ウワ～オ～真夏日見てえな
快晴～快精～
身も心も洗われるような
すっきりした南国の天気
寝ぼけた脳みそも
窓を開けた瞬間全開～～～
心は十代～～～
白い野バラを～捧げる僕に～君の瞳が～明るく笑う～いつも心に～ふたりの胸に～夢を飾ろう～きれいな夢を～美しい十代～ああ十代～抱いて生きよう～幸せの花～十代の花だった三田明・・・
今では押しも押されもせぬ７１歳
歌は世につれ世は歌につれ
近頃の歌はさっぱりわからないし
興味もない・・たまに聴いても
心に響かネエ・・・
やっぱし歌っこは岸壁の母
目ン無い千鳥・・人生劇場だべ？
知ってっか？青ケツども・・・
波際爺はオメーラに
歩み寄る気持ちなんて
一切持ち合わせてネエ～～
時代の流行廃りなんざ～
コロコロ変わるもの
そんな表面的なあぶくに
いちいち踊らされるほど
退屈な人生もしてねえし
爺にゃあ爺の新たな
発見が山ほどある
わざわざ忙しいふりなど
せずともゆっくりじっくり
人生を味わうつもりだ
青ケツにゃあわかるめえ
熟れた爺の生き様が
羨ましいってが？
真っ平御免だってが～？
こらまった失礼いたしやした！
１０月最後の水曜日・・
友人TKSちゃんラストゴルフデー
お久しぶりのダナオゴルフ
７０代が二人・・もうすぐ
７０代に近づく三人・・
されど・・気力、体力、色力
旺盛・・青ケツどもを凌駕している
””おらーイスラム過激派じゃねえよ””
””たいして変んねえな・・””
””肺がん手術から２年
生きるぞー後５０年・・””
””彼女のために頑張るじょー
次の次の元号変るまで””
それぞれ夢の多い爺様連合
スコアの数は歳に比例確実に
増えているけど・・そこは
年期の入った爺様たち
ボケたふりしてスコアのごまかし
ハザードやバンカーから
弱った足でフェアーウエーに
ボールを蹴飛ばし・・・
ベストポジションをキープ
空振りも練習のふりをして
２度打ちはよろめいたふり・・
熱中症も効果的に使う
厚顔ふてぶてしく
そんな堂々としたゴルフを
いつかはやって見てえと
思う時もある・・・・・・・
ガハハハハハ～～～～～
ダナオでの華麗なるゴルフを
思い浮かべながら・・・
眺める波際のきれいな景色
ほんとに夏がやってきた見てえ～！
カモテス島から吹き出る水蒸気
雲となりやがては雨で戻ってくる
自然界は輪廻転生で成り立っている
＜ザ・コミックス放浪記＞
駅前喫茶に２時間ほど
粘ってただろうか・・・
こみ上げる熱い話に
夢中な二人・・
あっという間の時間だった
男と逃避行のYOK・・・
ケン棒を嫌って姿を
消したのではなく・・
女房がいるケン棒への
嫉妬心と結婚と言う
甘い言葉に乗ってしまった
私が悪い・・こんな裏切りを
許してくれると言ったケンちゃん
””本当にごめんなさい””と
泣きじゃくり謝るYOKに
戸惑いと哀れみさえ憶えた・・
涙でぐしゃぐしゃになった
YOKの顔はそれでも美しかった
テーブルを挟んでいたけれど
ケン棒の両足はしっかりと
YOKの足先を優しく包み
二人の心はひとつに
とけこむ無上の空間・・
それ以上YOKのいい訳を
必要としなかった・・・
言葉も要らない
過去も未来も頭になく
あるのは今・・たった今・・・
YOKに逢えただけで
なにもかも吹き飛び
喜びの中へ身も心も投げ出した
やがて二人は言葉を
交わすこともなく
ホテルの一室へ
自然がなすまま消えて行った
言葉や活字で表すのも
困難な二人の情事・・・
男と女・・オスとメスをも越えた
凄まじい抱擁交わりに
二人は我を忘れて
異次元世界へ
逆境とはかくも
心を燃やすものか・・・
燃え尽きた心と肉体
しばしベッドから降りる気力も
失せ・・しばらくの間二人は
抱き合ったまま無限の世界を
漂い続け・・・・・・・・・
ふと気がつき目を開けたら
横には笑顔のYOKがいた
数分間眠りこけてたようだ
再び抱き合う二人に
無情な時間がやってきて・・
２～３日中に引っ越して
来たいと云うYOKに
喜びと不安が・・・
交差するケン棒だった・・・・・
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