深夜しばらくぶりで
雨にやられたチロリン村
ちょうど好い加減の涼しさで
たっぷり安眠をむさぼってしまった
雨の足跡があちらこちらに
残るリロアン波際・・・
ヌウ～っと浮かぶダナオの山々
湾内のあたり一面も
雨の置き土産が空に海にと
散らばっている・・・
黒い雲と霧も発生写真で見た
遠いアフリカのビクトリア湖にも
似ている・・ウガンダ・タンザニア
ケニア・の３カ国にまたがる
広大なアフリカ最大の面積
そこには１００近い島々が
浮かんでると言う・・・
淡水湖だがまるで海のよう・・
毎年５千人の命が失われ
世界一危険な湖と言われている
原因は変わりやすい天候と
未発達のインフラ・・・
赤道直下なので水温が高く
嵐が発生しやすいらしい
ビクトリア湖一度体験したい
と思うけど・・接してる３カ国
ウガンダ・ケニア・タンザニア・
超先進国みたいだから
無事戻れる保障は限りなく低い
リロアンの海で我慢しよう・・・
チロリン村前通りは
女学生達の通学路だし
眺めてるだけで心は高校三年生
赤い夕日が～校舎をそめて～ニレの木陰に～弾む声～あああ～～高校三年生～僕ら離れ離れに～なろうとも～クラス仲間は～いつまでも～リロアンの海での死亡事故
ほとんど聞いた事がない
チロリン村は安全村
ノーベル平和賞候補
世界の貧乏民族に幸あれ・・・
””わたしたちも応援してるネエ～～””
＜ザ・コミックス放浪記＞
霊山村からはるばる見舞いに
来てくれた身体障害者だけど
不死身の父ちゃん・・・
せがれケン棒に残していった
言葉は・・あいつが出所したら
機を見計らい刺し殺せ
お前は大した罪には問われない
父ちゃんの言葉にさほど
違和感もなくそんな場面が
きたら・・ほんとに殺ってやる
本気で思ったケン棒・・・
夜の商売を手広く展開
仲間も大勢いる地元から
いなくなるわけにはいかない
一方ヤクザ軍団も地元
縄張りを離れるわけもない
警察は入院中３度見舞いに
来てくれて・・・
やつらを徹底的に取り締まり
店の下にあった支部事務所も
閉鎖に追い込んだ・・
だけど・・・退院後は強引な
対立はしないでほしい
今度また事件が起きたら
我々にも責任が出てくる
取り締まりは以前にもまして
厳しくするので事をあまり
荒立てずなにかあったらすぐ
我々に知らせてほしい
こんなことを言われてケン棒は
官僚の世界ってあまりガチンコの
白黒なんて望んでない・・
自分たちの成績が無難に
あがればそれでいいんだ
そんなことも思ってしまった・・
当時ヤクザを専門に対処する
刑事部を○暴と呼んでいた
今も一緒だと思うけど・・・
その○暴刑事の話では
徹底的な取締りをしたそうだ
以前事務所取締りの
現場を見たことがある
””おい～○○ドア開けろ～～””
””○○警察だ～～””
””無・・無・・無・・””
””さっさと開けろこの野郎～～””
ドアをバンバン蹴飛ばしていた
○暴刑事５人どっちがヤクザで
警察か迷ってしまった事がある・・・
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