ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

10月18日(木)心が切ない想い出の女


ぐっすり良い眠りをもたらせて

いただいた本日・・・


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目覚めた朝はきれいな

空と海が広がる


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南国らしいリロアンセブー


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指を折って数えてみたら

9時間も寝ていた極楽爺

午前2時から11時まで

オシッコタイムが1回・・

もう少しで永眠になりそうだった

快適な目覚めだったけれど

なぜか朝の起きがけ

腰が痛くそ~っと斜めに

一回転してベッドから降りる

寝てる姿が脊柱管に

負担がかかるのだろうか・・

起きてる時はさほど

痛みを感じなく

日常生活もゴルフにも
(シップや腰痛ベルトをしてる)

さほど影響ないのだけれど・・・

人に寄って症状の現れ方が

千差万別なのかも知れない

この程度なら生きてる甲斐も

あろうと言うもの・・・

もしも・・立ち上がれなくなったら

どうしようと思うのだが

ほふく前進でのゴルフ

辛すぎる気もする

最後の手段は車椅子で

ゴルフ続行~~?

やれるところまでやらなきゃ

せっかく授かった命と

レンタル中の老い盛りの肉体

朽ち果てるまで

使いこなさなければ

貸主のお天道様に

申し訳が立たない・・・


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大事に使うじょ~~~

足の先から頭のてっぺんまで

たとえツルッパゲであろうとも

髪はなくても神がある

次の世へ行ったら密林のように

豊富な髪を与えてやると

おっしゃったわだすの神様

この世では単なる困窮邦人の

ハゲだけどあの世へ

行った暁には・・・

誠の髪様に君臨する

ハゲに悩む中高年諸君へ告ぐ

未来のわだす髪様に

心を込めて祈るなら

君達ハゲの悩みを

解決して進ぜよう

信ずるものは生えてくる

とは云うものの地球消滅まで

わだすも消滅しないと思うから

諸君も長生きして頑張りたまえ!


       <ザ・コミックス放浪記>


ケン棒が芸人・商売人として

忙しく活躍していた頃

時々ふと頭をかすめる

女性がいた・・・・・・

それは最初新宿の

内外と言うヌード劇場で

初めて会ったHRM姉さん

ケン坊16歳の時だった

雑役兼役者見習い・・

HRM姉さんは

花形ストリッパーとして

活躍していた・一方ケン坊は

舞台シューズを磨いたり

洗濯・用事を引き受けたり

して幾ばくかの小遣いを

もらいやりくり・・下積みの

華々しい活躍をしてた頃

先輩達からは名前も呼ばれず

坊や~と言われこき使われた

そんな時代から数年経った

ある日浅草の六区街にある

浅草座というストリップ劇場へ

ある人の紹介でお世話に

なる事になったら

偶然か必然かは知らないけど

新宿にいた憧れの

HRM姉さんが花形ストリッパー

として出演していた・・・・・

浅草座では少し大人に見られ

呼び名は坊やじゃなく

先輩役者からはケン坊と

呼ばれ・・それでもワンランク

上がったような気がして

嬉しかった・・・・・・・

その頃トルコ風呂の女性と

別れ話が持ち上がっていて

生活のためもあり

必死にHRM姉さんを口説いた

金なしケン坊の必死さが実り

姉さんのアパートへ

転がり込み同棲生活を

始めたけど新宿時代とは違い

掃除、洗濯、炊事、すべて

姉さんが面倒見てくれて

立派なヒモ生活になった

外見とは裏腹に家庭的で

優しい女性だった姉さん・・

寝ションベン垂れの

タコ八郎を嫌な顔もせず

泊めてくれて2回も

大寝ションベンを垂れられ

敷布団・畳・下の板まで

染みとおる人災にも

関わらず何事もなかったように

始末してくれる優しい姉さん

そんな姉さんとも

2年余り続いた同棲生活が

終わりになりケン坊の方から

部屋を出て行く形になり

世話になりっぱなしの

負い目もあって心苦しく

いつも頭に残っていた

2年前・姉さんの部屋へ

転がりこもうとしたある日

姉さんの老いた母親が

浅草座を訪ねてきて

ケン坊に別れて欲しいと

云った・・歳の離れた

若い男を警戒したのだろう・・・

切々と諭されたケン坊に

返す言葉はなかった・・

今思えば責任の持てない

交際はやめて欲しいと

云いたかったに違いない

そんな深読みなど

できなかった青二才

無責任にも一言・・

””愛しています””

それが老いた母親への

虚しい言葉・・・・・・・・

無言で帰って行った母・・

淋しそうな後姿が

40数年経った今でも

切なく眼に映る・・・・・・・・・・・

姉さんの酒乱気味の

酒依存症も・・今思えば

仕事やケン坊の不安定さが

原因だったような気がする・・

別れて半年ちょいと経った頃

酔った勢いで夜中に

電話してみた・・・

””元気でいるの・・?””

すると眠そうな声をだし・・

””心配しないで元気だから・・””

そして姉さんは云った・・・

””今パン屋の職人さんと
   一緒に住んでるの・・・””

と云ったので慌てて

””ゴメンネ元気で・・・””

と電話を切ったのが

HRM姉さんとの最後になった

一人ぼっちじゃなかった姉さんに

ほんの少し救われた気持ちに

なったけれど・・姉さんの

老いた母親の後ろ姿を

思い出すたび心が

切ないケン棒だった・・・

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