ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

5月28日(火)補食5日間を終え本断食突入


一週間以上も続いてた
半端なぼんやり天気

それにひきかえ
今日の空は

見上げたもんだよ
屋根やのふんどし

リロアン地方は快晴だ~
真夏が戻って来たように

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それとも最後の抵抗か
5月の末日を持って
乾季は終わりを告げ

6月から11月まで
暦の上では雨季となる

そろそろ風向きも
変わってくるはず

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リロアン波際・・・・・・・
クインエリザベス号の

後ろ陽炎のように
たたずむレイテの山々

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お久しぶりです
カモテスちゃん~~

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久しぶりに~手を引いて~
親子で歩ける~嬉しさに~

小さい頃が~浮かんできますよ~
おっ母さん~ここがここが~

二重橋~記念の写真を~
とりましょね~

60年前島倉千代子さんは
20歳の頃・・若かった~~~

この世を去って早6年
あの世では未だ6歳・・
若~~~い~~~

数え切れないほどの
ヒット曲を出したお千代さん

ザ・コミックス現役時代
東北線グリーン車の中で

楽しい会話をさせて貰った
ことを今でも鮮明に覚えている

大スターなのに気取る
こともなく自分の身の上話を
いっぱいしてくれた・・・

阪神タイガースの4番バッター
だった藤本さんとの
結婚時代の事が気になり

なにげに聞いてみたら
飾ることなく話してくれて

一番苦労したのは
金銭面かな~と・・・

性生活は聞かなかった
笑顔を絶やさず優しく

幾つになっても清純さを
失わずテレビや舞台で
見るのと同じ印象・・・

島倉さんのような芸能人は
珍しい存在・・泉ピンコや
和田アキ子のような

可愛げのない芸能人は
掃いて捨てるほどいた

ザ・コミックスも可愛げの
なさでは右に出るものは

いなかった・・島倉さん
いい思い出をありがとう

      <ザ・コミックス放浪記>

最後の断食補食・・
米のとぎ汁みたいな

夕食をなめるように
そっとちびりちびり~

茶碗の中の量を一飲み
するごとに確かめながら
飲み干した・・・・・・

たとえどんなものでも
わずかであっても・・

口にする物があるのは
ほんとに救いだ・・・

この五日間腹っぺらしの
毎日少しのおかゆでも

食事の時間が来るのを
心待ちするほど楽しみ

だったけれど明日からは
その楽しみもない・・・

グズグズと眠れぬ夜を
過ごし・・楽しみのない

朝を迎えた・もちろん
腹はぺこぺこ・・・・・・・

ふらつく足取りで
玄関の外・・井戸ポンプを

一こぎ・・出てきた水に
口を当てゴクリゴクリと

飲んだ・水道水とは違い
自然の味と香りが

わずかに感じられ
美味しかったけれど

飯の代わりには程遠く
腹の足しにはならず・・

何でも良いから
食いた~~~いと

心の中で叫んだ・・・
未だ本断食1日目なのに

瞑想中も頭の中には
食い物が次から次へと

浮かんでは消え
消えては浮かび

流れ行く食い物たち・・
ただひたすら食いたかった

塩をかけられたナメクジの
ようにぐったりした身体・・

飢えを井戸ポンプの水で
凌ごうと飲むが満たされる

事はなく・・弱った身体に
ラーメン・納豆・握り飯が

頭の中を変わらず
ぐるぐる回転するばかり

やがて夕闇が迫り来て
飢えの1日が終わるころ

夜中に吐き気をもようし
トイレに数回通ったけど・・

食ってないので
吐くものもない・・

胃液が少し垂れるだけ
苦しい6日目が幕を閉じ

7日目の朝が来た・・
先生が部屋に入ってきて

””大丈夫か?””
と聞くので・・・

””ダメです””
と答えた・・・

””なにがダメなんだ?””

””夜中に吐き気で
 眠れませんでした””
と答えたら・・・

””それは断食の良い経過だ
  喜んで我慢しなさい・・””

苦しくて素直に
喜べなかったが

ハイと答えるしか
選択肢がなく・・
半病人のケン棒・・・

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