ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

3月3日(日)別れの朝


ほんのり晴れたチロリン村



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平和な日曜日の朝

ローカル族は今日も

元気に自然と戯れている



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日本も昔は夏になれば

猫も杓子も海へ海へと

海水浴を楽しんだものだけど

近年海水浴を楽しむ人は

めっきり少なく・・かつて

賑わいを見せた海の家など

過疎地のように寂しくなったらしい

時代と共に人々の生活様式も

少しずつ変わっていくのは

世の定め・・少子高齢化の

影響もあり、このところの

変わりようは尋常ではない

高齢者が海で遊ばないのは

理解できるけれど若者も

海離れしている・・・

インターネットが普及した

今の時代・・家にいながらにして

様々な楽しみ方や買い物・・

ネットを通じての交友も

盛んに行われてる現在

社会を動かす中心的役割が

インターネットの時代なのだろう

セブも以前は特に日本人の

観光客にとって観光ガイドは

必須の条件だったが

今ではインターネットが

ほとんど全てを解決してくれて

観光ガイドはあがったり・・・

数えるほどしかいなくなった

便利になった反面

味気なさもある・・

これからの時代スマホや

SNSを使いこなせぬ人間は

不便な時代を迎えることに

なるのだろう・・・

遅まきながらわだすも

初心に返り少しずつ

勉強したいと思ってるところ

でなければ・・千年先まで

人生するのが難しくなってくる


       <ザ・コミックス放浪記>


元奥さんは義理兄の紹介で

知り合いの食品会社で

運転手として働いていた

子供がいるので正社員ではなく

アルバイト的に時間を

自由にしてもらっていたらしい

給料は安いと言ってたけど

毎月15万円を仕送りして

くれるのと母子手当てもあり

生活に不自由はないと

明るく笑って話す元奥さん・・・

近くには兄弟姉妹・親戚もいて

寂しくない・・心配しないで~

””それよりパパの方が
  心配だけど大丈夫?””

””俺は男・・心配ない・・・””

””すぐ強がり云うんだから・・・
  お金必要なときは云ってね
  わたしには2千万あるの
  いつでも融資するからへへ~””

冗談も撒き散らす元奥さん・・

相変わらず欲の無い人に

ホッと胸をなでおろすケン棒

かなりの酒を飲んだのに

なかなか寝つきが悪いその日

それでも4~5時間寝たのだろうか

朝7時に起こされ朝食を

いただき草加へ戻るのだけど

食事中元奥さんがボソッと

漏らした言葉が心をくすぐった

””パパあんな大金ほんとにいいの?
  毎月もらってるのに悪いみたい
  でもパパだからしてくれるのよねえ
  普通のサラリーマンじゃ
  できないもんねパパありがとう””

反省三昧のケン棒が逆に

褒められ励まされたみたいになり

返す言葉もなかった・・・

金では代えられないもっと

大事なものを失ったであろう

元奥さんの言葉は

ケン棒の心を揺さぶり

この先どんなに落ちぶれようと

この人だけには迷惑

かけられないと心底思い

いよいよ別れのときがやって来た

””じゃあ子供は頼むなあ””

””任せて~時間がある時は
  いつでも遊びに来てねえ””

再び18号線の長い道程を

引き返すのだった・・・

母と娘の楽しそうな屈託のない

生活を見たケン棒・・

離婚は正解だったかも

知れないと思った

いつ家に帰ってくるかも

わからぬわがまま亭主と

一緒にいるより今の方が

ずっと幸せそうなふたり

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