ザ・コミックス@セブ

元お笑い芸人(ザ・コミックス)リーダーのセブ島リロアン、旅の宿チロリン宿と波際食堂の独り言。

3月29日(日)

あちちちち~~~~~~~~

初夏もどうやら終わりに近づき

本格的な夏本番になってきた

リロアン・・セブー

 

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やたら日差しも強く室温も

ぐっとあがってきた・・・

 

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くたびれた老体からじわりじわり

汗がにじみ出てくる

ただじっと座ってるだけでセンサーが

身体の熱調整をしてくれてるのだろう

わだすが指示してるわけでもない

この肉体はわだすのものであって

わだす自身ではない・・・

もし肉体がわだす自身であるならば

わだすの意思でどうにでもなるはずだ

しかし実際には寝るも起きるも

じぶんの自由意志じゃない

病気になりたくないと思っても

なるときにはなる・・

肉体が本当に自分のものであるならば

自分でコントロールできるはず

けれど・・肝心の命さえも自分で

どうにも出来ぬ、やはり人間は

人間以外・大自然界のなにものかに

創造され生かされてると云った方が

真実に近いようだ・・・

仏教では人間、本来無我であると

説かれているが・・他に生かされ

生きてるという現実を思うとき

そうかも知れないと納得させられる

あまりこだわる気もないけれど

素直に大自然界に手を合わすことは

理にかない大事なことではあると思う

青ケツや石頭にゃあ理解不能だろうが

生と死の狭間になって初めてわかるだろう

生死は紙の裏表・・生死一如・・

生きることに意味があるわけじゃない

生きてるからこそ意味がある

わだすにはどっちでもいい

♪焔のように~♪燃えようよ~♪

♪恋をするなら~♪愛するならば~♪

♪夜はバラ色~♪夜明けもバラ色~♪

♪今日も明日も~♪あさっても~♪

♪焔のように~♪燃えようよ~♪

♪恋をするなら~♪愛するならば~♪

橋幸夫・舟木一夫・西郷輝彦・

御三家と云われた頃がつい昨日のようだ

変人アメリカ爺さんの同居人

 

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ジーナちゃん・・毎日家の周りの

草花に優しく水を散水して

波際までも掃き清めてくれる

 

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働き者で心優しいフイリピーナ・・

いいね~いいね~いいね~

いつもありがとう~~~

お礼に真っ赤に燃えた夕焼け雲を

 

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プレゼント・・そのうち五百万円も

あげようかなあ~?宝くじが

当たったらの話だけど・・・

 

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夕焼け雲が消えた数時間後の

深夜12時リロアンもいよいよ

ラックダウンがスタートする・・

チロリン村から一歩も出られぬ

波際爺・・年寄りだから

薬買いに行くのもジョビーが

サインしたペーパーを持たなければ

外出できない、主従関係が逆に

なったみたいで変な気持ちだ

こんな生活が一ヶ月も続くの?

助けで~~~~~~~~~~!

 

<ザ・コミックス放浪記>

 

タレントとの打ち合わせを終えて

マニラの森山加代子ジェニーが

働いてるデルピラールSTにある

埃で薄汚れた小さなバーに向かったが

時間は未だ午後7時少し早いので

日本人の友達よっちゃんが経営する

6畳間ほどしかないカウンターバーへ

寄ってみた・・彼とは時々ルネタパークの

隣・イントラムロス、ゴルフコースで

運動代わりに時間があれば行っていた

城壁跡の周りをぐるりと回る

短いショートコースだったけど

プレーヤーも多くなく近くて便利な

アイアンの練習にはもってこいの

面白い好きな遊び場だった・・・

しかし川が近いため雨季には溢れた

川の水がコースに流れ込み度々中止に

なることもあったが乾季は絶好調

大いに楽しませてもらった・・・

そのよっちゃんだけど下腹の具合が

どうも調子悪いというのである日

ロビンソンの一階マニラクリニックに

医者嫌いの彼を強制的に連れて行ったら

目を疑うようなきれいな女医さん

見とれるケン棒をしり目に早速彼に

問診を始めた・・彼は下腹が時々痛く

便秘気味だといったらその場ですぐ

ズボンと下着を脱がせうつ伏せに

させ・・右手に薄いゴム手袋を

さっとつけ間髪いれずによっちゃんの

ケツの穴へ手際良く挿入・・・

イテテテテ~~~~うめく彼を

気にする様子もなくグイグイと

掻き回し・・冷静な口調で言った

””少し腫れてるようだけど・・

大したことないから薬を飲めば

大丈夫・・心配ない・・・””

自信ありげにそう云って処方箋を

出してくれた、医者の診察をうけ

喜んでいた安心顔のよっちゃん

ところが、その一週間後の夜

強烈な腹痛に見舞われ救急病棟へ

運ばれ検査の結果大腸癌の宣告を受け

今すぐ手術をすれば命は助かるが

このままなら命の保障はしかねると

云われ思い切って手術を決断・・

しかし術後一ヶ月経っても痛みは

中々おさまらずたまらなくなり

日本へ帰り再検査の結果・・医者に

云われた・・””誰が手術したかしらないけど

ひどい手術をしたものだ・・これなら

しない方が良かった・・・””と云われ

再手術となったけど、それから3ヶ月も

持たずに彼はあの世の人となった

かわいそう過ぎたよっちゃん・・・

マニラでの手術も手術だったけれど

マニラクリニックの女医さんの診察

よっちゃんのケツの穴へ指入れて

掻き回しただけで大したことない

薬を飲めば大丈夫、心配ない・・・

あの診察はなんだったの?

かえすがえすも可哀想だった

マニラのよっちゃん・・そんな

思い出があるよっちゃんの

カウンターバーには寂しげな顔した

よっちゃんのマニラ妻シエリーが

誰もいないカウンターにポツリと

座っていた、思い出を語り合いながら

グラスを傾けたシエリーとケン棒

1時間以上その場には辛くて居られず

励まし金を置いて店を出た・・・

泣きながらお礼を言うシエリー

5~6歳年上だった姉さん女房

お世辞にもきれいとは

言えなかったけれど愛する

男を失ったおばさんシエリー

お客さんもいなく間もなく

店を閉店し何処へ行ったか

行方も知れず・・その日が

最後の別れとなった・・・

不運な男女の人生だったけど

もっともっと不運な人々が

この世には大勢いるはず・・

そう思ってケン棒は自分の心に

折り合いをつけ同情と感謝で

涙が溢れていた・・・・・

よっちゃんバーからは5~6分

のところがジェニーの職場・・

気持ちを入れ替えゆっくり歩いて

ドアを開けた・・昨日と同じく

ステージの隅で隠れるように

踊っていたジェニーケン棒の顔を

見るや否やさっとステージを駆け下り

はにかむように笑顔をつくるジェニー

気のせいか昨日よりずっと大人に見える

ネオン街には嘘つき女性も珍しくないのに

””待ってる~””と云った言葉通り

正直に待っててくれたのが

とてもうれしかったケン棒・・

よっちゃんバーで心がめげてた

せいもあり急に世界が明るくなって

ジェニーが天使に見えてきた・・・

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