ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

1月30日(水)裏口に立ってたYUK


曇り空のリロアン波際

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風は昨日ほど強烈ではないが

まだまだ南国の風は

しつこく吹き続けている


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荒れるシーズンと言えば

それまでだけど・・

たまにゃあー休めよ・・・


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バカのひとつ覚えじゃあるまいし

今朝のダナオは

穏やかな曇り空・・


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ゴルフするにはもってこい

今日はゲストも交じり

2組のゴルフパーティー

ちじんだ身体を伸ばしてくるか

風が弱いと迫力不足

腰巻・ふんどし・さるまた軍団


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さ~てとドラム缶風呂入り

腰痛あっため・ロキソ二ン・・


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腰痛ベルトでタガの緩んだ

腰骨ガッツリ固め

いざ出陣しよう・・・

””あんまり無理すんなヨ~


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””無理が通れば道理が引っ込む””


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””やるからには少しでも稼いで来いよ””


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””稼いだ金でヨーグルト
  買ってきてくれる?””


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そんなわけで今日のゴルフは

テオンのヨーグルト代を

稼がなければならない

重大な責任がある・・・

老骨にムチ打ち自らを

叱咤激励・・良いゲームを

しなければと思うけれど

人生と同じで頑張れど・・

頑張れど・・ツキに見放され

ダメな日もあれば・・さほど

努力もしないのにやること

なすこと・良い方へ良い方へと

転がることもある・・・

体調の良し悪し以上に

自然との一体感が

大事なのかも知れない・・

などと思いつつ3ホールで

地雷を踏み大たたき

最終ホールタカビーの

逆転サヨナラパー・・・で


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優勝をさらわれてしまい

テオン・・ゴメンネ~~~

今日はヨーグルトな~~い!

””こんなに美しいフォーム
  で頑張ったのに・・・・・・””


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        <ザ・コミックス放浪記>


日曜日はお見舞いに

来てくれた人たちでいっぱい

励ましと激励の言葉に

涙が出るほど感激してしまった

怪我の苦しさなんか

どこかへ吹っ飛び

清々しい気持ちのケン棒

悔いる心はなかった・・・

一昨日・・秘密の女性YUKに

電話で月曜日の夕方

病院の裏口への行きかたを

教えておいたけど・・・

ちゃんと来てくれるのか

少し心配もあった・・・

9時の消灯なのに

彼女の顔が頭に浮かび

その晩もすぐには寝付けず

悶々と時間だけが過ぎていった

そのうち昼の疲れもあったのか

いつの間にか夢心地・・・

やがて朝日と共に

明るくなった病室には

希望で胸いっぱいの

ケン棒が一刻も早く

夕方の来るのを

待ち焦がれていた

新潟の奥さんは家で

久しぶりに子供とリラックス

今日来てくれる予定は

二人だった・・午前中電話をして

夕方少し取り込んでいるので

早めに来てくれるように

お願いしたら・・お昼頃

行けると思うから・お大事に~

良かった~と胸をなでおろす

ケン棒だった・・・・・

不意に来てくれる人も

いるので油断はできない

顔に包帯を巻かれたまま

胴体は血が混じった

包帯でぐるぐる巻き

少し疲れた顔を見せれば

早めに帰ってくれるかも

知れないとも期待した・・・

事実元気に振舞ってる

ように見えるけど

臓物縫って未だ一週間

トイレに行くのも真っ直ぐ

立てず前かがみでゆっくり

歩いていく・・腹の真ん中

切り開き飛び出た臓物

中へ戻し六ヶ所も縫い繕い

切り開いた腹も縫い合わせ

たのだから・・一週間で

治るわけもない・・・・・・

お昼に来てくれた仲間は

気を利かせ一時間もしないうち

またゆっくり顔をだすからと

云って御いとましてくれ・・

午後には妹が一人だけだったので

4時前に帰ってもらい・・

後はいよいよ・・YUKを

待つのみとなった・・・・・・・

電話で””心配してたあ・・・!””

と・・泣き叫ばれたあの声が

ケン棒の頭の中を駆け巡る

裏口を教えたのは良いけれど

それからどうしたら良いのか・・

他の人たちや看護婦・・・

先生たちに見られるのも

危険がいっぱい・・・・・

悩んでる間に時間は過ぎ行き

5時ちょっと前・・そろりと

裏口へ行ってみたら・・

そこには・・隠れるように

立ちすくんでる

YUKの姿が・・・・・・・・

ケン棒を見るなり声にならず

大粒の涙がとめどなく

流れ落ち後ろを向き

泣き崩れるYUKだった・・・

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