケン棒を見つめ・・・
””ありがとう・・・・・””
そして・・大粒の泪が
黒い頬を濡らした・・・・・・・
本当のところPNKの話は
半信半疑で聞いていた
でも・・一夜限りの
コタツの思い出・・・
自分から望んだことでは
なかったけれど
これできれいに終わるなら
幸運だと思うケン棒だった・・・
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